群馬県教育委員会は2025年10月22日、2025年度第1回「中学校等卒業見込者進路希望調査」の結果を公表した。県内公立高校の全日制・フレックススクールの進学希望者は1万1,375人で、倍率は1.02倍。学校・学科別の希望倍率は、勢多農林(動物科学・応用動物)2.50倍がもっとも高かった。 中学校等卒業見込者進路希望調査は、2026年3月に県内の国公私立中学校および特別支援学校中学部を卒業する見込みの生徒が対象。第1回調査では、10月1日現在の進路希望状況を調べた。 調査結果によると、群馬県公立高校全日制とフレックススクール計63校への進学希望者は、募集定員1万1,153人に対し、希望者は1万1,375人で倍率は1.02倍(前年度比0.03ポイント減)となった。 学校・学科別で倍率をみると、もっとも倍率が高かったのは勢多農林(動物科学・応用動物)で2.50倍。ついで高崎経済大学附属(普通)が1.95倍、高崎工業(建築)1.80倍、大泉(普通)1.75倍、高崎工業(情報技術)1.68倍、桐生(理数)1.66倍、高崎工業(機械)1.65倍、西邑楽(普通)1.57倍。 そのほかのおもな学校・学科は、前橋(普通)1.06倍、高崎(普通)1.31倍、前橋女子(普通)1.06倍、高崎女子(普通)1.05倍、太田(普通)1.01倍、桐生(普通)1.49倍など。 2026年度群馬県立高等学校入学者選抜は、全日制課程選抜・フレックススクール選抜・定時制課程選抜・連携型選抜について、出願を2026年1月5日~30日、第1回志願先変更を2月3日・4日、第2回志願先変更を2月6日~10日に受け付ける。学力検査などは2月19日・20日(追検査は2月26日)に実施する。合格者発表は3月4日。