【モデルプレス=2025/10/09】女優の高石あかり(※「高」は正式には「はしごだか」)が主演を務める連続テレビ小説「ばけばけ」(NHK総合・毎週月~土あさ8時~ほか)の第9話が、9日に放送された。主人公・松野トキ(高石)の父・司之介(岡部たかし)のシーンに反響が集まっている。<※ネタバレあり>【写真】「ばけばけ」衝撃的なトキの父・司之介(岡部たかし)の散切り頭◆高石あかり主演朝ドラ「ばけばけ」朝ドラ第113作目となる本作は、松江の没落士族の娘・小泉セツと外国人の夫・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)をモデルに、西洋化で急速に時代が移り変わっていく明治日本の中で埋もれていった人々を描く。「怪談」を愛し、外国人の夫と共に、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の物語。主人公・松野トキを高石、トキの夫・ヘブンをトミー・バストウが演じる。◆「ばけばけ」トキ(高石あかり)、2度目のお見合いをするトキの初めてのお見合いは、司之介と祖父・勘右衛門(小日向文世)が時代の変化に背を向け、いまだに武士であることへの誇りを守っていることが原因で破談になってしまう。報告を聞いたトキは、そんな2人に対して武士でいるのは構わないが、人のためになって人に好かれ、人を幸せにする武士でいてほしいと言い、それができないのならせめて人に迷惑をかけないでほしいと責めた。そして訪れた2度目のお見合いの日、朝から姿のなかった司之介が、理髪店で武士の魂である髷を切って現れた。その衝撃的な姿に勘右衛門は「辻斬りか!」と激しく動揺。司之介は自分なりに考え、トキの幸せを思って悩みに悩んだ末の決断だったと説明し、トキに「人を、おトキを幸せにする武士になろうと思う。これならよいじゃろう。落ち武者のようで不格好ではあるがな」と恥ずかしそうに伝えた。その後、司之介は土下座をして勘右衛門に謝り、勘右衛門も複雑な心境ながらトキのためだと受け入れた。しかし、司之介は来訪したお見合い相手の山根銀二郎(寛一郎)らの姿を見て「え?」と間抜けな声を漏らす。山根家は鳥取藩の元士族で武士の心を忘れておらず、髷を結っていたのだ。司之介は「切るんじゃなかった…」と激しく後悔し、崩れ落ちる。その姿に勘右衛門は「情けない…まさに落ち武者じゃ!」と声を上げ、仲人の雨清水傳(堤真一)も「申し訳ございません。うちの落ち武者が」と冗談を交えて触れた。銀二郎は堪えきれずに「ブフッ!」と吹き出し、その場にいた誰もがつられて笑った。◆「ばけばけ」X「落ち武者」トレンド入りの反響司之介の父親としての愛情と決断が胸を熱くした一方で、コミカルな要素もあり、視聴者からは「リアル落ち武者」「コント?」「落ち武者が視聴者も幸せにしてくれた」「お父さん最高」「笑って泣いて忙しい」「涙が吹き飛んだ」「コメディセンス爆発してる」「朝から反則」「吹き出さずにはいられなかった」などと反響が集まり、X(旧Twitter)では「落ち武者」がトレンド入りした。(modelpress編集部)情報:NHK【Not Sponsored 記事】