永作博美×大九明子監督で映画化『あきらめません!』石川県で撮影へ | NewsCafe

永作博美×大九明子監督で映画化『あきらめません!』石川県で撮影へ

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  • 「あきらめません!」書影(講談社文庫)
主演・永作博美、監督&脚本・大九明子で、誰もが直面する社会問題をユーモア溢れる筆致で描き、「老後の資金がありません」など多くのファンの支持を得る垣谷美雨による小説「あきらめません!」を映画化することが決定した。

主人公は、夫・幹夫の退社を機に夫の実家がある田舎に移住することを決めた霧島郁子。結婚して30年近く。共働きかつワンオペ育児を卒業し、2人の娘たちも独立し、親元を離れていった。

そこで、都会のマンションから念願の庭付き一戸建てに。悠々自適なセカンドライフを送るはずが、待っていたのは閉鎖的な地域社会のしがらみばかり。そんな郁子に目をつけた老齢の女性市議の後押しで市議会議員に立候補することになった郁子の運命は!?

原作は、人々が抱える身近な悩みをコミカルな視点で描き多くの人に共感を得ている垣谷美雨の同名小説(講談社文庫)。

主演は、『朝が来る』『八日目の蝉』などで日本アカデミー賞をはじめ数々の俳優賞を受賞し、近年は連続テレビ小説「舞い上がれ!」や「バニラな毎日」などドラマでも活躍する永作博美。

主人公・郁子を様々なキャリアを持ち、人気、実力ともに日本を代表する女優である永作が演じる。

そして監督は、どんなキャラクターにも愛情を込め、独特のおかしみを加えてスクリーンに送り出す大九明子。映画『勝手にふるえてろ』や『私をくいとめて』で数々の映画賞を受賞し、今年公開した『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』がロングランを記録し、高い評価を得ている。

カンヌ映画祭パルムドールとアカデミー賞作品賞をW受賞した『ANORA アノーラ』(ショーン・ベイカー監督)や、本国イタリアで600万人を動員し、その年の国内興行収入No.1に輝いた『ドマーニ!愛のことづて』(パオラ・コルテ監督)など、女性の立場をテーマにした映画は世界では相次いで制作され、高く評価されている。

いま、世界でホットなテーマである<女性の立場>について、オリジナリティ溢れる才能を持つ3者が集った本作では、年齢や性別をこえて、笑ってハッとするような新たな痛快エンタテインメント映画を目指していく。

映画は9月後半より石川県能美市・小松市を中心に撮影が開始される。
《シネマカフェ編集部》

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