桐朋中学校・桐朋高等学校は2025年7月、2026年度(令和8年度)以降の中学入試についての変更点を発表した。2026年度入試から入学定員を変更し、中学校の1学年定員を252人から240人とする。生徒ひとりひとりにより多くの時間をあて、学習指導の向上を目指すねらい。 桐朋中学校は2026年度入試より、中学校の1学年の定員を従来の252人から240人へと変更。クラス定員を2人程度減らすという。これにより、生徒ひとりひとりにより多くの時間をあて、個別対応や学習指導の質の向上を目指す。 入学定員の変更にともない、募集人員は併設している小学校2校からの内部進学者約70人を除き、約170人となる。入試別の募集人員は、2月1日実施の第1回入試が約110人、2月2日実施の第2回入試が約60人で、前年度と比べると第1回の募集人員が約10人減となる。詳細については、2026年度生徒募集要項で確認できる。 桐朋中学校の発表情報によると、2025年度中学入試の応募者数は、第1回が402人、第2回が677人、延べ1,079人。両回出願者は277人となり、前年度(2024年度)入試より64人増加。合格者は第1回が148人、第2回が234人だった。