INI高塚大夢が考える“かわいい”への解釈 デビュー後に感じたギャップ経て「ありのままを認めてあげられる言葉」に【「北くんシェア」インタビュー】 | NewsCafe

INI高塚大夢が考える“かわいい”への解釈 デビュー後に感じたギャップ経て「ありのままを認めてあげられる言葉」に【「北くんシェア」インタビュー】

芸能 モデルプレス/ent/wide/show3
モデルプレスのインタビューに応じた高塚大夢(C)モデルプレス
【モデルプレス=2025/07/01】INI(アイエヌアイ)の高塚大夢(たかつか・ひろむ※「高」は正式にははしごだか/26)にインタビュー。カンテレ・フジテレビ系ドラマ「北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。」(7月1日よる11時~スタート)で初の民放連続ドラマレギュラー出演を果たす彼が語る、本田翼演じる主人公の同僚看護師役という新境地への想い。以前は「かっこいい」と言われたい気持ちがあったことを経た、「かわいい」という声への心境とは。「もしも四角関係に陥ったら?」そんなシチュエーションへの対応方法も明かしてもらった。

【写真】高塚大夢が思うINIの天使的存在

◆本田翼主演「北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。」

老若男女問わず、全ての人を虜にする不思議な魅力を持った“ナチュラルボーン天使の北くん”こと、真中北(岩瀬洋志)に恋をした、看護師の浅田南(本田)、パン屋の店員・比留間東子(志田未来)、書店員の西野悠(増子敦貴)の3人が、これ以上恋のライバルを増やすまいと北くんの愛を3等分ずつシェアする「33%の会」を結成。北くんと4人での同棲生活を送るというシェアラブコメディー。原作は榊こつぶ氏の同名人気漫画で、月刊漫画誌「JOUR」で連載中。高塚は南が勤務する病院の同僚で後輩の看護師・松宮直を演じる。

◆INI高塚大夢、ドラマ単独初出演「メラメラでした」

― オファーをもらったときはいかがでしたか?

高塚:単独でドラマに出演させていただくのは初めてということで、ずっといつかまたお芝居ができたらいいなということは話していたので、こうして実際に決まって嬉しかったです。マネージャーさんだったり、スタッフさんもすごく喜んでくださって。忙しい中ではありますが、よりその分気合が入って、すごく燃えて、メラメラしていました。メラメラな役ではないんですが、僕の心はメラメラでした(笑)。

◆INI高塚大夢、メンバーから愛あるイジりも

― メンバーの反応は?

高塚:すごく喜んでくれました。どのメンバーのときもそうなんですがマネージャーさんがサプライズみたいな感じで「発表があります」「お知らせがあります」と知らせてくれるので、みんな本当に喜んでくれるんです。なんて言ってたかな…僕がファンの方から「かわいい」と言われることが多くて、それもメンバーのみんなが知っているので、「北くんがかわいすぎて~」ですが「あれ。直くんはかわいくないの?」といじられたり、発表されてから、猫耳ヘアでステージに立ったことがあって「あれ?直くんも猫耳すんの?」「いや、直くんは猫耳にしないかな(笑)」みたいなやり取りがありました。

― メンバーの方の作品を観ることも多いですか?

高塚:観ます。僕は結構観るタイプで、今回僕は医療従事者の役ということで、以前尾崎匠海が演じた役※と通じる部分があるかな、と思っていたので、また観返しました。

※カンテレ・フジテレビ系「アンメット ある脳外科医の日記」(2024)で研修医役

― 尾崎さんからアドバイスはもらいましたか?

高塚:それはちょっと恥ずかしくて(笑)、自分の力で頑張ろうかなと思っています。でも、今回は匠海ともともと交流が深い方も出演していることもあって、すごく親近感を持って見守ってくれています。メンバーはコンテンツやライブがある度に、その人の役でいじることがあって、見守ってくれていることが多いです。

◆INI高塚大夢、メンバーの演技に刺激「すべてが新鮮な感覚」

― いつ頃から演技をやりたいと考えていたのでしょうか?

高塚:以前「君の花になる」(TBS系/2022)にメンバーと一緒に出演したんですが、そこでお芝居に初めて挑戦させていただいて、役になりきることに対して「楽しいな」という感覚がありました。匠海がドラマでお芝居をやっている姿にも同じメンバーとして刺激をもらっていたので、自分もいつか何かできたらいいなという気持ちが強かったんです。

― 実際にお芝居をしてみていかがですか?

高塚:やっぱりすごく楽しいです。INIとしての活動とはやっぱりまったく違うベクトルになるので、すべてが新鮮な感覚で台本を読むことも、役柄について想像することもすごく楽しくのめり込んでいました。

◆INI高塚大夢、男性看護師のSNSを通じて勉強

― 役作りで気をつけたことはありますか?

高塚:僕自身、直接看護師の方にお世話になった経験がなかったということもあって難しかったんですが、今回の役柄をきっかけにいろいろなことを知りたいと思って、男性看護師の方のSNSやYouTubeを結構見ました。そういう方の見た目や話し方と一緒に、どういう仕事をしているのかも知ることができて、まるで学生みたいな感覚で勉強していました。すごく楽しかったです。

― 監督からは、どんな風なキャラクターでやってほしいというリクエストはありました。

高塚:やっぱり「令和のイマドキ感」。作品自体が今っぽいスタイルということもあって、直という役はそのイマドキなイメージを引き上げるような役柄・今の時代を生きるZ世代のイメージで、と伝えていただきました。先輩の言うことを聞いて仕事もするけど、しっかり自分の芯はあってブレずに自立している感覚が見えるように演技をすることを心がけていました。そこは自分と直の少し違った部分でもあると思ったので、役に入る上での大事なポイントだと感じていました。

◆INI高塚大夢、撮影現場でのエピソード明かす

― 現場ではキャストのみなさんとどのようにコミュニケーションをとっていますか?

高塚:本田翼さんと小沢真珠さん(恩田和美役)のお二人と関わることが多いんですが、すごく気さくで、忙しない中でもその場を明るくしてくださる方々です。僕の役は生意気で冷めた性格なセリフが多いんですが、お芝居の面でどうしていいかわからない瞬間があると、たくさん話しかけてくださったり、より自然に演技ができるようなアドバイスをくださったり、すごく接しやすくて演技もすごいです。本田さんが盛大に医療器具をぶちまけるシーンがあると、「豪快に行ったね」みたいに本当に他愛もない会話をすることもありました(笑)。

◆INI高塚大夢、四角関係でのアプローチ方法は?

― 北くんをめぐる四角関係が描かれる作品ですが、高塚さんに北くんのような存在が現れたら、南のように積極的にアプローチするか、東子のようにお世話を焼くか、西野のように静かに熱い思いを秘めるか、どのように接していきますか?

高塚:本当に「この人が好き!」となったら南タイプですね。グイグイ行って独占欲全開で行きます。普段は多分西野くんタイプだと思うので、本当に稀に見るようなことではあると思います(笑)。とりあえず自分のテリトリーを作って残りの2人に見えないところで距離を詰めていって、多分頭を使って最適な方法で独占しに行くと思います。2人にはバレないところで「いつからあなたたちそんなに距離近くなったの?」みたいな。ちょっとずるい独占をするかな…(笑)。

◆高塚大夢、INIの「ナチュラルボーン天使」は田島将吾

― INIの中で「ナチュラルボーン天使」的存在を挙げるとしたら?

高塚:誰だろうな~。北くんに似ていると思うのはたじくん(田島将吾)じゃないですか?優しい雰囲気からブレずにいつでもそこにいて、誰かがどこかに一緒に行きたいと言ったら付いてきてくれて。でも、時折とんでもなくあざとい発言をする(笑)。半年くらい前に一度2人でドライブに行ったときがあって、たじくんが免許を持っていないので僕が運転したんですが、「大夢が運転してくれたらずっと乗っていられる」「大夢の運転がすごい落ち着く。家族といるような気持ちになる」みたいな感じで言われたのにはキュンときました。照れましたよ!「ドキッ」みたいな。そういうとんでもなくあざとい発言をたまにぶつけてくるんです。

◆INI高塚大夢、デビュー後に変化した「かわいい」への思い「ありのままを認めてあげられる言葉」

― 「かわいい」が軸になっている作品ですが、高塚さん自身は「かわいい」と「かっこいい」、どちらの言葉で褒められることが嬉しいですか?

高塚:究極の2択ですね…。前は、「かっこいいって言われたい」「かっこいいって言ってよ」みたいな気持ちがあったんですが、最近は「かわいい」と言われるのに慣れちゃった…というか、みんなに育てられた結果かもしれません(笑)。もちろん「かわいい」と言われるのもすごく嬉しいんですが、「かわいい」に完全に振り切るのには抵抗があって、個人的にはかっこいい魅力もあった上でかわいいことが理想の姿だと思うんです。実際に僕に対してそう思っていただけているかどうかはわからないですが、かっこいい自分も認めてくれたうえでの「かわいい」だと思っているので、認められるようになりました!

― アイドルという職業をしていないと、一般的には大人になってから「かわいい」と言われる機会はそう多くないですよね。

高塚:最初は少しギャップはありました(笑)。でも「かわいい」と言われることに対しては、等身大の自分を受け入れてもらっているような感覚もあって。ありのままの姿を見せたときにそうやって「かわいい」と言ってくれる機会もあるので、そのままの自分を評価してくれている感覚が、「かわいい」という言葉にこもっていると考えています。そういう意味で、「そのまんまでいいんだな」と、作り込んだ自分ではなく、ありのままの自分の魅力、良さを自分で認めてあげられる言葉でもあると、ファンの方から「かわいい」と言っていただいたことで気付けました。

◆INI高塚大夢の夢を叶える秘訣

― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、インタビューの最後に高塚さんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。

高塚:発信することでしょうか。叶えたいことをいろんな人に話してみたり、伝えてみたり。「今こういうことやってみようと思っているんだよね」と声に出すことで、自分のモチベーションも高まると思いますし、それを聞いた周りの人も応援してくれると思うので、言いづらいことかもしれないけど、きっと協力してくれる人もたくさんいると思うから、声に出してみることが大事だと思います。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

◆高塚大夢プロフィール

生年月日:1999年4月4日
血液型:O型
出身:東京都
身長:167cm

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《モデルプレス》

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