中村アン&小澤征悦、夫婦役で初共演 朝ドラ「ブギウギ」脚本家が初のホームドラマ描く【こんばんは、朝山家です。】 | NewsCafe

中村アン&小澤征悦、夫婦役で初共演 朝ドラ「ブギウギ」脚本家が初のホームドラマ描く【こんばんは、朝山家です。】

社会 ニュース
小澤征悦、中村アン「こんばんは、朝山家です。」ビジュアル(C)ABCテレビ
【モデルプレス=2025/05/22】中村アンと小澤征悦が夫婦役でW主演を務めるABCテレビドラマ『こんばんは、朝山家です。』(日曜よる10時15分~)が、7月6日より放送決定。脚本は連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK)を手掛けた足立紳氏が担当する。

【写真】中村アン、美ウエスト輝く衣装姿

◆ドラマ「こんばんは、朝山家です。」放送決定

脚本は、映画『百円の恋』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した足立氏が自身の連載日記『後ろ向きで進む』をベースに執筆。“キレる妻”と“残念な夫”という衝突不可避の夫婦が、罵倒と叱責、ときどき愛で家族の難題を切り抜けていく、一家奮闘の物語を届ける。

本作でその赤裸々な日常が描かれる朝山家は、夫と妻、子ども2人の、外から見れば普通の4人家族。しかし、その内情は…。国民的ドラマを手掛ける脚本家の夫は、自分が認められることに必死のあまり、家事も子育てもないがしろにして、エゴサーチに時間を費やしてしまう人物。そんな“残念な夫”を、現代を代表する脚本家へと育て上げたのは、売れない頃から経済・精神の両面で支え、家事・育児も担ってきたスーパーウルトラな妻だった。まるで朝ドラの主人公のような妻。しかし、家では“残念な夫”へのイライラが止まらず、日々“キレる妻”と化していた。

外では立派でも、家庭内ではダメ人間。そんな夫を妻は、気持ちいいほどの正論で罵倒。とはいえ、決して見捨てることはなく、夫の「映画監督」になるという夢を叶えるため懸命に動くが、その間も子どもたちをめぐる問題は待ったなしに発生する。特効薬も一発逆転もない家族の悩みは、日々解消どころか増えていく一方である。そんな毎日を、挫けず諦めず、衝突を繰り返しながら乗り越えていく家族の姿には、いつしか不思議な共感が。不恰好で滑稽で愛すべき人間たちの集合体「朝山家」の奮闘を届ける。

◆中村アン&小澤征悦、初共演で夫婦役

ドラマの中でぶつかり合うばかりの妻と夫を演じるのは、今作が初共演となる中村と小澤。GP帯の連続ドラマ(地上波全国ネットのゴールデン・プライムタイム連続ドラマ)では初主演となる中村は、出来の悪い夫を激しい叱咤で導く、朝山家のリーダー・妻の朝子役に挑む。一方の小澤は、妻のおかげで才能が花開いたクリエイター・賢太のがっかりな夫ぶりを、巧みな演技で披露。W主演の2人が力を合わせて、息の合わない衝突夫婦の不協和音を奏でる。

本作について中村は「“家族”の物語には強く興味があったので、お話をいただいたときは『これはチャンスだ!』と思い、とても嬉しく飛び込ませていただきました」とコメント。小澤は「台本をいただいたら台詞量がえぐくて(笑)」としつつも、「(中村アンさんとは)待ってる時に2人でセリフ合わせたりしています。試行錯誤しながら頑張ろうと思ってます」と意気込みを語った。

足立氏が執筆する本作は、2023年に本枠でのドラマ放送が始まって以来、初のホームドラマ。自身のリアルな家族生活を明け透けに綴る日記がベースとあって、ドラマの内容はどこまでもリアル。「そこまで言わなくても…」と「よくぞ言ってくれた!」なセリフが飛び交い、共感を呼ぶエピソードにあふれている。手を取り合わず、歩調も合わない夫婦の風変わりな物語を、足立氏が実感を込めながらテンポ良く描く。

また、TVerでは番組ページも開設。朝山夫妻の日常の様子を詰め込んだ「15秒のPR映像」に加え、W主演の中村と小澤が作品について赤裸々に語る「SPインタビュー映像」が公開される。(modelpress編集部)

◆中村アンコメント

Q.今回の作品が決まった時の感想を教えてください。

これまでは自分の実体験や経験をお芝居に活かすことが多かったのですが、今回は”お母さん役”。私自身、まだ結婚や子育ての経験がなく、本当に未知の世界で、その不安を監督にお伝えしたところ、「わからなくていいんです」と言っていただき、とても心強かったです。“家族”の物語には強く興味があったので、お話をいただいたときは「これはチャンスだ!」と思い、とても嬉しく飛び込ませていただきました。

Q.小澤さんとは初共演となりますが、印象は?

小澤さんは本当にユーモアのある方で、現場ではリラックスできる雰囲気を作ってくれます。私が演じる朝子は賢太に対して、かなり強い口調で言葉をぶつけることが多い役なのですが、小澤さんは気を遣わせないようにドンと受け止めてくれる、とても優しい方です。小澤さんが醸し出す雰囲気にとても助けていただいていますし、賢太役が小澤さんで本当に良かったです!

Q.視聴者へのメッセージ

私は結婚や子育てに少し理想を抱いてしまいますが、この作品を通じて“家族の現実はそんなに甘くないのかも”と感じました(笑)。それでもやはり羨ましさもあり、「家族って素敵だなぁ」と思います。 朝子を全力で演じますので、ぜひご期待ください!

◆小澤征悦コメント

Q. 今回の作品が決まった時の感想を教えてください。

足立監督から企画書をいただいて読んだときに、面白そうな家族のフワッとした優しいお話みたいな感じがしてすごくいいなぁと思ったんですけど、台本をいただいたら台詞量がえぐくて(笑)2人の夫婦のかけ合いというか、喧嘩なのか、そういうのも含めて結構あるので。(中村アンさんとは)待ってる時に2人でセリフ合わせたりしています。試行錯誤しながら頑張ろうと思ってます。

Q.中村さんとは初共演となりますが、印象は?

中村さんは今回初めましてですが、実際にお会いして色々お話させてもらったりすると、すごく心がやわらかい人なんだなというのを感じます。やわらかさっていうのは、自然に人が集まってきちゃうような。今回役名が朝子ですけど、朝がすごい似合う感じの、そういうプラスのエネルギーみたいなものがすごくある方だなと思って。朝子は中村さん以外ありえないんじゃないかなと思っています。

Q.視聴者へのメッセージ

「この家族を描くことによって、世の中にはいろんな人がいるんだなっていうことを伝えられたら」っていう、脚本家である賢太のセリフがあるんですけど、まさにそうだなと思っています。朝山家というひとつのちいさな家族の話なんですけど、見ていただいたみなさんが、こんな人いるな~とか、知ってる知ってる、俺もそういうことあるよね、こんなことでウジウジしちゃったりとか、喧嘩しちゃったりとか、もうどうでもいいことなのに、なんかその気持ちわかるなぁって共感できるお話だと思うんです。もしかしたら自分の家族の話かもしれない、っていう目線で見ていただけたら、より深くこのドラマを楽しめるんじゃないかなと思ってます。

◆足立紳氏コメント

今、どうして家族を描くのか?脚本を書きながら考えて自分なりの答えというのか、答えがあるようなものでもないと思いますがそんなようなものを書きました。その脚本をもとに今まさに撮影中です。目の前で起きていることをちゃんと見なければと思っていますが、父親役の小澤征悦さんがふざけ、姉役の〇〇さんと弟役の××君が小競り合いをし(2人とも大変ユニークな俳優さんで情報をしばしお待ちください!)、そんな様子を笑いながら見ている母親役の中村アンさんがいて、本番以外でもどこまでがご本人でどこまでが架空の朝山家の人物なのかよく分からなくなる瞬間があるのですが、とにかくみなさんを撮影現場で見ている今の時間がとても幸福です。出来上がりを見る方にもそんな幸福な気分を少しでも感じていただけるドラマに、きっとキャストスタッフの方々がしてくれるような気がしています。僕はドラマが放送されたらエゴサーチ三昧になると思いますのでどうか優しい感想をお願いいたします。

◆「こんばんは、朝山家です。」イントロダクション

朝山家は、脚本家として売れている夫の賢太(小澤征悦)、夫が所属する事務所で社長を務める妻の朝子(中村アン)、高校1年の長女・蝶子と小学6年の息子・晴太の4人家族。その日、賢太は、執筆した朝の国民的ドラマ『ムキムキ』初回放送の朝を、家族と一緒に見ようとそわそわしながら迎える。しかし、居間には賢太以外、誰の姿もない。発達障がいの特性から朝が弱い晴太はぐずって起きてこず、朝子はそんな晴太の世話と家事、そして仕事に出かける準備で大忙し。反抗期的不機嫌さがデフォルトの蝶子に至っては、そもそも興味の対象外だ。一世一代の日をさみしく迎える賢太。だが、それは朝子から見れば、夫が日がな一日エゴサーチに明け暮れる、悪夢のような1日の幕開けだった。子どもの面倒も見ず、自分の承認欲求を満たすためエゴサーチに没頭する賢太と、そんな賢太を長年夢見る映画監督としてデビューさせるため、家庭と仕事を切り盛りしながら営業に勤しむ朝子。どこまでも自己中心の夫と、そんな夫にキレまくりながらも自分以外のことを優先する妻の、愛しくも奇妙な家族の物語が始まる。

【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》

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