また、日本語を独学で学び、1年でJLPT(日本語能力試験)レベルN1の認定を取得するほどの勉強家でもある。ずば抜けた優秀さを裏付けに、機能・目的・使い勝手の隅々まで合理的かつ最適化された彼のデスク周りを見ていこう。
ラップトップスタンドを愛用、セカンドディスプレイはiPad
Reysuさんは、仕事のほとんどを自宅のデスクで行っている。デスクはハーマンミラー Fullyシリーズの昇降式デスク。オプションでキャスターが取り付けられており、容易に移動できるようになっている。仕事中に立ったり座ったり、窓向きに変えたりなど、身体の健康だけでなく気分転換にも最適だ。

PCはM4 Proチップを搭載したMacBook Proを使用。出かける時も、旅行の時も、これ一台ですべて完結させることが合理的だと考えたためだ。デスク上ではラップトップスタンドに設置し使用している。
ラップトップスタンドは10年以上使用しているというTwelve SouthのCurve Stand。Apple公式ストアでも取り扱われているラップトップスタンドの名品と言えるアイテムで、モダンでミニマルかつ人間工学と放熱に最適なデザインで定評がある。

デスクに置かれたメインのモニターは、Apple Studio Display。その左側でセカンドモニターとして活用されているのがiPadだ。iPadは簡単にMacの拡張ディスプレイにできる機能がある。Reysuさんは、着脱が容易なマグネット式のアームスタンドに、ケーブルを接続した状態でiPadを設置。ほとんどの場合、ToDoアプリまたはカレンダーアプリを常時表示させておく用途で使用している。


Reysuさんのデスク上に装飾的なアクセサリはなく、非常にシンプルで合理的だ。デスク中央にあるキーボードは、こだわり派の愛用者が多いHHKBの無刻印タイプ。Reysuさんは10年来のユーザーであり、このおかげでキーを全く見ずに打てるようになり、タイピング速度が上がったと言う。Reysuさんのタイピング速度は、計測によると1分間あたり165語。平均的な値は40~60語とされるからかなり速いと言える。
マウスはLogitech MX Master 3S。こちらも愛用者の多いモデルで、多数のショートカットをカスタムで設定できるところが気に入っているという。注目は左側にトラックパッドが置かれていること。マウス操作に疲れたら左手でもポインタを動かせるという、文字通りの二刀流スタイルだ。


カメラはソニーのα7SIII。映像クリエイターからも評価の高いモデルだ。連続使用に適したダミーバッテリーを装着し、ビデオキャプチャカードを接続。CalDigitの多機能ドッキングステーション「Thunderbolt Station 4 (TS4)」を介して録画データがMacBookに保存される。
そして、ショートカットコントローラー Elgato Stream Deck MK.2に動画収録用のショートカットを用意しておき、ボタンを1つクリックするだけでデスク前ですぐに収録を開始できる、という仕組みになっている。


Reysuさんはデスク下に後付けの引き出しを取り付けて使用している。左側はキーレスでロックできる耐火性セキュリティボックス。パスポートや大切な品を収納している。右側は一般的な浅めの引き出しだが、デザイナーのYouTuber @ScottYuJan さんの動画にインスピレーションを得て、3Dプリントで作成したオーガナイザー(整理ケース)を活用している。


