『Buddies感謝祭』とは櫻坂46の“2nd YEAR ANNIVERSARY”を記念して、2022年12月に日本武道館で初開催された、櫻坂46からBuddies(櫻坂46ファン)への感謝を伝えるイベント。メンバーとファンとが1つになって、バラエティ豊かな企画を楽しむことで当時話題となった。このたび2年3ヶ月ぶりに復活することとなり、グループ最後の一期生である小池美波を送り出す卒業セレモニーとともに実施。1日のみの開催とあって、大勢のBuddiesからの抽選申し込みがあったこのレアイベントは、独占生配信も行われた。
イベント後半は、いよいよ『小池美波 卒業セレモニー』の時間。「Overture」に続いてステージに登場した小池は深々と一礼すると、メンバーとともに自身のセンター曲「ソニア」からライブをスタートさせる。小池らしい繊細さとダイナミックさ、美しさが混在するパフォーマンスで観る者を魅了すると、続く「僕たちのLa vie en rose」では小池と井上梨名、武元唯衣、田村保乃、藤吉夏鈴、松田里奈、森田ひかる、山崎天(※「崎」は正式には「たつさき」)という“一期生と二期生”という布陣で多幸感いっぱいの歌とダンスを届けた。
最初のMCでは小池が「(卒業セレモニーが)始まっちゃったら寂しいというのはあるんですけど、『僕たちのLa vie en rose』はレコーディングには参加していたもののパフォーマンスはこれが初めてだったので、披露できてうれしかったです!」と、一時休養に入っていたからこその喜びを口にする一幕も。石森璃花や遠藤光莉も小池とともに、最後に「ソニア」をパフォーマンスできた喜びを口にする。その後は小池と三期生による「本質的なこと」からライブは再開。この曲ではオリジナルセンターの遠藤理子と小池のダブルセンターで披露されるという特別な演出が用意されたが、2人の関係性を知るファンにはたまらないものがあったのではないだろうか。