上白石萌音『法廷のドラゴン』『35年目のラブレター』作品にそっと彩りを添えるナチュラルな演技の妙 | NewsCafe

上白石萌音『法廷のドラゴン』『35年目のラブレター』作品にそっと彩りを添えるナチュラルな演技の妙

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上白石萌音『法廷のドラゴン』『35年目のラブレター』作品にそっと彩りを添えるナチュラルな演技の妙

3月7日の放送で最終回を迎えたドラマ『法廷のドラゴン』で主演を務めた上白石萌音。現在公開中の映画『35年目のラブレター』にも出演しており、若手の実力派女優として存在感を発揮している。そこで本記事では、直近の出演作『法廷のドラゴン』『35年目のラブレター』での上白石の演技とその反響に触れつつ、彼女の魅力を紐解いていきたい。

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昨年2月に公開された映画『夜明けのすべて』で、PMS(月経前症候群)を抱える女性の心情をリアルな演技で表現し、『第16回TAMA映画賞』で最優秀女優賞を受賞するなど、若手実力派女優の1人として飛躍を続けている上白石。同年に公開された映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』では自身初の悪役にも挑戦するなど、近年では役柄の幅も広げている印象だ。

そんな上白石の女優としての魅力がさらに発揮されたのが、先日最終回を迎えた主演ドラマ『法廷のドラゴン』ではないだろうか。同作で上白石が演じたのは、元々将棋のプロの道を志していたが、あることをきっかけに弁護士の道へ進み、得意の将棋に絡めた法廷戦略で事件を解決に導く主人公・天童竜美だ。作中では、裁判の状況を将棋になぞらえて早口で解説したり、ここぞという場面で眼鏡を外して凛とした表情で法廷に臨んだり、緩急のある演技で竜美というキャラクターの魅力を存分に引き出し、視聴者からも、「萌音ちゃんの演技は引き込まれる」「勝負の世界にずっと生きてきた方の厳しさが伝わる演技に感嘆!」「萌音ちゃんの演技やっぱり大好きだ!」など絶賛の反響が寄せられた。

また、公開直後からSNSで“本当に泣ける”と絶賛の声が相次いでいる映画『35年目のラブレター』にも上白石は出演中だ。同作は、過酷な幼少時代を過ごし、読み書きができないまま大人になってしまった主人公・西畑保(笑福亭鶴瓶)と、そんな夫を支えるしっかり者の妻・皎子(原田知世)の姿を描いた実話を元にしたストーリー。上白石は、夫婦の若かりし頃を重岡大毅(WEST.)と共に演じている。今作では関西弁の演技にも挑戦している上白石だが、東映映画チャンネルにて公開されたメイキングやキャストインタビューでは、重岡が、「(上白石の)関西弁上手ですよね」と絶賛し、鶴瓶も、「(原田と上白石は)練習してやってるとか、関西弁をやろうとかじゃなく、この2人の関西弁やな」「ええなぁ」と語る場面も。そうした上白石の力みのない自然体な演技が物語のあたたかみをより増幅させ、多くの感動を呼んだのではないだろうか。

多彩な役柄に挑戦し、演技の幅を広げ続けている上白石。今年もその確かな演技力と存在感で、さまざまな作品を鮮やかに彩ってくれそうだ。ますます女優として輝きを増していくであろう、彼女の活躍に期待したい。


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