2025年3月7日、東京都は中高生を対象とした「政策決定参画プロジェクト」と「TEENS SQUARE TOKYO PROJECT 2025」の参加者を募集すると発表した。これらのプロジェクトは、子供を主体として捉え、彼らの声を政策に反映させることを目的としている。応募期間は3月7日から4月13日まで。
一方、「TEENS SQUARE TOKYO PROJECT 2025」は、東京都こども基本条例の理念を普及する取組みの一環として実施される。8月に開催される「こどもシンポジウム」では、海外都市の10代と国際交流を行い、「こどもにやさしい都市」をテーマに意見交換を行う。参加国・地域はベルギー、アイルランド、インドネシア、台湾が予定されている。5月から8月上旬までに5回のワークショップを実施し、条例を学び発表資料を作成する。
「政策決定参画プロジェクト」の募集人数は10名程度で、「TEENS SQUARE TOKYO PROJECT 2025」は20名程度を募集する。応募要件は、都内在住または在学の中学生・高校生相当年齢であること、保護者の同意が得られることなどが含まれる。応募はWebサイトの応募フォームから行い、選考結果は「政策決定参画プロジェクト」が5月上旬、「TEENS SQUARE TOKYO PROJECT 2025」が4月下旬に通知される。
「政策決定参画プロジェクト」では、グループワークへの参加1回につき活動費として3,000円が支給される。「TEENS SQUARE TOKYO PROJECT 2025」は参加費無料だが、交通費や通信費は自己負担となる。