今年1月、乃木坂46から卒業することを発表した与田祐希。2月12日には3rd写真集『ヨーダ』が発売となったほか、22日~23日にはみずほPayPayドーム福岡にて卒業コンサート開催も控えており、旅立ちの時が近づいている。そこで本記事では、グループの中心メンバーとして活動してきた与田のこれまでの活躍を振り返りながら、アイドルとしての魅力を紐解きたい。
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2016年に3期生メンバーとして乃木坂46に加入した与田。2017年には18thシングル『逃げ水』で同期の大園桃子と共にダブルセンターに抜擢され、その後も選抜常連メンバーとしてグループを牽引してきた。2019年からは集英社の美容誌「MAQUIA」ならびに光文社の女性ファッション誌「bis」という2つの女性誌でレギュラーモデルを務めており、ファッションの分野でも活躍。さらにテレビ東京系ドラマ『量産型リコ』シリーズでは主演を務めるなど女優業にも精力的で、マルチな才能が光ったメンバーだ。
そんな与田は、1月5日に「たのしかったー!!」と題して更新したブログで、グループ卒業を発表。これまで関わってくれたファンやメンバー、スタッフへの感謝を綴りつつ、「ずっとここに居ればきっと楽しいんだろうなと思います」「でもいつかはそんな居心地のいい場所から一歩踏み出さないといけない」「これ以上先延ばしにすると、私は甘えてしまうと思いました」と卒業を決意した理由を明かした。その上で、「この卒業は終わりではなくて、再スタートだとも思っています」「地に足をつけて精一杯頑張るので これから先の未来も楽しみにしていただけたら嬉しいです!」とも意気込んでいる。
与田の卒業発表を受け、4期生の賀喜遥香はラジオ番組の中で、与田は憧れの先輩だと明かしつつ、「与田さんってすごい優しくて話しやすい」「何でも受け入れてくださるから喋ってて安心する」とその人柄について語っていた。また、5期生の川崎桜も自身のブログで、「与田さんをみかけると、 ぎゅーってしにいきたくなってしまう」「かっこよくてお姉ちゃんみたいな先輩だけど、 愛おしくてたまらない存在です」と明かしている。優しく親しみやすい与田は、後輩たちにとって心の支えや癒しとなる、かけがえのない存在だったようだ。
与田の卒業にあたり、乃木坂46の公式YouTubeチャンネルでは、センター曲「懐かしさの先」のMVが公開。監督は「逃げ水」のMVを担当した山岸聖太氏が務めた。MVはドラマ仕立ての映像から幕を開け、与田を中心にメンバーが踊る姿に加えて、これまでの歴史を感じさせる思い出の場面も差し込まれており、与田の魅力がこれでもかと詰まった仕上がりに。コメント欄にも、「あまりにもエモすぎる」「間違いなくレジェンドメンバー」「与田ちゃんを推しててよかったと思えるMV」などの声が寄せられており、与田がいかに愛されていたのかが伝わってくる。
乃木坂46のメンバーとして第一線で活躍し続けてきた与田。その思いは後輩たちにもしっかりと受け継がれて行くはずだ。グループ卒業後も多彩な才能を活かし、新たなステージで輝き続けることだろう。
※川崎桜の「崎」は立つ崎