就労経験なしの専業主婦から、離婚を経て、海外就職。「人生はいつでもアップデートできる!」が旗印のインフルエンサー、プリオさん。
前回記事では「スポーツ選手の『ぱっと見さほどの美人ではない』妻」として生き残るために、いつでも紙とペンを持ち歩いていた(でもメモを取るためではない)、驚愕の「美人錬成技術(=ドーピング美人道)」を教えてくれました。
今回はなんと、女性用風俗に行ってみたという話なのですが、それもまたロジカルな分析に基づく「美人道」に結びつくのでした。
【プリオのドーピング美人道】#3
「未知の世界だけど、ちらっと見てみたい」女性用風俗を予約するまでの私は
こんにちは、プリオです。あなたは女性用風俗に、どんなイメージをお持ちですか?
インターネットで「女性用風俗」と検索すると「女性用風俗 行ってみたい」「女性用風俗 体験談」のような検索キーワードが一緒に浮上してきます。女性用風俗の利用者の行動は健気で可愛いくて、行く前に「行こうかな、どんなところかな、どうしようかな」と、徹底的にリサーチをしているようです。
対して、男性向けの風俗について検索すると「美人 多い 風俗」「ハズレ なし 風俗」… 風俗に行くことは決まっていて、自分の満足度を高めることにコミットした検索をしている気がしました。
前者と後者の圧倒的な差は「行くことに対しての恐怖心を持っているか否か」。
女性用風俗、未知の世界。よほど性に対して奔放な人か、日常生活で男性と接点がなくお金でしか解決ができない人、もしくは欲が満たされていない人が行くイメージではないですか?私はそうでした。
美人モデル兼実業家の友人から「女風」にハマるかもという話を聞いた
私の友人(仮名:ピーコ)の話を聞いてください。彼女の職業はモデル。美人。それ以外にもフリーランスとして丁寧な仕事っぷりに定評がありたくさんのお客さんから引く手数多。しっかり稼いでいる。いいパートナーもいる。自立している。
そんなピーコから「女性用風俗に行った」とメッセージが届いたのはまだ暑い夏の日のことでした。
「〇〇(店舗名)行ってきたぞ、めちゃくちゃよかった」
「〇〇(デパート名)の前で待ち合わせして、ホテル行って、色々慣れてて、環境整えつつ話して、性のお悩みとか話して、ふたりで歯磨きして1人ずつシャワー浴びて、そこからオイルマッサージ」
「〜〜〜〜〜〜(プレイ中の生々しすぎる話のため自重)開発されて、なかば催眠術みたいでしたわ」
・・・・・・
この話を聞いた私の頭の中はというと……。
「いやいや、性行為は好きな人とするから意味があるでしょう」
「でもマッサージの一環だし知らない世界すぎる、興味がある」
「絶対行っても後悔するだけだからやめた方がいいよ」
「でも新しい扉を開きたい」
この会話が繰り返されること、なんと4ヶ月。最終的に私はついに女性用風俗を予約し、ビジネスホテルで相手を待ち受けていたのでした。
女性用風俗利用当日。セラピストから聞いた「体はこう整えておいてほしい」話は
意を決して女性用風俗を予約し当日を迎えた私です。あれよあれよとプロの身に任せて裸になり、性感マッサージを受けました。行為自体にそれなりの気持ちよさはありました。
……ですが、むしろ行為そのものよりも、
・どんな暗さで
・どんな強さで
・どんな言葉をかけて
・どのくらいの体の密着具合で
・何をしてもらったら女性は喜びやすいのか
全てがマニュアル化されている、性風俗の構造に感激が止まりませんでした。
私は性感マッサージを受ける中で、自分は“性欲と愛情が結びついているタイプ“で、性的な好奇心よりも”セラピストさんの見ている世界“のほうに興味があることに気がつきました。なので性感マッサージは早めに中断していただき、セラピストさんと会話をすることに。
性のプロとして仕事をしており、たくさんの女性の裸体やあられもない姿を見ている彼から、男性側の意見を学ぼう!と思ったからです。
#毛について
・全身ツルツルにしようとカミソリを当てて、カミソリ負けしている方が目立つので、無理せず。
・デリケートゾーンの毛は短く整えてほしい
#下着について
・凝ったデザインの下着は不要
・それよりも清潔感が大切
・男は意外と見ている。レースやパンツのクロッチ部分に毛玉がある方が萎える
・それならば無地でシンプルで安いものをこまめに買い替えてほしい
・脱がせた後にブラジャーの型崩れがあると一気に生活感が見えて萎える
#ニオイと汚れについて
・行為が想定される当日、ボディークリームを塗ると舐めると苦いので塗らないように
・デリケートゾーンの専用ソープで日頃からしっかり洗うこと
・意外と背中の、肩甲骨の間の手が届かない場所が黒ずんでいたり荒れている人が多い。ボディタオルで背中を擦った方が良い
付き合った人とざっくばらんに色々と話すことはあるけれど、ここまで詳しく意見を聞いたことがなかったので、すごく驚きで、この話を聞くためだけに(ホテル代も込みで)3万円強払った甲斐があったなぁ。と学びが多かったです。
セラピストは「どのようなことを指導されているのか?」。それは確かにという内容
それ以外にも体験して感動した女性用風俗のマニュアルについても色々と質問をさせてもらいました。女性用風俗で働く際には、まずマニュアルが配られ、実際に講師の方に指導を受ける「講習」があるそう。
その講習では女性が直立不動の、気をつけの姿勢になっていたら「大丈夫?」と聞くよう指導されていること。
何をしている時もキスはやめないこと。
セラピストの2本の腕・2本の脚、全てが相手に触れている状態を常に作ること。などなど。
それからセラピストではなく1人の男性としての貴重な意見も教えていただきました。30代後半〜の男性は昔読んでいたエロ本に「行為中の女の声はあいうえお。性的に興奮すればするほどえ〜おの声が出る。あ〜いの声は演技である」と書いてあったらしい。なんだそれ。
え〜おが感じている証拠。と脳に強くインプットされている男性も多いので、男性をコントロールする意味でも覚えておくといいよ!と親指を立ててグッのポーズをしながら教えてもらいました。ありがとう。(笑)
そんな感じで(残念ながら?)私は女性用風俗に行ってピーコのようにハマったり快楽に溺れることはありませんでした。ですが性欲と愛情が強く結びついているタイプであることがわかったことが大きな学びでした。それよりもセラピストさんとのお話で学びが多かったのでオトナのみなさまもシェアしたく記事にしました。
という感想を伝えたところ、本騒動の発信元である美人モデルは
女性用風俗の帰り道ピーコにLINEをしました。
「好奇心も相まって知らない世界を知りたいと思って予約をしたけど、気持ちよくなかった」
「やっぱり私は愛情と性欲ががっちり結びついているタイプだった」
「知らない人に心を開くことができない」
「でも行かないと一生私の知らない快楽の世界が広がっているかもしれない、と変な期待と憧れで悶々とする毎日だったはず。結果行ってよかった」
ピーコからの返信は
「そっか、でも私は月1で行き続けるよん」でした。
ドーピング美人研究家
プリオ
2024年SNSにて離婚カウントダウンを開始。30歳就労経験なしからの離婚、自律&自立、海外就職のリアルを発信中。SNS上で仮想会社「プリオ社」を設立し、フォロワーを勝手に社員と呼ぶ。社訓は「いい人間・いい人生の創出」。社員には自分が見てきた全てを独自の視点から包み隠さず全て共有し、熱狂的なファンも多い。「ドーピング美人」とは血の滲む努力で「美人っぽく見せるスキル」を磨き上げ、後天的に獲得した自己改善型の「美人っぽさ」のことを指す。自分の人生・選ぶもの全てに納得したい思いが強く、納得消費を追求中。美容は成分、オシャレは本質を重視。
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