現在放送中のドラマ『秘密~THE TOP SECRET~』(カンテレ・フジテレビ系)にて板垣李光人とW出演を務めているHey! Say! JUMP・中島裕翔。今作では、性格や立場の異なる2人の登場人物の1人2役に挑戦しており、初回放送からその演技に注目が集まっていた。そこで本記事では、中島のこれまでの俳優活動を振り返りながら、『秘密~THE TOP SECRET~』での活躍にもスポットを当てたい。
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Hey! Say! JUMPのメンバーとして活躍しつつ、俳優業にも精力的に挑戦している中島。2023年に放送された、江戸時代の世を“男女逆転”の世界観で描いたドラマ『大奥』(NHK)では、8代将軍・徳川吉宗(冨永愛)から見初められる眉目秀麗な心優しき青年・水野祐之進を好演した。また、現在公開中の映画『366日』でも、上白石萌歌演じるヒロインの幼なじみで、彼女のことを一途に思い続ける嘉陽田琉晴役を演じ、映画を観たSNSユーザーから“演技に引き込まれた”と高評価を集めるなど、1人の俳優としても存在感を増している。
そんな中島が今回、板垣李光人と共にW主演を務めているのが、科学警察研究所の法医第九研究室、通称“第九”を舞台に、死者の生前記憶を映像で再現できる特殊なMRI技術を用いて、室長と新米捜査員のバディが事件の真相を解き明かしていくヒューマンサスペンス『秘密~THE TOP SECRET~』だ。中島は、新米捜査員の青木一行役と、室長を務める薪剛(板垣)の親友以上の存在だった鈴木克洋役の1人2役を演じている。公式コメントで、中島は、「板垣さんとお芝居をするのが初めてなので、2人のやりとりで変わってくる部分もあると思いますし、何とか演じ分けられたらなと思います」と意気込んでいた。
1月20日に放送された第1話で特に反響があったのが、他人の秘密を暴くことに苦悩し、これこそが罪なのではないかと涙を流す薪を、鈴木が、「罪はおまえ1人で負うべきものじゃないだろ、な?俺も一緒に背負ってるんだ」と力強く抱きしめる終盤の場面ではないだろうか。鈴木の包容力が滲む同シーンに対し、SNSでは、「鈴木がいるから薪は立ってられるんだろうなぁ」「裕翔くんの演技に引き込まれる」「裕翔くんの包容力が鈴木役に反映されているなぁ」といった声があがっており、中島の演技が視聴者の胸を打ったことがうかがえる。
薪と鈴木の親友以上という深い関係性が強調された第1話だが、第2話の予告では互いに銃を向け合うという衝撃的なシーンが公開されており、「最終話並みの迫力でヤバい」「次回予告がもう泣ける」「予告を見ているだけで胸が張り裂けそう…」と驚きの声があがっている。事前に解禁された情報の中では、鈴木が亡くなることや、鈴木に瓜二つの青木が“第九”に配属されることが明かされており、第2話がその転機となりそうだ。新人捜査官として登場する青木と、薪を懸命に支える姿が印象的だった鈴木を、中島がどのように演じ分けるのか期待が高まる。
中島は2月23日からWOWOWで配信が始まる連続ドラマ『ゴールドサンセット』に出演することもアナウンスされており、今年も俳優としての飛躍が続きそうだ。『秘密~THE TOP SECRET~』のスリリングな展開と共に、中島の芝居の分野での活躍にもぜひ注目したい。