岡山県教育委員会は2025年1月27日、2025年3月中学校等卒業見込者の進学希望状況調査(第2次)の結果を公表した。1月10日時点の学校・学科別の進学希望倍率は、岡山朝日(普通)0.97倍、岡山城東(普通)1.25倍、岡山操山(普通)1.11倍など。 岡山県教育委員会が実施した1月10日時点の第2次進学希望状況調査によると、2025年3月の卒業見込者は1万6,650人、進学希望者は卒業見込者全体の98%にあたる1万6,472人だった。前年度調査(2024年1月10日時点)と比較すると卒業見込者は258人減、進学希望者は284人減で前年度より0.2ポイント低下した。県内への進学希望者数は、進学希望者全体の95.2%を占める1万5,686人。県立高校への進学希望率が67.8%でもっとも高く、私立高校21.2%、市立高校3.2%などと続く。 県立全日制高校は、募集定員1万625人に対し、進学希望者数1万985人で倍率1.03倍。学科別にみると、国際情報に関する学科1.55倍がもっとも高く、ついで情報に関する学科1.33倍、理数に関する学科1.19倍など。 学校・学科別の進学希望倍率が1.5倍以上となったのは5校7学科。岡山工業(デザイン)1.93倍、岡山工業(建築)1.58倍、倉敷中央(家政)1.58倍、興陽(農業)1.55倍、西大寺(商業)1.54倍、岡山工業(情報技術)1.53倍、総社(家政)1.53倍の順に高い。一方、希望者が募集定員に満たない学科・コースは、 県立全日制33校56科2コースにのぼった。 このほか、おもな学校・学科の進学希望倍率は、岡山朝日(普通)0.97倍、岡山操山(普通)1.11倍、岡山芳泉(普通)1.19倍、岡山城東(普通)1.25倍、岡山一宮(普通・理数)1.15倍、倉敷青陵(普通)1.02倍、倉敷南(普通)1.28倍、津山(普通・理数)0.98倍など。 2025年度岡山県立高等学校入学者選抜の日程は、一般入学者選抜が2025年2月25日から27日正午まで出願を受け付け、3月11日に学力検査、3月12日に面接・実技を実施、3月19日に合格者を発表する。追検査は3月19日に学力検査と面接を実施し、即日合格発表を行う。