今回、多聞が起こした奇跡の物語を彩る主題歌にSEKAI NO OWARIが決定。2025年にデビュー15周年を迎え、記念すべきアニバーサリーイヤーの始まりとして発表されるのが本映画の主題歌「琥珀」となる。「琥珀」は、ピアノ、弦とオーボエの演奏で構成されたシンプルなアレンジの中に優しくも力強いメロディと歌詞が響き、聞く人に様々な感情を想起させる楽曲となっている。
また、主題歌のオファーを引き受けた際、Fukaseの頭に浮かんだ一つの曲があった。それはSEKAI NO OWARIの活動以前からFukaseの友人であり、新世界リチウムのベーシストでもあった千葉龍太郎さんがFukaseに聴かせていた楽曲。その後、千葉さんは事故で他界され、その曲は未完成となっていた。今回SEKAI NO OWARIは、Fukaseの友人が残したそのメロディに新たなメロディを加えて、歌詞を書き、「琥珀」を完成させた。
主演を務める高橋と西野からもコメントが到着。楽曲を聴いて、高橋は「学生の頃によく聴かせていただいていたSEKAI NO OWARIさんに、この映画のために主題歌『琥珀』を書き下ろしていただけたこと、本当に嬉しかったです。『琥珀』は映画の世界観とリンクしていて、楽曲にかけるFukaseさんの想いと僕らが作品にかけた思いが交差しているような不思議な感覚でした。映画館で皆さんに今作を観ていただいて、『琥珀』がかかった時に歌詞が脳につきささる体験を、ぜひ劇場でしていただけたら嬉しいです」と喜びと共に想いを語った。
西野も「SEKAI NO OWARIさんの楽曲はお仕事に行く前によく聴いていた思い出があります。『琥珀』を聴いた時、優しい音とFukaseさんの繊細な歌声が薄いガラスのような、泡がゆっくりと漂っているような、そんなイメージが頭の中に流れてきました。作品の雰囲気にぴったりな柔らかい音楽で、私も毎日聴いています」と絶賛した。
学生の頃によく聴かせていただいていたSEKAI NO OWARIさんに、この映画のために主題歌『琥珀』を書き下ろしていただけたこと、本当に嬉しかったです。『琥珀』は映画の世界観とリンクしていて、楽曲にかけるFukaseさんの想いと僕らが作品にかけた思いが交差するような不思議な感覚でした。「グラスの泡みたいに消えたように見えてもそこに残り続けてる」というワンフレーズが特に胸にささりました。今作品で犬の多聞と関わっていくいろいろな人の心情や、僕が演じた和正の心情にも凄くリンクしている部分があります。映画館で皆さんに今作を観ていただいて『琥珀』がかかった時に、歌詞が脳につきささる体験をぜひ劇場でしていただけら嬉しいです。
◆西野七瀬コメント
SEKAI NO OWARIさんの楽曲はお仕事に行く前によく聴いていた思い出があります。『琥珀』を聴いた時、優しい音とFukaseさんの繊細な歌声が薄いガラスのような、泡がゆっくりと漂っているような、そんなイメージが頭の中に流れてきました。作品の雰囲気にぴったりな柔らかい音楽で、私も毎日聴いています。私が演じた美羽の想いとも重なる歌詞だと感じたのですが、映画を観て書き下ろしてくださっているからこその特別感に嬉しくなりました。