近年では、熟年離婚というワードをよく目にするようになりました。熟年離婚とは、結婚してから長年月が経過した夫婦が離婚することです。ここ数年は、夫に愛想をつかして、妻から別れを切り出すというケースが多いようです。
なかには「熟年離婚したいけど、そのタイミングを見計らっている」と言うタイプも女性もしばしば。離婚の理由は、不倫、モラハラ、金銭トラブルなど人によってさまざまです。
今回の記事では、甲斐性のない夫に愛想をつかして、熟年離婚を検討している女性の赤裸々エピソードを紹介します。
職を転々とする「ヒモ気質」の夫に振り回される日々
千葉県在住の光子さん(52歳/看護婦)は、現在夫と2人暮らし。1人息子は今大学生で、東京で1人暮らしをしています。子育てはほぼ終わったので、その点においてはホッとしている語ります。
光子さんが今抱えている問題は、夫のこと。夫は仕事を転々とするタイプで、光子さん一家はずっと振り回されてきたのだとか。
夫は忍耐力が弱く、嫌な事があるとすぐに辞めてしまうタイプ。建設業、営業、工場の作業員など、ありとあらゆる職を転々としてきました。
さらにはヒモ気質な部分もあるようで、医療職で長く勤めている妻をすっかり頼っており、どうやら「お金がなくてもなんとかなる」と思っているようです。
そもそも、これまでの生活も、光子さんの給料がなければ送れないような状況でした。夫のボーナスが下がった時、車の買い替えでお金が困った時も。ずっと光子さんのお金がなければ、生活は成り立たなかったそうです。
本編では、ヒモ体質の夫に振り回される光子さんの苦悩についてでした。
次く記事「せっかくいい職場に出会ったのに、また辞めてきた!家でゴロゴロする夫にイライラ」では、この夫婦の行く末についてお伝えします。