協同組合「日本映画製作者協会」により、今年度公開作品の中から将来性のある新人監督を選出し贈られる「新藤兼人賞」。この度、最終選考に進む監督12名による12作品が発表された。本年29回目を迎える2024年度は、215作品が選考対象となり、最終選考に進む監督12名が決定。本賞は、歴代受賞者のその後の活躍から「現役プロデューサーによる新人発掘の目は間違いない」と新人監督の登竜門として高く評価されるようになっている。最終選考に進む監督12名、12作品の中から、金賞および銀賞の受賞者を決定し、11月26日(火)に発表される。受賞者には、正賞として故・新藤兼人監督デザインのオリジナルトロフィー、副賞として、金賞には賞金50万円ならびにUDCast賞、銀賞には賞金25万円が贈呈。選出された監督・作品は以下の通り。今年度はこの12名の監督にNetflixへの企画・提案の機会が付与される。詳細は授賞式当日に発表。≪最終選考 監督と作品≫ ※劇場公開順監督:竹岡寛俊 『アダミアニ 祈りの谷』監督:マヒトゥ・ザ・ピーポー 『i ai』監督:蘇 鈺淳 『走れない人の走り方』監督:木寺一孝 『正義の行方』監督:松本佳樹 『地球エイリ星人アンは空想する』監督:飯島将史 『プロミスト・ランド』監督:安田淳一 『侍タイムスリッパー』監督:山城達郎 『心平、』監督:山中瑶子 『ナミビアの砂漠』監督:奥山大史 『ぼくのお日さま』監督:道本咲希 『ほなまた明日』監督:空音央 『HAPPYEND』「新藤兼人賞」授賞式は12月6日(金)正午12時より如水会館スターホールにて開催予定。