【モデルプレス=2024/10/31】俳優の松下洸平が30日、都内で開催されたミュージカル『ケイン&アベル』(製作:東宝/キューブ)製作発表に出席。世界的作家からメッセージが届いた。【写真】松下洸平、川口春奈とキス寸前◆松下洸平、グランドミュージカル初主演の心境世界初演となる本作は、イギリスの国民的作家ジェフリー・アーチャーのベストセラー小説をミュージカル化。同じ日に生まれたケイン(洸平)とアベル(松下優也)という、2人の男が夢を掴むために対決していく姿を描く。ケイン役で、東宝ミュージカル初主演を務める洸平は「初めてのグランドミュージカル主演、そしてミュージカル自体も僕は7年ぶりということなので、もちろん不安やプレッシャーはありますけれども、ブロードウェイの素晴らしいスタッフの皆さん、そして山口祐一郎さんをはじめ松下優也さんとともに、誰も見たことのない、新しいミュージカルを作れればいいなと思っております」とコメント。また「僕らを含めて、キャスト総勢40名近くいる、本当に大きな作品になります。これだけの大人数の中で、皆さんが一緒に、一つのゴールに向かって、一つの船を漕いでいくという、そういう良い稽古場にしたいなと思っていますし、幕が明けてからも、毎日毎日に新しい発見と、出会いに恵まれる、そういう作品になればいいなと思っております」と語った。◆松下洸平、世界的作家からメッセージこの日は原作者であるアーチャーからの激励メッセージを、山口が代読する一幕も。洸平は「驚きました。まさか、ご本人からこういったメッセージをいただけると思っていなかったので。熱いメッセージを山口祐一郎さんのお声で聴けるって、なかなかこんな贅沢なことはないなと思って、今聞き入ってしまいました」と感激。「僕らが作るものが、後々世界中で上演される可能性もあるということは、すごく夢と希望に満ちたカンパニーなんだなと、改めて思いました。僕たち2人の激突を目撃できる日を願っているという風に書いてくださっているので…観に来てくれる可能性も?もしお時間合えば、ぜひ劇場の方にも(笑)」とアーチャーとの対面を願っていた。質疑応答にて、物語の魅力を聞かれると「この作品の素晴らしいなと思うところは、決して2人の友情だけを描いた作品ではないというところですね。あと、時代に翻弄される人たちをすごくリアルに描いているところも、とても興味深く思って原作を読んでいました。いろいろなことが起こり、たくさんの愛する人や大切な人が亡くなりながらも、己の信念を貫き通した結果、時代が動き、いろいろなものが変わって、一番最後に、この舞台のラストに残るものが、ほんの小さな友情であるというところが、この作品のすごく面白いところだなと思います」と力説。そして「僕たちは、それをどこまで表現できるのか…大きな時代が動いたけれども、最後に残るのは小さな何か。この小さな何かを、お客様にぜひ持って帰っていただいて。ミュージカルは極上のエンターテイメントであるべきだと思いますし、そこはしっかり楽しんでいただきながらも、何か問いを投げかけて終われるような、そういう作品にしたいなと思っています」と話していた。また、メッセージの中で、アーチャーがブロードウェイや世界に広がることへ期待を込めていたことにちなみ、自身がブロードウェイに立つことへの意欲を問われると「今のところ、そういう予定はないです(笑)。というのも、あまりにも大きな舞台ですし。そういった大きな夢を語るのは自由ですし、それが夢を持つことの素晴らしさだと思うので、後々もしかしたらこの作品を経験することで、そういう夢も芽生えるかもしれませんけれども。現時点では、とにかく今回はシアター・オーブで、この作品を成功することだけを考えています」と答えていた。なお、同日は洸平のほか、共演の優也、咲妃みゆ、知念里奈、山口祐一郎も出席していた。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】
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