【モデルプレス=2024/10/21】10月20日放送のNHK総合「NHKスペシャル ジャニー喜多川が築いた“アイドル帝国”の実像に迫る」(よる9時〜)では、番組の最後にNHKからのコメントが表示された。【写真】混乱のジャニーズ会見、記者に訴えかける井ノ原快彦◆ジャニー喜多川氏のこれまでの経緯をインタビューで特集ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)は、イギリスの公共放送局であるBBCニュースによる報道を受け、昨年の9月7日の会見で、故・ジャニー喜多川氏の性加害があったことを初めて認め謝罪し、藤島ジュリー景子前社長が引責辞任。同番組では、ジャニー氏の日本での疎開生活や、アメリカ時代、再び日本でタレント養成所に出入りするようになり芸能プロデュースに足を踏み入れるようになった時代、テレビでの人気をきっかけに事務所が飛躍していった経緯などを、当時の知人や番組制作関係者などからのインタビューを中心に明かした。その中では、ジャニー氏が事務所の前身時代からすでに性加害を行っていたことも語られた。◆NHK、ジャニー喜多川氏による性加害についてコメント「メディアの責任を果たせなかった」テレビでは視聴率が重要視され、「視聴率を取れるであるとか、視聴者が興味を持つタレントさんっていうのに依存してしまう傾向が昔よりも強くなった」という番組制作関係者からの発言や、2015年にはNHKも同事務所から過去最高の7組を出場させるなど依存的な傾向があったことも踏まえ、番組最後には「2024年10月16日 NHKはSTARTO ENTERTAINMENTの所属タレントへの出演依頼を可能とすると発表した」という文字と、NHKのコメントとして「この問題はこれで終わったとは考えていません。NHKも当時の認識や対応が充分ではなく、メディアの責任を果たせなかったと自省しています。改めて性加害をはじめとする人権侵害は決して許さないという姿勢を取引先も含めて浸透させ、新しい事実が出てきた場合の検証は報道・番組を通じて行い 公共放送としての役割を果たしていきたいと考えています」と表示され、番組が締めくくられた。(modelpress編集部)情報:NHK【Not Sponsored 記事】
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