コムドット、“ダサい自分捨てた”東京ドームから1年「失敗と挑戦」繰り返し本気で挑んだ舞台裏【「CDF」モデルプレスインタビュー】 | NewsCafe

コムドット、“ダサい自分捨てた”東京ドームから1年「失敗と挑戦」繰り返し本気で挑んだ舞台裏【「CDF」モデルプレスインタビュー】

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モデルプレスのインタビューに応じたコムドット(左から)ひゅうが、あむぎり、やまと、ゆうた、ゆうま(提供写真)
【モデルプレス=2024/08/09】5人組動画クリエイター・コムドットのやまと(26)、ひゅうが(25)ゆうた(25)、ゆうま(25)、あむぎり(25)が総合プロデュースを務めるライブイベント『Creator Dream Fes 2024 ~produced by Com.~(CDF)』が8月10日より東京ドームにて開催される。モデルプレスでは、夢の大舞台を控えた5人を直撃。2023年の初開催を経ての変化や、新たな挑戦への決意を語ってもらった。

【写真】コムドットやまと、涙「めちゃくちゃダサかった」

◆「Creator Dream Fes 2024 ~produced by Com.~」

これまでに動画クリエイター界にとどまらない数々の快進撃を見せてきたコムドットによる「夢に挑戦し、夢を叶え、そして新たな夢を宣言する」イベントの第2弾。5人全員でのスペシャルステージのほか、豪華クリエイターや学生と創り上げるファッションショーやライブステージ、さらにひゅうがは殺陣、ゆうたはピアノ生演奏などに挑戦する、昨年よりますますパワーアップした内容となっている。

モデルプレスは、8月10日に東京ドームの舞台で“夢”を叶えるべく努力を続けてきた5人にインタビュー。初開催時に感じていた赤裸々な思いや夢に向かって挑戦する中で得た学びについて語ってもらった。

◆コムドット「CDF」経て感じた変化

ー 前回の『CDF』では、やまとさんが「ダサい自分をこの東京ドームに捨てて帰りたいと思います。変わります」と宣言する姿に心打たれた方が多かったと思います。1年経って、個人として、グループとして変化した部分はありますか?

ひゅうが:グループとして変化した部分で言うと、足腰が丈夫になってきたかなと。昨年の『CDF』の段階からチャンネル登録者数の目標とかもあえて掲げなくなったり、一通りいろいろと経験させていただく中で何事も初挑戦じゃなくなってきたり。

ゆうま:うん、安定感が出てきたんじゃないかなと思います。

ひゅうが:昨年の『CDF』で言うと僕はMCのみの担当で、MCが楽な仕事だとは思わないんですが、僕自身にとってはそんなに向いてない仕事じゃなかったのでそこまでプレッシャーを感じることがなかったです。特にベッキーさんがいてくださったおかげで当日大変だったなっていう思うこともなくて、「楽しい」っていう気持ちだけで終わりました。だからこそ、今年は挑戦しようかなって思える気持ちが芽生えましたし、この年齢になってそう思えたのは成長できた部分かなと思います。

ゆうま:僕は昨年の『CDF』で本当にめちゃくちゃ緊張して「もう駄目だ、できない」って思ってたんですけど、当日はやりきることができて。その経験やアルバムを制作したり音楽活動に注力した1年をかけてちょっとは成長できたかなと思うので、昨年よりも自信を持ってステージに立てるんじゃないかなと思います。

ゆうた:僕はちょっとまだ完全に変化できてないというか、変化の途中という感じです。もちろん1年を通じてできるようになったことの幅は広がったんですが、緊張感で言えば断然今年の方が大きいです。今年初挑戦させていただくピアノは、少しのミスでも際立つなと感じていて。この挑戦については何もかもが初めてなので、もう本番のでき次第で、自分自身が本当に変われたと言えるのかなと思います。

あむぎり:昨年は大好きなアーティストさんとコラボさせていただいたり、緊張もしたんですけど新しいことに挑戦するっていう楽しさを味わえた本当に僕にとっては夢のステージで。逆に、いい意味で今年は緊張してないです。少し自信がついたというか。ぴあアリーナMMを経て東京ドームと、昨年たくさん経験させていただく機会があって、経験が自信に変わっている気がします。昨年の『CDF』で最後に夢の宣言で宣言したことを今年は形にできるのですごく楽しみだなっていう気持ちが強いです。

やまと:僕個人としては、この1年を通して自分の置かれている立場だったり、仕事の大きさというものを改めて考え直しましたね。今までだったら気を付けていなかった部分も、任せていただく仕事の大きさに比例してちゃんと考えていきたいと心から思えたので、昨年に比べてどの仕事もさらに責任感を持って臨むようになったことが変化した部分かなと思います。

ー 新たな挑戦を続ける中で、壁にぶつかることや挫折することはありましたか?また、立ち止まった時どうやって乗り越えたか教えてください。

やまと:やっぱり僕たちが投稿している動画も視聴者というお客さんがいる中で、どうしてもいろいろな方の意見に応えなければいけないというプレッシャーだったりがあるんですけど、あくまで「自分たちが何をやりたいか、何を見せたいか」っていうものをまず最初に持ってこないと大事なものがぶれてしまうという感覚がありました。だからこそ、自分たちが楽しいと感じるもの、見せたいと思っているものについて、視聴者の方が満足できるようなクオリティに仕上げることをひたすら意識できればいいのかなと思います。媒体が大きくなればなるほど、いろんなご意見をいただくことも増えてきて困難に感じることもあるのですが、その中でも自分たちの軸を持ち続けることを忘れずに取り組んできたことでその壁を超えることができたと思います。

ひゅうが:僕は、壁といえば今回の『CDF』で完全に1から初挑戦している殺陣ですね。殺陣は覚える動きの数も多いですし、表情管理とかも重要になってくるんですけど、これまで演技経験もなかったので、当初は「本当にできるのかな」という若干の不安はありました。その分、マネージャーにお願いしてとにかく練習する時間を多く確保してもらったり、素振りの練習に付き合ってもらってイメージトレーニングを何度も重ねたり。不安な気持ちは圧倒的な練習量で乗り越えたという感じですかね。今現状では、「練習は裏切らないから、本番も大丈夫だな」と思えるくらいの自身を獲得することができています。

ゆうま:僕は昨年の『CDF』で、ある程度の緊張感も大事だなとは思いました。今年はコラボステージがあり、歌う楽曲のキーが普段より高いなどの壁もあるので、「当日にその壁を乗り越えられたらいいな、どんな景色が待っているんだろう」という半分楽しみな気持ちも混じった緊張感がありますね。

あむぎり:大きなプレッシャーを乗り越える度に、普段はネガティブな方なのですが、段々「自分はもしかしたら本番に強いかもしれない」と思えるようになってきて。なので、とにかく練習中は「絶対にいいステージになる」と自分にめっちゃ言い聞かせています。ポジティブな想像力を働かせて、壁を乗り越えるイメージですね。

ゆうた:今年の『CDF』で初挑戦するピアノは、もう尋常じゃないくらい練習していて。両手で曲が弾けるようになってからは、特に発表会形式の練習に力を入れ始めました。初めて僕のピアノを聴く大人の方を2~30人くらいホールに集めていただいて、その目の前で披露ですんですけど、弾く前までは絶対的な自信があったのに、いざスポットライトが当たって部屋が暗くなるとめっちゃ手が震えてきて。ピアノを弾くこと自体への挫折というよりは、いま緊張に打ち勝つという壁にぶち当たっています。なので、僕はもう本番成功するかしないかで、「自分が変わったな」とか、「壁をまたひとつ乗り越えたな」とかその時に全部わかる気がしています。

◆コムドット、リハーサルでのエピソード

ー リハーサルでのエピソードや印象に残っていること、裏話などありましたら教えてください。

ゆうた:一度あっちゃんとたまたま練習場所がかぶったことはありました。

あむぎり:あの時は「え、もうそんなにピアノ弾けるの?」って驚きました。

ゆうた:結構黙々と1人で練習することが多かったので嬉しい遭遇でしたね。

ひゅうが:結構みんなお互いの練習過程は見ていないので、本当にどんなものに仕上がっているのかわからないからこそすごく楽しみですね。

ゆうた:実際の本番中は、ひゅうがの殺陣の時に俺は舞台裏で次に控える自分のピアノのことでいっぱいっぱいかもなあ(笑)。

ひゅうが:逆に、俺はゆうたのピアノ集中して聴けそう、ほんとに運動会でリレー最初に走り終わったやつみたいな感覚はあるよね(笑)。

やまと:あとは、印象に残っていることで言うとオープニングですね。昨年もかなり時間と労力をかけて制作して、当日も盛り上がりましたし反響も大きかったのですごい報われたなという想いがありました。今年も期待してくださっている方も多いですし、自分たち自身も昨年を超えたいという想いがあったので、今年もオープニングには相当力を入れました。企画発案の段階で自分的に構想していたものがあって。コストや時間の面でもハードルは高かったのですが、結果的にお客さんに満足していただけるようなオープニングに仕上がったと思うので、皆さんにご覧いただくのが本当に楽しみです。

◆やまと、夢への挑戦で感じた“初心”「心は視聴者とファンの方の近くに」

ー 『CDF』は“夢”が大事なキーワードだと思うのですが、夢に向かって挑戦する中で得た学び・気付きはありましたか?また、様々な挑戦を通じて、次の目標や夢は見えてきましたか?

ゆうま:昔からわりと言霊を信じていて。言葉にすることで、それを現実にしていくみたいなことは実際にこういう活動をしていく中で、改めて大事だなと学んだ部分はありました。言わなきゃ何も始まらないですし、目標や視座もある程度高いところに設定しないと、その下にすらも到達できないというのは、何かに挑戦するときにいつも意識はしていますね。

ひゅうが:そもそも僕の夢が「仲の良い友人たちと楽しく仕事をする」っていうことで。なんかその点においては、もう既に叶えられてるんじゃないかなとは思っています。なので、その既に叶ってる夢を、死ぬまで持続し続けることができたら“夢達成”みたいな感覚で生きていますね。そのために、例えば細かい事務作業や編集作業とか自分が本当はやりたいと思わないことや本来苦手なことも少しずつ好きになれるように捉えて前向きな気持ちで取り組むっていうのは意識してやっています。あとは、基本的に1人仕事みたいなことに興味がなくて、みんなで仕事をすることにしか興味がないので。だからこそ、個々に才能を持った5人が集合した時により強いパワーを発揮できるように、自分個人にもパワーをつけるという努力は意識するようになりました。

ゆうた:ピアノを弾けるようになるのが、今回の夢だとしたら、もう夢は叶っているかなって。完全に未経験からピアノに初挑戦したいという気持ちだけで始めて夢を叶えた立場からすると、いろいろな理由で『CDF』を見に来てくれる人たちに、夢を叶えた姿を見せることで何か良い影響を与えられたらなと思います。誰かの夢が動けばいいなっていう想いで、この8ヶ月間頑張ってきたので。本番もその想いをぶつけたいなと思います。

あむぎり:僕は、『CDF』でやりたい夢に向かってまた準備をする機会をいただけたことがまず幸せで。その夢に向かう途中で、周りの人が応援してくれたりとか、喜んでくれたりする姿を見るのも幸せだなと感じます。それに、昨年の『CDF』でいろんな夢を叶え終わった自分の顔を見た時に我ながらめちゃくちゃいい笑顔をしていて(笑)。また今年もそんな夢に向かって走れるのが嬉しいですし、誰かの夢につながったら嬉しいです。そして、今回の『CDF』でもまた僕自身が学べるものもあると思うので、それを生かして、今後の夢に繋げていきたいなと思います。

やまと:やっぱり、夢って見ているだけでは自分の方に向こうから勝手に近寄ってきてはくれないと思うので、夢を宣言したりとか、まず何か1歩踏み出してみるのが大切だと思っています。その1歩踏み出した後は、もうとにかく失敗と挑戦を重ねることで最初は暗くて何も見えなかった夢までの道のりが、少しずつ手元の懐中電灯の灯りが強くなり、段々と照らされていって、自分がどこを目指して何をすればいいのかが見えてくるんじゃないかと思います。常に僕の頭の中には次の計画や戦略、仲間と叶えたい夢がたくさんありますが、その夢を視聴者やファンの方にどうやって一緒に楽しんでいただく形に仕上げていくかというのが僕の中でも最優先事項です。これからどんなに仕事やチームの規模が大きくなっていっても、「心は視聴者とファンの方の近くに」という初心は忘れずに頑張っていきたいなと思います。

ー 本番も楽しみにしております!貴重なお話ありがとうございました。

(modelpress編集部)

◆「Creator Dream Fes 2024 ~produced by Com.~」開催概要

開催日時:2024年8月10日(土)開場15:00/ 開演17:00
会場:東京ドーム

◆コムドット プロフィール

やまと・ゆうた・ひゅうが・ゆうま・あむぎりからなるコムドットは、2018年10月1日に結成。地元の幼馴染5人で“地元ノリを全国へ”というスローガンを掲げ活動を開始。幼馴染ならではの仲睦まじく飾らない雰囲気でティーンを中心に人気を拡大し、現在のチャンネル登録者数は381万人(8月9日時点)を突破している。

YouTubeでの活動だけでなく、初の冠番組『コムドットって何?』(フジテレビ系)の放送やCM出演、2冊にわたる写真集の発売、東京ドームで総合プロデュースを務めるライブイベント『Creator Dream Fes 〜produced by Com.〜』の開催、5月には1st SINGLE『拝啓、俺たちへ』でメジャーデビューを果たすなど、これまでのYouTubeクリエイターとは一線を画す革新的な活動内容で常に注目を集めている。

【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》

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