【モデルプレス=2024/06/17】櫻坂46「4th ARENA TOUR 2024 新・櫻前線 -Go on back?- IN 東京ドーム」最終公演が16日、東京ドームにて開催。グループにとって約2年ぶり2度目の東京ドーム公演となり、国内のみならず海外からのBuddies(櫻坂46ファン)も駆けつけた。
櫻坂46のグループカラー・白が点灯したペンライトで会場が染め上げられる中、「Overture」が爆音で流れ始めると客席から地鳴りのような声援が鳴り響く。続いて、スクリーンに逆回転する時計が映し出され、「Go on back?」のメッセージが表示。客席が赤一色で染まると、アリーナ中央のミニステージに山崎天(※「崎」は正式には「たつさき」)が姿を現し、華麗なソロダンスを披露。彼女がパフォーマンスするミニステージがそのまませり上がり、観客の頭上を移動した。
3月のツアー本編での勢いそのままに、彼女たちはエネルギッシュなパフォーマンスでツアーの集大成を提示。その勢いは、続くグルーヴィーな「泣かせて Hold me tight!」や「恋が絶滅する日」でもまったく衰えることなく、一糸乱れぬダンスと力強い歌声でオーディエンスを魅了。メインステージとアリーナ中央で左右に延びた花道の二手に分かれた森田ひかると山崎のダンスバトルをフィーチャーした「摩擦係数」では、活動再開をアナウンスしたばかりの小池美波が曲中盤からパフォーマンスに加わり、ブランクをまったく感じさせないしなやかなダンスで観る者を惹きつけた。
特に「桜月」ではステージ前方で噴水のような水が、「流れ弾」ではたぎるような炎や火花が吹き上がる対照的な演出も用意。さらに、「何度 LOVE SONGの歌詞を読み返しただろう」ではアリーナ後方のサブステージに机や椅子が設置され、センターの村山美羽を筆頭に三期生がMVさながらの世界を構築し、その情熱的な歌とシアトリカルなダンスに対して客席から盛大な声援と拍手が送られた。
また、武元唯衣を中心とした8thシングルBACKSメンバーが、椅子やステッキを用いた華やかなダンスで一体感を作り上げると、その流れで「油を注せ!」へ突入。5月に実施された「8th Single BACKS LIVE!!」で付けた自信がダイレクトに反映された、キレのあるパフォーマンスでその一体感をさらに高めていった。