SEVENTEEN“13人完全体”日産スタジアム公演で輝かせた魅力 メンバー別に徹底解説<SEVENTEEN TOUR 'FOLLOW' AGAIN TO JAPAN>
芸能モデルプレス/ent/korean/talent
【モデルプレス=2024/05/27】13人組グループ・SEVENTEEN(セブンティーン)が5月25日~26日の2日間、神奈川・日産スタジアムにてアンコールツアー「SEVENTEEN TOUR 'FOLLOW' AGAIN TO JAPAN」を開催。ここでは、全体のライブレポートでは伝えきれなかった13人それぞれの魅力を紐解く。<詳細レポート>
同ツアーは2023年に日本でも開催した「SEVENTEEN TOUR 'FOLLOW' TO JAPAN」を含む「FOLLOW」ツアーのアンコールツアー。5月17〜18日の大阪・ヤンマースタジアム長居に続いて、日本最大の収容人数を誇る日産スタジアムでの2公演を成功させた。日産スタジアムでの公演は、東方神起(2013・2019年開催)以来K-POPアーティスト2組目の偉業で、5月26日はデビュー9周年の記念日公演に。また、前回のツアーではS.COUPSが怪我のため欠席、JEONGHANも怪我のためツアー途中から休養していたこともあり、アンコールツアーで13人全員が揃い完全体となった。
日産スタジアムを埋め尽くす約7万人のCARAT全員に優しい微笑みを落とした天使・JEONGHAN。この日珍しくオールバックにした前髪が『Super』『Rock with you -Japanese ver.-』などの激しいパフォーマンスで風に揺れるたび、息を呑むほどの美しさを目の当たりにした。さらに、JEONGHANが「ピュッ!」とCARATを充電し、CARATが「ジー!」「充電完了」とやり取りする“充電器”の掛け声は、「恥ずかしくて最近充電しなかったんですけど、今日は日産だから」と特別に披露されたもの。黒縁のメガネをかけて雰囲気をガラリと変えたアンコールでは満面の笑みを浮かべて会場を見渡し、ビジョンに抜かれた時の愛嬌も欠かさなかった。
脅威のシンクロ率を誇り「刀群舞(カルグンム/刃物のように鋭くキレのある群舞)」とも称されるSEVENTEENのダンスを、パフォーマンスリーダーとして牽引するHOSHI。『Rock with you -Japanese ver.-』や新曲『MAESTRO』など、彼がセンターに立つことでの安心感と躍動感を同時に与え、これまで積み上げられてきたスキルとカリスマ性を解き放っていた。PERFORMANCE TEAMの楽曲『Back 2 Back』のラストのサビにて、それまでの振付がスローモーションになる瞬間では、妖艶な表情と細部まで気を配られたしなやかな体つきで、全員を虜にしていた。
韓国とアメリカのミックスで端正な顔立ちが際立つVERNON。『CLAP』でお決まりとなった“VERNON TIME”ではWONWOOとともに「ごめん」ポーズを披露したり、最後のコメントで正面と斜め下のカメラを交互に見たりといったお茶目な姿と、カメラやCARATを見つめる純朴な瞳で会場中のハートをキャッチした。HIPHOP TEAMでは一転、メインラッパーとしての本領を発揮。『Back it up』のムービングステージでCARATとの距離を縮め、体を大きく前後左右に揺らしながら勢いよくラップを次々と繰り出した姿を見れば、自然と心が熱くならざるを得なかった。
◆DINO(ディノ)
グループのマンネ(最年少)でありながら、ダンス・歌・ラップどれを取っても抜群の安定感を持つオールラウンダー・DINO。『Left & Right』のダンスブレイクでのヒットやアイソレーションの正確さは、幼い頃からダンスに励んできた彼の努力を裏付けている。また『CLAP』や『God of Music』のパート終わりで見せる渾身のスマイルに撃ち抜かれた人も多いはず。12人の“兄”たちを愛し、CARATが「僕の存在の理由」だとダイレクトに思いを伝える姿には頼もしさすら感じられた。
13人全員が輝きを放ち、大阪・東京の4日間で25.4万人のCARATを熱狂させたスタジアムツアー。4月29日に行われたSEVENTEEN BEST ALBUM「17 IS RIGHT HERE」発売記念グローバル記者会見では、新たなアルバムや世界ツアーなど今後のスケジュールを続々と予告していただけに、次はどんな魅力を発揮してくれるのか期待が高まる。(modelpress編集部)