【モデルプレス=2024/04/09】4月9日スタートのTBS系火曜ドラマ『くるり〜誰が私と恋をした?~』(毎週火曜よる10時〜)でGP帯連続ドラマ単独初主演を務める女優の生見愛瑠(ぬくみ・める/22)。モデルプレスのインタビューでは初主演の心境や、共演者との仲の深め方、女優としてのターニングポイントを語ってくれた。【写真】生見愛瑠、岩本照から抱えられる◆生見愛瑠主演「くるり〜誰が私と恋をした?~」本作は、ある事故で記憶喪失になり“くるり”と世界が一変した主人公・緒方まこと(生見)が、手元に残された男性用の指輪を手掛かりに“恋の相手”と“本当の自分”を探していくラブコメミステリー。記憶を失くし困惑するまことの前に、指輪がぴたりとはまる年齢もタイプも異なる3人の男性が現れることで、謎が謎を呼ぶ恋の四角関係が幕を開ける。◆生見愛瑠、GP帯連続ドラマ単独初主演の心境は?― GP帯連続ドラマの単独初主演ですが、オファーをもらったときの感想をお願いします。生見:いつかは主演をやりたい思いはあったのですが、自分が観ていた好きな枠で想像もしていなかったのでびっくりしました。よく共演者の方から「バラエティーに出ているときとのギャップがすごいね」「もっといろいろなお芝居をやってほしい」と言われることが多かったので嬉しいです。― 撮影が始まったことで見えてきた本作の魅力を教えてください。生見:「くるり」というタイトルがこの作品にぴったりだと思います。まことの世界もくるりと変わりますし、最後まで観ていただけたら男性キャストの印象も本当にくるりと変わると思うので、全てを観ていただくと意味がわかると思います。もちろんラブコメで胸キュン要素もありますが、ミステリー要素もすごく多いうえに、原作がないので毎回台本をもらうごとにドキドキしています。登場人物が増えたり、記憶喪失だったりということもあっていろいろ世界が変わりすぎていて面白いです。◆生見愛瑠、主演としての心構え― 主演として現場で心がけていることはありますか?生見:「楽しい現場にできるように」というのを目標に入ったのですが、入った時点からみなさんがすごく明るくて、スタッフの方たちもすごく温かく仲良くて支えられています。そこまで意気込まなくても良かったと思える現場です。― 主演ということでセリフ量もかなり多いと思いますが、大変なことはありますか?生見:まことはすごく喋るキャラクターなのでセリフはとても長いですが、難しいことは言わないので覚えやすいです。覚えるときは家ではなく絶対に外で覚えます。― まことに共感する部分や相違点はありますか?生見:監督とも、記憶喪失ということを引きずりすぎないようにしようという話をしていて、記憶喪失になっても前を向くしかないと思える芯の強い部分はかっこいいなと思います。記憶がなくなる前のまことはすごく器用で、人によって自分を演じ分けていますが、私はあんなに人によって演じ分けられないです。◆生見愛瑠、役作りで必ずすること― まことを演じるうえでの役作りを教えてください。生見:みんなに見せる顔が全然違う女の子なので、記憶がなくなった後と記憶がなくなる前など作品の中でいろいろな顔を出さなければいけないです。回想シーンも入ってくるので変化が大事だなと思い、演じ分けは絶妙な差なのですがよく考えて相談しながら演じています。― 役作りをするときに必ずすることはありますか?生見:形から入るタイプで、自分にとってはわかりやすい変化が大事なので香りに変化を取り入れています。まことは悪目立ちしない生き方をしていた女の子なので、みんなが好きそうなフローラル系の香りを付けています。◆生見愛瑠、瀬戸康史・神尾楓珠・宮世琉弥とあだ名で呼び合う― 共演の瀬戸康史さん(西公太郎)、神尾楓珠さん(朝日結生)、宮世琉弥さん(板垣律)とは現場でどのようなお話しをされましたか?生見:どうしたら距離が近くなれるかと考えた結果、みんなであだ名を付けました。「めるるというあだ名良いよね」という話から始まって、瀬戸さんは“こじじ”、宮世さんはまだ定まっていないですが“りゅびび”、神尾さんはプーさんのように甘いものが好きと言っていたので“ふーさん”とあだ名が決まりました。◆生見愛瑠、ターニングポイントになった作品は「風間公親-教場0-」― まことが記憶喪失になったことで自分を見つめ直して変わるきっかけになったように、生見さんの女優としてのターニングポイントとなったことはありますか?生見:ずっと演技に憧れがあって、いろいろな作品に出演してきたなかで、みんなが「観たよ」「良いね」と特に言ってくれた作品は『風間公親-教場0-』(フジテレビ系/2023)でした。この作品で「バラエティーとは違うね」と言っていただけることが多くて、そこからもっと演技に向き合っていこうと思えたので出会えて良かったです。勉強になりました。◆生見愛瑠、デビュー当時から変わらない芯のあるマインド― 本当の自分を見つけるストーリーですが、生見さん自身さまざまな分野で活躍されてきて自分を見失ってしまった時期はありますか?生見:ないです!忙しい、大変と思うことはありますが自分に嘘をついて何かをすることはないので見失うことはなかったです。小学4年生から芸能活動をしていますが、高校生くらいで仕事という意識が芽生えてからはずっと変わらないマインドです。嫌なことは嫌と自分の意見がハッキリしているので、悩むことはありましたが自分を見失うことはなかったです。性格的にあまり落ち込まないですし、悩まないですがそういったときはとりあえず食べます。◆生見愛瑠「くるり〜誰が私と恋をした?~」見どころ ― 最後に本作の見どころを教えてください。生見:登場人物もすごく面白くて個性豊かで、きっと公太郎派、朝日派、律派と出てくるんじゃないかな?と思うくらいキャラが濃いので、好みの男性を見つけながら楽しんでいただきたいです(笑)。ミステリーもありますが、ドキドキな非日常を味わえるような胸キュンや憧れがありキラキラした気持ちになっていただけたら嬉しいです。内容もすごく面白くて深いです!― ありがとうございました!(modelpress編集部)◆生見愛瑠(ぬくみ・める)プロフィール2002年3月6日生まれ、愛知県出身。『CanCam』専属モデル。“めるる”の愛称で幅広い世代から愛され、モデルとしてバラエティー番組で活躍する傍ら、ドラマ『おしゃれの答えがわからない』(日本テレビ系/2021)で初ドラマにして初主演を務め、女優デビュー。映画『モエカレはオレンジ色』(2022)では第46回日本アカデミー賞にて新人俳優賞を受賞。ドラマ『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』(日本テレビ系/2021)、『日曜の夜ぐらいは…』(テレビ朝日系/2023)『セクシー田中さん』(日本テレビ系/2023)など話題作へ続々と出演している。◆「くるり〜誰が私と恋をした?~」第1話あらすじ桜舞うある夜、事故で記憶喪失になってしまった緒方まこと(生見愛瑠)。自分の名前をはじめ、自分にまつわるすべての記憶を失ったまことの手元には、キレイにラッピングされたジュエリーケースが。中には、プレゼントとして贈ろうとしていたであろう男性用の指輪が納められていた。しかし自分に関する記憶がないまことは、誰に贈ろうとしていたかを思い出すことができない。退院し自宅へ戻ったまことの部屋は無機質で、クローゼットの中にはモノトーンの洋服ばかり。記憶を失くす前の自分は、個性を見せず悪目立ちしないように生きてきた様子が伺えた。記憶を失い、誰からの連絡もなく孤独を感じていたまことの元に、同僚で唯一の男友達と語る朝日結生(神尾楓珠)や、フラワーショップの店主で元カレを名乗る西公太郎(瀬戸康史)が次々と現れる。自分のことを知りたいまことは彼らに話を聞くが、どこか他人事のように感じてしまう。試しに、記憶の手掛かりになるであろう“指輪”をはめてもらうと朝日も公太郎もなぜかピッタリで…。戸惑いを抱きつつも職場に復帰したまこと。同僚から聞くエピソードに、これまでの自分の生き方を垣間見て落ち込んでいた矢先、人懐っこい笑みを浮かべた板垣律(宮世琉弥)が突如現れるが…。【Not Sponsored 記事】