森川「大奥」で“鳥肌立った”演技をした人とは「私はできない」 | NewsCafe

森川「大奥」で“鳥肌立った”演技をした人とは「私はできない」

社会 ニュース
森川葵ら「大奥」より(C)フジテレビ
【モデルプレス=2024/03/07】女優の森川葵がこのほど、都内で行われたフジテレビ系木曜劇場『大奥』(毎週木曜よる10時~)の取材会に出席。主演の小芝風花に刺激を受けた瞬間を語った。

【写真】森川葵が刺激を受けた人気女優

◆小芝風花主演「大奥」

本作は、さまざまな人間の思惑、嫉妬、憎悪、悲哀が渦巻く“女の社会の縮図=大奥”で、たった1つの愛を得ようともがく女たちの闘いを描いていく。

森川は、第10第将軍・徳川家治(亀梨和也)の正妻・五十宮倫子(小芝)の付き人であるお知保を演じる。

倫子が家治の正妻であることを快く思っておらず、度重なる嫌がらせを行ってきたお知保。さらには、家治の側室にまで上り詰め、家治の子を産み、倫子を精神的に追い詰めてきた。その一方で、ようやく妊娠した倫子のお茶に流産する薬を入れるが、倫子が飲む直前で止めに入るなど、冷酷なだけではない一面も垣間見えてきている

◆森川葵、小芝風花の演技に刺激受ける

慣れない言葉や動きに「普段の撮影よりも繊細に慎重になりながら毎日撮影してる」という森川。お知保を演じる上で「家族のところに帰るシーンは大奥と一旦離れて、なぜ大奥でお知保がああいう行動に出るかっていう裏付けだったので、すごく必要で重要なシーンだったなと思います」と自身にとって印象的なシーンを明かした。

“女たちの闘い”というだけあって、迫真の演技合戦が繰り広げられているが、「風花ちゃんのキリッとした『もう信念を曲げません』と純粋に真っ直ぐ前だけ見つめるようなお芝居は、現場で見てて鳥肌が立ちました」と小芝に刺激を受けた様子。「この子だから倫子ができるんだな。これだけいじめられても前に進んでいく強い芝居ができるのは本当にすごいなって思いました。私はそういう芝居ができないので、もしそういう役を求められた時は、この時の風花ちゃんを思い出してやってみようって思いました」と語った。

◆森川葵、お知保の解釈「きちんと繋がっている」

容赦なく倫子をいじめてきたお知保だったが、第7話では倫子を流産する薬から守る行動を取った。「自分が上に上がりたいっていう欲望があって、だからこそいじめてるっていう理由もちゃんとあった上で、一緒に暮らしていく中で、子供ができたりと環境の変化があって、だんだん倫子に影響されてじゃないですけど、どこかで善良な心を思い出して、倫子に対しても毒を盛るとかができなかった。嫌なことをしてるお知保も最終的に倫子の子供を助けた行動に出たのも、全部お知保の中できちんと繋がっている行動って思ってます」と自分なりの役の解釈を話した。

最後に第8話について「お知保としてはある事件が起こるので、その姿に1人でも寄り添ってくれる人がいたらいいなっていう気持ちと、終盤に向けて、最後までみんなの人生を見届けてほしいという気持ちでいっぱいです」と伝えた。(modelpress編集部)

◆「大奥」第8話あらすじ

急に産気づいた五十宮倫子(小芝風花)を心配し、徳川家治(亀梨和也)が駆けつける。子を産むにはまだ早い時期で、家治は倫子に手を伸ばすも、その手を倫子に退けられてしまう。そして倫子は子を出産するが、悲しいものとなってしまった。

お知保(森川葵)に薬を渡して倫子に飲ませようとした松島の局(栗山千明)だったが、お知保から薬を飲ませなかったと聞き、お知保の本心がどこにあるのか疑う。

その頃、松平定信(宮舘涼太)は隠密を相手に将棋を指し、「最初にあらゆるものを奪ったのは、あの男だ」と漏らす。その思いが定信を突き動かし、家治の血を根絶やしにして、自らが幕府の中枢に就くことへと向いていた。

そんな折、なんとお品が懐妊する。お品の子を将軍世継ぎにせんとする田沼意次(安田顕)と高岳(田中道子)の意気は上がる。一方、竹千代を愛でるお知保は、傷心の倫子を気にしていた。家治も倫子に会いに行くが、倫子は今は一人にしておいてほしいと、深い悲しみに暮れていた。

【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》

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