【入社直前 新人アナウンサー】野見山大さん、失敗の経験が自信に アナウンサーという夢を掴むまでの道のり<学生アナウンス大賞 ファイナリスト連載> | NewsCafe

【入社直前 新人アナウンサー】野見山大さん、失敗の経験が自信に アナウンサーという夢を掴むまでの道のり<学生アナウンス大賞 ファイナリスト連載>

芸能 モデルプレス/ent/wide/show
モデルプレスのインタビューに応じた野見山大さん(C)モデルプレス
【モデルプレス=2024/03/04】2021年の第1回より毎年行われ、今年4回目が開催される、次世代を担うアナウンサーを発掘するコンテスト「学生アナウンス大賞」。モデルプレスでは第2回のファイナリストにインタビューを行い、当時の思いや「学生アナウンス大賞」の経験について語ってもらった。

第6回は明治学院大学4年、4月よりテレビ局のアナウンサー職に就く野見山大(のみやま・まさる)さん。

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◆野見山大さんがアナウンサーを目指すまで

― アナウンサーやメディアに出演する職業に憧れはありましたか?

僕は福岡出身なので、朝は「アサデス。」(KBC)をずっと観ていて「アナウンサーってカッコいいな」と思っていました。サッカーを始めてからはサッカー選手になりたいという気持ちがあったんですけど、大学進学で東京に出てきたのもあって、昔思ってたアナウンサーという職業にまた憧れを持つようになりました。

― 将来を考える中でサッカーからアナウンサーへ向いてきたんですね。

高校1年生の時はサッカー選手になりたいと思っていましたが、次第になれないと思うようになり、でも大学はサッカーで行きたいし、大学でもサッカーをやりたいと思ったので、スポーツ推薦で大学へ。そこから就活するにあたって、アナウンサーがまた見えてきました。

◆「学生アナウンス大賞」の失敗が自信に

― 「学生アナウンス大賞」はどのように知りましたか?

元々応募するつもりはなかったですが、アナウンススクールの1つ上の先輩方が受けているのを知っていましたし、Instagramのストーリーズで2回目の開催が決まったことを知り、応募を決めました。

― コンテストから2年近く経ちました。今振り返ってみて「学生アナウンス大賞」の選考や経験は自分にとってどのような経験になったと思いますか?

先輩方が受けていた姿を見ていたのでどんな感じだったのかは見ていたのですが、いざ自分が受けるとなるとしっかりとは掴めていなかったですが、今振り返ってみると、面接やフリートーク、カメラテストなどを就活がスタートする前に経験出来たことで、実際の選考で思い出しながらでき、ちょっと楽になれました。

― 「学生アナウンス大賞」や就活を通して、自身の変化をあげるとしたら?

僕は人前で話すことがちょっと恥ずかしく感じることがあり、「学生アナウンス大賞」でも最後のスピーチで緊張してしまいました。

終わってから気づいたのは「あのような一発勝負で思いっきりやれないとダメだ」ということ。「学生アナウンス大賞」が終わってからすぐアナウンス就活が始まったので、選考が始まる前にそういう経験ができたことで就活で思いっきりやれることをやれたのかなと。「学生アナウンス大賞」では100%出せなかったけど、就活まで通してみると失敗が繋がっていい経験になったと思います。

― 「きっかけは、ここにある」という「学生アナウンス大賞」のキャッチコピーそのものですね!

良いきっかけというか、いいスタートダッシュが切れたと思います。当時のファイナリストで24年卒の男性が僕しかいなかったのも自信になりましたし、なかなか決まらなかったですけど、自分の第1志望に近い場所で自信を持ってやり続けることができたからかなと思います。

◆野見山大さんが悲しみを乗り越えた方法

― モデルプレスの読者の中には今、さまざまな不安を抱えている読者がいます。そういった読者へ向けて、これまでの人生の中で「悲しみを乗り越えたエピソード」を教えてください。

高校1年生の時、右肩を怪我して1年間ほぼサッカーが出来ない状態で、3年生になってやっとレギュラーになった時も5月に右膝の前十字を切っちゃって、選手権がギリギリ見えるか見えないかぐらいに。自分はもう終わったのかなと思ったんですけど、自分を応援してくれる両親や家族に恩返しをしたかったですし、この悔しさをバネにできたらすごく大きいと思い、とにかく自分にできることをやりました。結果、復帰出来て試合にも出られたので、努力は裏切らないなと感じました。

― 実際にアナウンサーという夢を叶えた就活にも活きていそうですね。

アナウンス就活でも、良いところまで行って落ちてしまうことはありましたけど、次があるし、そこまでに頑張ればいいと区切りをつけられるようになりました。悲しみを乗り越える方法としては、その先にある光を楽しみにしながら自分に出来る努力をすることだと思います。1度そういう経験をすると無敵感というか、怖いものがないです(笑)。

◆野見山大さんの夢を叶える秘訣

― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、野見山さんが今思う「夢を叶える秘訣」を教えてください。

アナウンス就活も同じで「最後まで絶対諦めない」ことだと思います。サッカー選手という夢を諦めたけど、東福岡の1番になりたいと諦めずにやってきたらなれましたし、アナウンサーになりたいという夢も2年間真剣に思い続けたら、アナウンススクールに入って2年目の日に内定をもらえました。

あとは、大好きなリオネル・メッシ選手の「努力すれば報われる?そうじゃないだろ。報われるまで努力するんだ」という言葉を信じて、諦めずに努力してきました。

◆野見山大さんからメッセージ

― これから“夢を叶えよう”と「学生アナウンス大賞」や様々な活動に挑戦しようとしている方に一言お願いします。

1歩を踏み出すには1番入りやすいと思います。踏み出して見えた景色から感じられる可能性があるので。踏み出さないと何も始まらないので「絶対にアナウンサーになりたい!」という人じゃなくても受けてみていいと思います。

― ありがとうございました。

◆第4回「学生アナウンス大賞」概要

表彰式:2024年3月22日(金)※予定

参加条件:2024年3月末時点で現役大学生・大学院生であること

主催:第4回学生アナウンス大賞実行委員会

「学生アナウンス大賞」は、全国の大学生にアナウンサーを目指すきっかけを与えるべく、2021年より発足したコンテスト。参加条件は大学生であることのみ。エントリーは公式LINE(https://line.me/R/ti/p/%40677earei)を友だち追加するだけ。

その後、書類審査やオンラインによるグループ面談、カメラテストなどを経て迎えた表彰式にてグランプリが決定。グランプリ副賞特典として、「めざましテレビ」出演権、「アナトレ」受講権、「CanCam」誌面出演権、「モデルプレス」出演権が授与される。(modelpress編集部)

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