SUNGHOの言葉の通り、BOYNEXTDOORは『聴く楽しさ』だけでなく『見る楽しさ』も同時に追求するグループだ。パフォーマンスの視覚的要素にもこだわり、メンバーが直接振り付けに参加。ドアの小道具を使うパフォーマンスに代表されるようなユニークな仕掛けだけでなく、メンバー全員が楽曲のストーリーに入り込んだような生き生きとしたステージアティチュードが印象的だ。デビュー作の1st Single ‘WHO!’、そして最新作の1st EP ‘WHY..’は、“初恋の始まりから終わりまで”を表現した連作になっているため、パフォーマンスでは初めての恋に翻弄される“隣の少年たち”の姿を覗き込んでいるような楽しさを感じることができ、6人の表現者としての実力の高さが光る。
◆BOYNEXTDOOR、等身大の音楽はどう生まれる?
― 1st Single ‘WHO!’と1st EP ‘WHY..’は、“初恋の始まりから終わりまで”を表現した連作になっている点が新鮮でした。多くの人が共感できる日常的な事柄の中でも“初恋”を最初のテーマに選んだのはなぜですか?
HYBE傘下のKOZ ENTERTAINMENTより初のグループとして今年の5月30日にデビュー。グループ名には「同年代の人たちが共感できる日常のストーリーをありのまま音楽で表現し、親しみやすく、自然な魅力で人々の心に寄り添っていく」という意味が込められている。米国グラミー賞が発表した「2023年注目すべきボーイグループ」に選ばれ、「2023 K GLOBAL HEART DREAM AWARDS」では初新人賞を受賞。期待の新人アーティストとして熱い関心を受けている。
9月4日には、1st Single ‘WHO!’に収録された「But I Like You」、「One and Only」、「Serenade」の3曲に加え、新曲「Crying」、「But Sometimes」、「ABCDLOVE」の計6曲を収録した1st EP ‘WHY..’をリリース。オリコンのデイリーアルバムランキング(9月4日付)で1位を獲得した。(modelpress編集部)