【女子旅プレス=2023/08/20】IHGホテルズ&リゾーツのプレミアムホテルブランドvoco(ボコ)の日本初進出ホテルとして、大阪市西区に誕生した「voco大阪セントラル」。みんなでワイワイ楽しく食事を囲めるレストラン、Wi-Fi有で作業スペースとしても気軽に利用できるカフェ&バーを備えた、地元大阪の方でもきっと利用したくなる一軒をご紹介します。<宿泊レポ>【写真】タイの高級ホテルブランド日本初上陸 「センタラグランドホテル大阪」2023年夏開業◆プレミアムホテルブランドvocoの国内第1号ホテル「voco大阪セントラル」「voco大阪セントラル」は、Osaka Metro「肥後橋」「本町」「淀屋橋」の各駅から歩いて3~5分の場所にある、全191室のプレミアムホテル。大阪のオフィス街・淀屋橋駅エリアにあり、美しいバラ園のある靱公園までも徒歩圏内と、繁華街の喧騒から離れて、静かに滞在したい方にぴったりの立地です。大正時代の歴史的建造物・旧京町ビルの跡地に建てられたホテルのため、京町堀の記憶とストーリーを繋いでいくデザインへのこだわりが随所で感じられます。エントランスの先に広がるソーシャルスペースですが、一見洗練された印象の中にも、柱や梁をよく見ると、細かな傷や削られた凹みがあります。こちらは、実際に家屋で使われていた古材を再利用したものだそうで、あえて年期の入った建材が組み込まれているのが一目瞭然。また、チェックインカウンターで天井を見上げると、京町ビルの外壁で使用されていたレリーフを型取り、ブリキ製の化粧パネルとして蘇らせたブロンズ色のお花のモチーフが一面に埋め込まれています。旧京町ビルでかつて使われていた建材や部品も一部ホテルに再利用して組み込むことで、当時のストーリーや歴史のヘリテージを次の時代へと受け継ぐと共に、本来であれば捨てられるはずだった廃材をアートワークとして各所に再活用することで、サステナブルに取り組んでいる姿勢も表現されているようでした。◆ホカンスや記念日利用にも、自分らしい時間を過ごせる客室「voco大阪セントラル」は3階~13階が客室フロアで、客室数は全191室。ホテルのブランドカラーである“vocoイエロー”をデザインに取り入れることで、居心地の良さとvocoらしい世界観を共存させた空間が広がっています。今回は大人3名定員の「プレミアムルーム ツインベッド」というタイプのお部屋に滞在。室内はシングルベッド2台と窓際にソファベッド、ミニ冷蔵庫が置かれ、さらに各種動画サービス対応の大型テレビ、複数名でも使い勝手の良いハンガーラックを完備。リラックスして湯船に浸かれる大きな浴槽付きのバスルームには、ドライヤー、バスアメニティ類も一式備え付けられています。備え付けのパジャマは、肌触り柔らかで着心地抜群。枕は硬さの異なる2タイプが常備されていて、就寝までの時間を少しでも快適に過ごしてほしいという、ホテルからの心配りが感じられました。「voco大阪セントラル」では、客室内においてもサステナブルに取り組んでおり、例えば寝心地が自慢のベッドのマットレスには一部、リサイクル素材を詰め物として使用。客室に置かれているお水は、能勢山水のミネラルウォーターで、容器に繰り返し使えるリターナル瓶を採用。もし飲み切ってしまっても、各フロアに設置している濾過水のウォーターサーバーからボトルに水を自由に汲んでOK。加えて、客室に備え付けのアメニティはあえて竹製の歯ブラシセットとコームのみに厳選。これは従来の客室サービスだと、ゲストのチェックアウト後に未使用のアメニティが残っていても、安全性の観点から清掃時に廃棄することがあるため、少しでも無駄をなくそうという取り組み。そのため、追加で必要なものがあれば個々のリクエストに応じて必要な分だけを渡すスタイルをとっているのだそう。お部屋にはないコットンやシェイバーなども、スタッフにリクエストすればちゃんと用意があるので、フロントで確認するようにしましょう。またvocoは、ブランド体験の一つとして、チェックイン後にゲストが自由に客室で過ごす時間を「自分らしく過ごす時間 “=Me time”」として提供しています。ゆったりとした休息時間を過ごすのにも最適な、コーヒー、紅茶、ホットチョコレート、そして大阪名物「岩おこし」も用意されています。環境への配慮が各所に散りばめられた客室には、自分らしい時間を過ごせるアイテムがたくさん。ホカンスにリモートワークに…と流行りのおこもりステイをするのにも最適です。◆1階カフェ&バーはWi-Fi電源完備、カフェタイム&作業スペースとしての利用にも遠方からのビジネス・観光目的でのユーザーだけでなく、地元とのつながりも大切にしている「voco大阪セントラル」。大阪在住の方もグループでの食事会やカフェタイムなどで、気軽にホテルを利用できるよう、レストランやカフェ&バーはオープンなスペースになっています。中でも1階にあるカフェ&バー「LOKAL HOUSE」は、Wi-Fi・電源完備で、いつもと環境を変えて作業に没頭したいときにもうってつけ。バリスタがハンドドリップで淹れた、酸味と苦みのバランスの良いスペシャリティコーヒー、シュワっと爽やかな大阪サイダーをはじめとした各種ドリンクメニューに加え、ショーウィンドウにはオリジナルケーキもずらり。黄色い“vocoカラー”でアレンジしたオーストラリアの伝統菓子ラミントンという、普段なかなかお目にかかれないちょっぴり珍しいケーキもあるので、カフェタイムのお供にぜひ味わってみて。◆大皿料理を仲間でワイワイ囲むウェスタングリルレストラン「LOKAL HOUSE」1階にはウェスタングリルレストラン「LOKAL HOUSE」もあり、こちらは大人数で大皿・大鍋料理をワイワイ囲んで楽しんで貰うことを目的にコンセプト設計されたレストラン。ラテン語で“招待する”“呼び集める”を意味するvocoらしく、家族や友人、仕事仲間と1つのテーブルで美味しい料理を囲みながら、気取らないムードの中で会話を楽しめるような空間が広がっています。もちろん宿泊客以外の利用も可能です。シグネチャーメニューのひとつ「“ボンベッテ”、トリュフリゾット」は、イタリア郷土料理のボンベッテに、串文化の根付く大阪らしいアレンジを加えた一品。トリュフの香り高いリゾットの上に、食べ応えのあるチーズなどを巻き込んだ豚肉の串焼きとグリル野菜が盛り付けられていて、しっかり満足感を得られます。もう1つのシグネチャーメニュー「”焚火の宴卓” NZ産仔羊のラムラック7種のソース」のほか、淡路玉ねぎを中心としたドレッシングをかけて楽しむ「グリル野菜のミックスサラダ LOKAL HOUSE 製ドレッシング」、「淡路玉ねぎのグリル」、「チャバッタのグリル、トマト、モッツァレラチーズ」、「チーズ盛り合わせ」など、アルコールと合わせたくなるようなメニューも充実。食後のデザートメニューの用意もあります。朝食は、洋食か和食からメイン料理を選ぶセミブッフェスタイルで楽しめる「セレクションブッフェ」を中心に、セットメニューやアラカルトも用意しています。7:00~10:00まで。ブッフェ台には、ご飯やみそ汁、パンやグラノーラ、野菜のサラダやグリル、チーズ、カットフルーツ、ドリンクなどがラインナップ。ブッフェ台のメニューが洋食と和食の両方を兼ね備えた内容なので、メイン料理に和洋どちらを選んでも、結果的にどちらのジャンルも少しずつ食べられるのがうれしいですね。伝統を継承するアートが散りばめられた過去と現在が交差するデザイン、心地よい客室、食事が楽しみになるダイニング体験と、魅力に富んだ「voco大阪セントラル」。一度泊まれば、大阪の定宿にしたくなるような魅力に溢れたホテルです。(女子旅プレス/modelpress編集部)■voco大阪セントラル住所:大阪府大阪市西区京町堀1-7-1電話番号:06-6445-1100(代表)アクセス:Osaka Metro四ツ橋線「肥後橋駅」7番出入口より徒歩3分Osaka Metro四ツ橋線「本町駅」28番出入口より徒歩5分Osaka Metro御堂筋線「淀屋橋駅」13番出入口より徒歩5分※記事は女子旅プレスの調査及び主観に基づくものであり、店舗のサービスが保証されるものではありません。【Not Sponsored 記事】