【モデルプレス=2023/04/05】テレビ東京と動画配信サービスNetflixの共同制作連続ドラマ「君に届け」(世界独占配信中)で主人公の黒沼爽子を演じた、女優の南沙良さん(20)。今年新成人となり、あらゆるメディアでブレイク候補の筆頭に挙げられる彼女の「生き方と考え方」に迫るインタビュー。鈴鹿央士さんとの「君に届け」共演エピソードもお聞きしました。南沙良“推し”語る「テンション爆上げです」◆ブレイク候補の筆頭・南沙良「君に届け」で主演― 昨今、ブレイク候補の筆頭として名前が挙がることも多いですが、プレッシャーに感じることはありますか?南沙良:普段は全く感じないです。逆に無責任な部分があるかなと思うくらい(苦笑い)。でも作品をやっている最中は、プレッシャーというか不安を感じます。「君に届け」は特に大きかったです。― それは作品としての知名度が大きいから?南沙良:それもありますし、やっぱり原作を実際に読んでいたので、正解がはっきりある感じが。― そのプレッシャーとどう向き合いましたか?南沙良:そういうとき、正直、自分でできることがあまりなくて。今回で言うと、現場で監督とお話して、爽子ちゃんに忠実に、原作に忠実に、自分にできることを精一杯やっていたら、プレッシャーを感じている暇がなくなっていました。― それもプレッシャーと向き合う、一つの手段な気がします。今年、新成人となりましたが、これまでの経験から一番大切にしていることはありますか?南沙良:何事もあまり考えすぎないようにしています。それはお仕事でもプライベートでも。なにかあってもあまり考え込まず、良い意味で能天気に生きています(笑)。― それは考えすぎてしまった結果、よくないことがあったから?南沙良:そうですね、考えるのがすごく苦手。考えたらキリがなくなってしまうので、それなら考えすぎず、なるようになればいいなと思って。― 「なるようになる」、先ほどのプレッシャーの話も踏まえると、転じて「目の前のことに集中する」というのが、南さんの中で一つのキーワードのように感じました。南沙良:どうなんだろう…でも本当に、環境に恵まれているのか、これまでなるようになってきました。◆南沙良の「悲しみの乗り越え方」― 「君に届け」は爽子の成長ストーリーでもあります。南さんがこの20年で、悲しみを乗り越えたエピソードがあればお聞きしたいです。南沙良:生活していると、悲しいことや辛いことはやっぱりあります。でも私は、その負の感情が逆にエネルギーに変わるタイプ。お芝居にも利用できますしね。― 負の感情をエネルギーに変えるとは、負けず嫌いみたいなこと?南沙良:負けず嫌いもそうです。ただそれより私の場合、今まで暗い役や泣いている役が多かったので、お芝居で役立つ感情という捉え方。悲しいことや辛いことがあると、どうやってそれを演じることに繋げよう、としてきました。― 南さんの惹き込まれるお芝居はそこから…女優はきっと天職なんですね。南沙良:そうなのかな、でも演技のお仕事は本当に楽しいです。― そんな中でも、もし気持ちがどん底に落ちてしまったら、どのように解決しますか?南沙良:私は自己完結したいタイプです。誰かに話すのがあまり得意ではなく苦手なので、自分の中で解決策を探します。気づいたら忘れていることもあるんですけど(苦笑い)。◆南沙良の「夢を叶える秘訣」― 1年前、夢を叶えるには「自分が考えていることや好きなものを発信していくこと」とおっしゃっていました。新成人となり、これまでの総括として、改めて「夢を叶えるためにもっとも大切だと思うこと」をお聞きしたいです。南沙良:自分が好きなこと、なりたいものを発信していくことも大事だと思いますが、それ以上にイメージすることを大切にしていました。― イメージすること?南沙良:こういう舞台に立つ、こういう女優さんになる、こういう作品に出る、と具体的にイメージするんです。それを常に自分の頭の中に置いておくと、言動がそれに沿って変わっていく気がします。― これまでの最たる例が、女優になれたことですね。南沙良:はい、女優になりたいと、小さい頃からずっと思っていました。◆“風早くん”鈴鹿央士との共演エピソード― 「君に届け」は小中学生のときに読んでいて大好きだったとか。南沙良:そうなんです、風早くんが大好きでした。見た目も性格もイケメンで(笑)。クラスで流行っていて、みんなが読んでいたんですけど、風早くんがカッコ良すぎるって、みんなでずっと話していました。― 風早くんを演じたのは、過去にドラマ「ドラゴン桜」でも共演した鈴鹿央士さん。南沙良:鈴鹿さんはすごくマイペースというか、不思議な雰囲気を持っている方。以前もご一緒させていただいているので、安心感みたいなものがありました。それに鈴鹿さん演じる風早くんの笑顔がすごく爽やか。笑顔が柔らかくて親しみやすい感じで、撮影中はその笑顔に癒やされていましたし、何度も救われました。― 鈴鹿さんが風早くんに見える瞬間も多かった。南沙良:そうですね(笑)。お芝居では風早くんとしてそのまま引っ張ってくださったこともありました。撮影がちょうど雪の時期だったので、撮影の合間に風早くんと監督とスタッフさんと私で雪合戦したのも良い思い出です。◆“爽子”と南沙良の共通点― 南さんが演じた主人公・黒沼爽子は、長い黒髪と青白い肌のため周囲から「貞子」と呼ばれていますが、純粋な性格で前向きかつ努力家な女の子。南さんから見て、どんなところに魅力があるキャラクターですか?南沙良:爽子ちゃんはすごく純粋で、一見暗いように見えるんですけど、可愛らしい一面があって、一方で自分の芯をしっかり持っている女の子です。そういうところが素敵だなと思いましたし、お芝居をしていて楽しかったです。― 南さんとは似ている?南沙良:どうだろう…私も周りから暗いって言われることがあるので、そこは共通点かもしれないです(笑)。一方で爽子ちゃんほどの真っ直ぐさはないかもしれないですね(笑)。― (笑)。演じる上で意識したことはありますか?南沙良:原作にとにかく忠実にできたらいいなと思っていました。撮影前は台本を読み返して、監督とお話しながら、爽子ちゃんのそのときの気持ち、表情、そして一つひとつのセリフ、すべてで近づけるように頑張りました。(modelpress編集部)◆Netflixシリーズ「君に届け」(世界独占配信中)Netflixとテレビ東京が共同制作。原作は、2006年から17年に「別冊マーガレット」(集英社)で連載され、第32回講談社漫画賞少女部門を受賞した椎名軽穂氏の同名漫画。高校生のリアルで甘酸っぱい恋愛模様が人気を集めてきた。主人公の黒沼爽子を南沙良、男女問わず好かれているクラスの人気者・風早翔太を鈴鹿央士が演じる。<イントロダクション>高校1年生の黒沼爽子は長い黒髪と青白い肌から「貞子」というあだ名で呼ばれ、クラスから孤立していた。ひとりぼっちの学校生活をおくるなか、噂を気にせずに爽子に話しかける男子生徒が現れる。明るい性格で男女問わず人気を集めるクラスの中心人物、風早翔太だ。彼だけは爽子がクラスメイトのために嫌な作業を引き受けていることを知っていた。風早と接することで他のクラスメイトとも徐々に打ち解けていく爽子。夢だった高校生活を過ごしていくなかで、風早に対しての気持ちにも変化が訪れ…?◆南沙良(みなみ・さら)プロフィール生年月日:2002年6月11日出身地:東京都公式Twitter:@lespros_sara公式Instagram:@lespros_sara00映画「幼な子われらに生まれ」(2017年8月公開)で女優デビュー。初主演映画「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」(2018年7月公開)で、報知映画賞、ブルーリボン賞他、数々の映画賞を受賞し、その演技力が高く評価される。その他、映画「居眠り磐音」、「もみの家」、ドラマ「うつ病九段」(BSプレミアム)、「六畳間のピアノマン」(NHK)、映画「太陽は動かない」、Netflix映画「彼女」、日曜劇場「ドラゴン桜」(TBS系)、朝ドラマ「サヨウナラのその前に」(日本テレビ系)など、出演作多数。2022年は映画「女子高生に殺されたい」、山田孝之が監督を務め、南が主演を務める映画「沙良ちゃんの休日」、主演映画「この子は邪悪」、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK)に出演。2023年はフジテレビ系月9ドラマ「女神の教室~リーガル青春白書~」にレギュラー出演。公開中の映画「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」で吹替声優に初挑戦している。【Not Sponsored 記事】
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