つばきファクトリー浅倉樹々、グループ初の卒業にメンバー全員涙 初期彷彿の演出から次のステージへ進化魅せる<「Hello!Project ひなフェス 2023」ライブレポート> | NewsCafe

つばきファクトリー浅倉樹々、グループ初の卒業にメンバー全員涙 初期彷彿の演出から次のステージへ進化魅せる<「Hello!Project ひなフェス 2023」ライブレポート>

芸能 モデルプレス/ent/music
浅倉樹々「Hello!Project ひなフェス 2023 つばきファクトリープレミアム~浅倉樹々卒業スペシャル~」より(提供写真)
【モデルプレス=2023/04/02】ハロー!プロジェクトグループ総出演による『Hello!Project ひなフェス 2023 つばきファクトリープレミアム~浅倉樹々卒業スペシャル~』が2日、幕張メッセにて開催され、つばきファクトリーの浅倉樹々が同公演をもってグループを卒業。ここでは、同公演の様子をレポートする。<ライブレポート/セットリスト>

【写真】つばきファクトリー、ステージ直前にハプニング

◆ハロプロ各グループ、華やかに「ひなフェス」最終公演飾る

1日~2日に開催された「ひなフェス 2023」最終公演となる同公演は、フレッシュなハロプロ研修生のパフォーマンスで幕を開けると、『ヨリドリ ME DREAM』『ウチらの地元は地球じゃん!』でファンとの距離を近づけたOCHA NORMAに続き、BEYOOOOONDSが旅人風の新衣装で4月12日発売の新曲『求めよ…運命の旅人算』『夢さえ描けない夜空には』を披露。

さらに、Juice=Juiceはカラフルな衣装で『この世界は捨てたもんじゃない』から自己紹介ソングの『GIRLS BE AMBITIOUS!』の10人バージョンでお茶目な魅力と圧倒的な美声を魅せると、井上玲音が『樹々ちゃんを思う存分送り出す準備はできてますか?』、有澤一華が『浅倉さんご卒業おめでとうございますー!』と浅倉を思う一言を。アンジュルムは『ぶっ壊したい』のクールなダンスブレイクから『愛すべきべき』の可愛らしさでギャップを届け、モーニング娘。’23は『Happy birthday to Me!』『What is LOVE?』の一糸乱れぬダンスで会場を圧倒した。

◆ハロプロ各グループリーダー、浅倉樹々との思い出

各グループのリーダーが集まったMCコーナーでは、浅倉との思い出を語る場面も。一岡玲奈(BEYOOOONDS)は浅倉が「私のことを『いちさん』と呼んでくれる唯一のハロメン」だといい「この曲いいですねとか毎回気にかけてくれて嬉しいなと思っています」とにっこり。斉藤円香(OCHA NORMA)は「落ち込んでいた時に「優しくハグをしてくれて慰めてくださった」というエピソードを挙げ「あの時浅倉さんが慰めてくださったからこそ今の私がいると思うので、本当に恩人です」と感謝の思いを明かしていた。

浅倉を「ワンちゃんに見える瞬間が多い」と言った植村あかり(Juice=Juice)に竹内朱莉(アンジュルム)が「本当に樹々ちゃんって優しいんだよね、可愛いんだよね~」と共感すると、譜久村聖(モーニング娘。)が「浅倉樹々スペシャル始まります!」との掛け声とともに、水色の爽やかな衣装に身を包み、ペンライトを持ったつばきファクトリーが登場し、「初恋サンライズ」で幕を開けた。

◆つばきファクトリー、懐かしい演出にファン歓喜

森高千里のカバー『17才』では、モニターにミュージックビデオでのあどけないメンバーの姿を映し、1stインディーズシングルの『青春まんまんなか!』へと懐かしさを感じさせる流れに、ファンは歓喜。MCで、浅倉は「初期の頃を意識して長めのポニーテールにしました~!」と可愛らしく見せ、「12人のつばきファクトリーを目に焼き付けてください!」と呼びかけ、メンバーもそれぞれ12人体制ラスト公演に意気込んだ。

「一瞬たりとも目を離さないでくださいね~!」と『笑って』『春恋歌』と会場をぱっと華やかに彩ると、再び森高千里のカバー『私がオバさんになっても』から『愛は今、愛を求めてる』とアップテンポな楽曲を続け、観客を熱く盛り上げた。

◆新しいつばきファクトリー魅せる

5周年ライブや日本武道館公演など、2022年に開催されたワンマンライブが映像で流れ、後のMCで「3年くらいかかってなかった?」と怒涛の1年を回顧したメンバーは「経験を重ねて 浅倉樹々は つばきファクトリーは 次のステージへ」と、鮮やかなピンクと黒の衣装に着替え、決意を見せるように『イマナンジ?』『意識高い乙女のジレンマ』とクールな一面を見せた。

『弱さじゃないよ、恋は』『低温火傷』では、切ない恋を表現する大人っぽい表情で観客を釘付けにし、MCを挟んで『ガラクタDIAMOND』『間違いじゃない、泣いたりしない』『アドレナリン・ダメ』と新しいつばきファクトリーを魅せる現体制でのリリース楽曲をパワフルにパフォーマンス。

『今夜だけ浮かれたかった』で会場を熱くさせたつばきファクトリーは、ファンに手を振りながらステージ中央に集まり、浅倉をフィーチャーした楽曲『君と僕の絆 feat. KIKI』で結成当初からグループを支える5人、2016年に加入した3人、2021年に加入した4人とそれぞれが身を寄せ合い、笑顔で本編ラストを締めくくった。

◆浅倉樹々、涙の卒業

浅倉のメンバーカラーであるライトピンクに照らされた会場で、声出しができない中でも手拍子で大きなアンコールを送った観客に応えるように、浅倉はネイビーの華麗なドレスでソロ楽曲『You’re My Friend feat.KIKI』を披露。メンバーが待つ中央ステージに向かうと次々とハグされ、浅倉・メンバーともども涙した。

卒業セレモニーでは「同期の仲間や先輩方を見送ってきた立場から今、自分が旅立つ側になって、気付いたらその瞬間が訪れていること、びっくりしています」と本音を明かしながらも、「卒業ライブと題した演目で行えること、すごく感謝しています。ひなフェスのステージをお借りして、12人のつばきをたくさんの方に見ていただけることも、アイドル浅倉樹々を最後に締めくくる事ができるのも、本当に幸せです」とこのライブに喜びを噛み締めた。

「生まれて初めて欲を出せたのがハロー!プロジェクト」という浅倉は家族・メンバー・スタッフとの出会いに「私の人生に濃いいろどり」を与えてくれたと感謝。2017年と2019年に腰椎椎間板ヘルニアを患い、2度の活動休止があったことを「不安にさせてしまうことも多かった」と涙するも「自分でも後悔が残ることもありましたが、その経験があったからこそ、自分を見つめ直すきっかけが生まれ、そして何より支えてくださるファンの皆さんの存在の大きさに気づけました」と自身の転機に。グループと自身のこれからに希望を語り「だから言わせてください。さようならじゃなくていってきます!それぞれの場所でつばきの花を咲かせましょう」と力強く呼びかけた。

◆つばきファクトリー、浅倉樹々への思い

2013年10月にハロプロ研修生として加入し、2015年4月29日よりつばきファクトリーの結成メンバーとして、約8年間グループを支えてきた浅倉に、メンバー1人ひとりが思いを述べる場面も。2021年から加入した後輩メンバーの4人は「浅倉さんのいるつばきファクトリーに入れてよかった」「浅倉さんが先輩でよかった」と先輩・浅倉への感謝とともに涙。新沼は「可憐で美しくて、つばきの花言葉にふさわしい女性だなと思っていて。アイドル像を貫いていてかっこいいなって思っていました」と浅倉へ憧れを表した。

小野田は「絶対一緒のグループに入ろうっていうこと有言実行できたね」とオーディション時からの約束を叶えたことを回顧。グループでは初となるメンバー卒業に「ソワソワしてて初めての感覚だった」と明かした岸本は「これまで感謝をあんまり伝えられてなかったかなって思った」と8年分の感謝を伝えていた。

12人最後のパフォーマンスは、1stアルバムに収録された多幸感溢れる「ハッピークラッカー」にとびきりの笑顔を浮かべ、幕を閉じた。(modelpress編集部)

◆「Hello!Project ひなフェス 2023 つばきファクトリープレミアム~浅倉樹々卒業スペシャル~」セットリスト

青春Beatは16/ハロプロ研修生
女は地球で回ってる/ハロプロ研修生ユニット’23
ヨリドリ ME DREAM/OCHA NORMA
ウチらの地元は地球じゃん!/OCHA NORMA
求めよ…運命の旅人算/BEYOOOOONDS
夢さえ描けない夜空には/BEYOOOOONDS
この世界は捨てたもんじゃない/Juice=Juice
GIRLS BE AMBITIOUS!(10人Ver.)/Juice=Juice
ぶっ壊したい/アンジュルム
愛すべきべきHuman Life/アンジュルム
Happy birthday to Me!/モーニング娘。’23
What is LOVE?/モーニング娘。’23

MC(各グループリーダー)

<つばきファクトリーパート>
初恋サンライズ
17才
青春まんまんなか!
MC
笑って
春恋歌
私がオバさんになっても
愛は今、愛を求めてる
VTR
イマナンジ?
意識高い乙女のジレンマ
弱さじゃないよ、恋は
低音火傷
MC
ガラクタDIAMOND
間違いじゃない、泣いたりしない
アドレナリン・ダメ
今夜だけ浮かれたかった
君と僕の絆 feat. KIKI
アンコール
You're My Friend feat.KIKI/浅倉樹々
MC(卒業セレモニー)
ハッピークラッカー

【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》

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