福井県出身のシンガーソングライター・水咲加奈が、2月25日にニューシングル「pray」をリリース。同日21時にはミュージックビデオも公開される。
本作は、誰しもが抱える“コミュニケーションへの恐怖”と、その裏側にある切実な愛情を描いた一曲。映画や文学を思わせる叙情的な歌詞世界と、変拍子を取り入れた独自の構成で“生々しい音楽”を生み出してきた彼女が、今作では無機質なサウンドの中に孤独な光を浮かび上がらせた。
「ありがとう」「ごめんなさい」「好き」「嫌い」——伝えたいのに、言えない。その一言の重みと、積もり続ける想い。愛が強いほどすれ違ってしまう不器用さを、ドライな歌声と削ぎ落とされたサウンドで静かに描き出す。“言えない弱さ”をそっと肯定する楽曲に仕上がっている。
楽曲プロデュースは NIGHT OWL。感情や躍動感を徹底的に排除し、無機質な浮遊感だけにフォーカスを絞る事で、水咲加奈の透明な歌声と内省的な世界観により深みと緊張感を与えている。
ミュージックビデオの監督は、映像美と繊細な心理描写に定評のある池谷友秀が担当。楽曲の持つ“内と外”、“言葉と沈黙”のコントラストを、静謐かつ緊張感のある映像で表現した。
さらに、MV公開直後には水咲加奈本人によるYouTube生配信の実施も決定。制作背景や楽曲に込めた想いをリアルタイムで語る予定で、作品世界をより深く体感できる機会となる。
さらに本作の世界観を体現するコンセプトライブ『IN n’ OUT』を、2026年11月8日に代官山UNITにて開催。音源とは異なる生々しい息遣いと緊張感の中で、“内と外”、“言葉と沈黙”のあわいを立体的に体感できる特別な一夜となる。
【水咲加奈 コメント】
今回リリースした新曲「pray」は、“信じてるから、信じてほしい”という気持ちを歌った曲です。昔、仕事で信頼していたパートナーがいました。でも、自分が結果を出せないことに苦しくなって、申し訳なさや苛立ちから、その人から逃げてしまいました。それでも、ちゃんと本気だった。その心をさらけ出して、この曲を書きました。音楽活動12年目。まだ迷うのか、と自分でも思います。想像していた未来と今が少し違ったり、誰かと見ている景色がずれてしまったり。そのたびに焦るけれど、それでもここまで歩いてきました。IN n’ OUT。いろんな「矢印」が行き交う中で、自分が信じたいものを、もう一度見つけにいく夜。このライブで私は、「強くなれないまま進んでいい。それでも夢を持っていい」。そう、自分にも、そして臆病で孤独な人にも伝えたい。音楽は人を救えないかもしれない。でもこの夜、出口であなたが何を感じるのか。それを一緒に確かめられたら嬉しいです。
少し不器用でも、少し笑って帰れたらそれでいい。
【ライブ情報】
水咲加奈 コンセプトライブ『IN n’ OUT』開催日:2026年11月8日(日)会場:代官山UNIT開場/開演:16:15/17:00




