
どこもかしこもお値段上昇中の今、美容にかける予算を減らしているという方も多いでしょう。
限られた予算を効率的かつ満足できるように費やすべく、迷ったときには買うべきではない化粧品もあります。
自身も40代真っ只中の時短美容家の並木まきが、この物価高時代に「買う or 買わない」を迷ったときに買うべきではないコスメについて解説します。
ポチッとする前に、覚えておくといいこと、とは
迷ったら買わないのが正解2:セールの回遊中に出会った未知のモノ

最近では、ECサイトを中心にコスメもセールが頻繁に行われています。「何かいいものあるかな?」とセール画面を回遊するのは、ウィンドウショッピング気分でワクワクする時間でもありますよね。
けれど!
セールを見ているときの高揚した気分のまま「安いから」だけで買うコスメほど、後悔を招きやすいモノもありません。
どんなに安くなっていたとしても、似合わない色や好みではない質感ならコスパ面でのメリットもゼロ。むしろ無駄遣いになってしまいます。
一度でも使ったことがあって、ある程度の使用感や仕上がりがわかっているならば後悔を減らせる可能性も低くありません。しかし、体調によっても化粧品との相性が難しくなりやすい大人世代。まったく“未知”のコスメを、“うたい文句”だけを頼りに「安いから」で買ってしまうと、後悔を招きがちです。
メイクアップコスメなら「普段のメイクに使えそう?」を、スキンケアコスメなら「これまでに同じメーカーのものを使って満足度が高かった?」を基準にすると、後悔を減らせるかもしれません。
SNSで気になっていたアイテム、見つけた!……って、それ本当に必要?
迷ったら買わないのが正解3:シーズン遅れのバズりアイテム

過去にSNSで見ていて気になっていたものを店頭で見つけて、つい嬉しくなって手が伸びてしまう、なんてこともありますよね。
でも! これも中途半端な気持ちで買ってしまうと、満足どころか「やめておけばよかった…」を招く典型例です。
たとえば「春夏に出たツヤツヤ・ラメ強めアイシャドウ」や「マットで重めの冬リップ」「質感がユニークな美容液」などは、その時期だったからこそバズりアイテムとして人気があったという可能性が大。
少し時間が経った現在、使ってみても、狙ったようなトレンド感のある仕上がりになるとは限りません。それどころか、むしろ“流行遅れの大人感”を醸すNGアイテムになっているリスクもあります。スキンケアアイテムも、テクスチャーがフィーチャーされたようなタイプは、時期がズレるだけで満足度が急激に下がることも多くあります。
季節の変わり目にはコスメを新調したくなりますが、どうせ買うならば“過去の流行”よりも“今の流行”です。
迷ったときに後悔しにくい基準としては「これから3ヶ月ヘビロテする?」を自問してみると、自然と答えが出てくるかもしれません。
あなたは迷ったとき、どうしていますか?
「迷う」は納得していないサイン
コスメに限ったお話ではありませんが、買うときに「迷う」のは、まだ納得できていないサイン。
流行に関係なく、本当に欲しいものであれば、“迷う”ことなくポンっ!と気持ちよくお買い物できるはずです。
今は物価高が続いているので、以前と比べるとコスメを買うときにも迷う頻度が上がっているかもしれませんが、迷ったときに後悔の少ないお買い物ルールを自分なりに見つけておくのも、満足度の高い美容ライフを送るうえでヒントになるでしょう。
ちなみに私は「迷ったときには買わない。でも3日後もものすごく欲しかったら買う」を自分ルールにしています。参考にしてみてくださいね。
【こちらも読まれています】
「ヤバッ、顔が老けたっぽい……」それ、コスメ選びが原因かもしれません。<40代の秋メイクにそぐわないコスメ>【前編】




