【モデルプレス=2025/09/06】Snow Manのラウールが、このほど都内にて行われた自身の単独ドキュメンタリー『RAUL:ON THE RUNWAY』(Prime Video独占配信/読み:ラウール オン ザ ランウェイ)の取材会に出席。ランウェイを目指し奮闘したイタリア・ミラノ、フランス・パリでの出来事について語った。【写真】Snow Manラウール、撮影時に見せた愛嬌たっぷりの笑顔◆ラウール「リスペクトされるような職業じゃない」司会から「日本人のファッション業界における立場について、パリやミラノに行ったからこそ気づいたことはありましたか?」と質問されたラウールは「はい。ありました」と頷き「思ったよりも『(モデルが)リスペクトされるような職業じゃないな』と感じて。YouTubeとかでランウェイを見ていたら『すごいな』『モデルさんかっこいいな』と思ったりするんですけど、(パリやミラノに)行ってみたら『あれ、自分は…』と、ちょっと人として見られていないような瞬間とかも、ときたまあったりして」と現地での気づきを告白した。続けて「自分はその経験がすごい新鮮で。めっちゃいい経験だったんですよ。できなかった経験をできたっていう、その嬉しさがあった」と日本での生活では味わえない経験に喜びを感じたと話しつつも「それが一瞬、苦しいような時期もあったし、周りにそれを抱えていた人も沢山いたので。そういったことを『知ってもらいたいな』と思い始めたような気はしました」とファッション業界の裏側について明かした。◆ラウール、海外生活で1番辛かったことは?海外生活の中で1番辛かったことについては「僕、方向音痴なので道に迷いすぎて。それが辛かったです」と困り顔。「いつも海外で電波を獲得するのが下手で。(外出の際)ポケットWi-Fiを持っていきたくなるんですけど、歩いている途中に(スマートフォンの)充電が切れちゃって。方向音痴の人がスマホの地図を無くすと結構やばいんですよ。それで大変でした」とお茶目な笑顔を見せた。また、日本との仕事の進め方の違いについて聞かれると「日本だったらね、涼しい車をマネージャーさんが用意してくださって、それに乗って行けるけど(海外では)そうもいかないので…それはちょっと(違いました)」と説明し、「でも僕、16歳でデビューしたので、たぶん普通の人の10代・20代の過ごし方より、割と甘やかされているというか。『(自分は)あんまり苦しまなかったのかな』とか思っちゃって、それが結構コンプレックスだったんです。別に、この1年半でちょっと苦しかったからって『俺も辛かったんだぜ』ってことではないんだけど、そういう経験がしてみたかったところもありました」とこれまで輝かしい活動を遂げてきたラウールだからこその苦悩を語った。さらに「アジア人が欧米の方と対等に仕事をしていく難しさというのは本当に身をもって感じましたし、そこに、すごくなんだろう…ちゃんと怒りも覚えるというか。だからこそ頑張れたし、世界をちょっと知れた感じがして。それはいい経験でしたね」と話した。◆ラウール、友人と共鳴できた瞬間海外生活で嬉しかったことについては、「体を見せる仕事だったので、ずっと身体を作っていて。終わったら『美味しいご飯を食べよう』と思っていたので食べてるときが1番嬉しかったです」とにっこり。続けて「小学生くらいの頃からアイドルの事務所に入って、10代のときにデビューして導かれるがままに来てしまったので…(ミラノやパリで)事務所に入るとかオーディションを受けるのが就職活動的な感じだったんですよ。それをできたのが大きかったです」と加えた。そう感じたきっかけについて「地元の友達とかとたまに会ったりしたときに、正直共感できないことがお互いにあったりして。でも、この前、久しぶりに友達に会ったときに友達が『就活をしている』って言っていて。『どういうとこ受けた』『大変だった』みたいな話をしているときに、すごい共感できた瞬間があって。それがめっちゃ嬉しかったなと思って」と海外生活で奮闘した経験が友人の就職活動と通ずる部分があったと伝え、「これまでは聞くのが苦しい話っていう気がしちゃっていたんだけど、そこに全力で頷けたし自分のやり方とか、その子のやり方を引き合って『面白いな』とか思ったりして、いい時間でした」と頷いた。◆ミラノ・パリのランウェイ⽬指すラウールに密着2022年、ラウールは「YOHJI YAMAMOTO」の「2023 春夏コレクション」において、配信でパリコレデビューを果たした。2023年には「Yohji Yamamoto POUR HOMME 2023-24 A/W Collection」にて、現地・パリのランウェイを初めて歩き、その後もモデル活動を積極的に続けている。番組では、2024年1⽉から2025年6⽉までの1年半をかけてラウールに⻑期密着。⽇本ではトップアイドルとして知られるラウールだが、現地ではその実績は通⽤しない。厳しい体調管理やポートフォリオの作成、ウォーキングの練習など1⼈で試⾏錯誤を重ねるものの、出展ブランドのオーディションを受けては落ち続ける⽇々。ミラノ、パリのランウェイを⽬指す1年半を追っていく。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】
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