【モデルプレス=2025/08/24】8人組ダンス&ボーカルグループ・MAZZEL(マーゼル)が8月23日~24日、『MAZZEL 2nd One Man Tour 2025 “Royal Straight Flush”』有明アリーナ公演を開催。ここでは23日公演の様子をレポートする。【記事末尾にセットリストあり】
「秘密の遊戯場」と化したライブ会場では「おっとそこのあなた、秘密の遊戯場だと言ったでしょう。開場中から終演後まで場内の撮影や録音は禁止とさせていただきますよ」「イカサマ防止のためカメラがいたるところにありますが、このショーでの模様は全て収録させていただきます」などとユーモアたっぷりの会場アナウンスで、公演前から世界観に引き込む。冒頭からNAOYA、RYUKI、SEITO、KAIRYU、TAKUTO、HAYATO、EIKI、RANの順に繰り広げられるソロダンスに歓声が沸き起こった。赤絨毯の階段に、黒にゴールド装飾の衣装と荘厳な雰囲気をまといながら、SEITOのブレイクダンスとRANのボッピンが絡み合う振付が光る『J.O.K.E.R』から『Counterattack』『Waterfall』まで怒涛の勢い。『Vivid』では、1列になったメンバーの先頭に立つRANが「シー」と人差し指を立て楽曲が始まるかと思いきや、TAKUTOが「ちょっと待って?トロッコ出てきたぞ!」と叫び、メンバーは各々左右のトロッコで序盤からMUZE(MAZZELのファンネーム)との距離を近づける。曲が終わり静かになるも、EIKIの「シー…『CAME TO DANCE』!」の合図で再びポップな音楽とともにトロッコが動き出し、MUZEの心を躍らせていた。
SEITOが「何回笑われた。何回バカにされた。あの頃の俺たち、デビュー2年で2年連続アリーナ立ってるぞ!俺たちがあんなに多くの人たちに音楽を届けることができているのは、間違いなく目の前のあなたのおかげです。MUZEいつもありがとう!愛してるぜ」と叫び「ここからは俺たちの覚悟の証明です」とプレデビュー曲『MISSION』へ。後半戦になっても、新曲『DANGER』の初披露から『King Kila Game』『Parade』と勢いは増していくばかり。最後は、作詞を手掛けたEIKIが「助けてくれたメンバーのことが大好きで大好きでたまらなくなって書いた楽曲があるんですけど、今日はそれを大好きなMUZEに向けて歌いたいと思います」と呼びかけ8人で届けた『Love Letter』、再びトロッコに乗って歌う『Our Life Is Always Right』でMUZEへの思いを溢れさせる。RANは「今日初めて出会った人もMUZEでいいよね?そしてこれからもMAZZELについてくる皆ってことでいいんだよね?」「皆の『俺らに会いたい』って気持ちとか『音楽楽しみたい』という気持ちはまだまだ底に眠ってるはずだよね?はずだよね?OK、じゃあその内底眠るものを全部出して俺らにぶつける準備できてますか?」と愛を確かめ合い『Holiday』を披露。「ありがとうございました!」と揃って礼をした後、大量の火花とともに打ち上げのようなテンションで繰り出される『King Kila Game×J.O.K.E.R mash up』の迫力あるダンスとともに、最高潮のボルテージでフィナーレを締めくくった。