歌詞検索サービス「歌ネット」が、8月21日付の「歌ネット注目度ランキング」を発表した。
注目度ランキングは、「発売前の楽曲」のみのランキングで、「歌詞閲覧数」+「いいね!クリック数」の割合でランキングが決定する。通常の歌詞アクセスランキングとも違う、まさに「これから発売される、歌詞が注目されている楽曲」のランキングだ。
今回のランキングでは1位に、BE:FIRSTの「空」が初登場。2025年9月17日にリリースされるニューシングルのタイトル曲であり、第92回NHK全国学校音楽コンクール・中学校の部の課題曲として書き下ろされた。作詞・作曲を依頼されたSKY-HIの「多感な時期の若者の心の揺れ動きに対して“大丈夫”と伝えたい」という想いが込められた、不安に寄り添いリスナーの心の琴線に触れる1曲となっている。さらに、日本のヴォーカルグループのパイオニアとして知られるゴスペラーズの黒沢薫をコーラスディレクターに迎えた意欲作でもある。
3位と5位には、藤井風の「Love Like This」と「Hachiko」がそれぞれランクイン。いずれも2025年9月5日にリリースされるニューアルバム『Prema』収録曲だ。今作には、初の全曲英語詞となる全9曲を収録。「Love Like This」について、藤井は「最も純粋な愛の形とは? そしてそれがもたらす至高の喜びとは? 私はまだ知らないと思うが、この曲の中で知ったフリをしてみたのだ」とコメントしている。
6位には、SARD UNDERGROUNDの「故障した車」が初登場。2025年9月17日にリリースされる3rdオリジナルアルバム『故障した車』のタイトル曲だ。神野友亜のソロ体制として初めて世に送り出されるアルバムである。「故障した車」に綴られているのは<故障した二人の車 私たちだけで直してみよう>というフレーズ。日常に寄り添う小さな温もりと、自分たちで“壊れたもの”を修復しようという前向きな再生への願いを繊細に描いた1曲となっている。
7位には、粗品の「告白」が初登場。2025年9月10日にリリースされる2ndアルバム『佐々木直人』収録曲だ。前作『星彩と大義のアリア』収録の「サルバドルサーガ」に連なる世界観を持つパンク・ロック・ナンバー。歌詞には<意味不明な悔しい事は この歌を以て全部過去になった! 引きずってんな! 辛い事は光が消すだろう>と綴られており、日常生活での理不尽や悔しい思いを、この曲で消し飛ばしてしまおうという、力強いメッセージソングとなっている。
8位には、TWICEの「ENEMY」がランクイン。2025年8月27日にリリースされる日本6thアルバム『ENEMY』収録曲だ。“何度挫けても、何度だって立ち上がる。いつだって越えなければならない壁は自分自身”と、自分らしく咲くことを諦めないあなたの背中を押すエールソング。MVでは、自分自身を超えていく葛藤と、儚くも咲き続けることをやめない健気な彼女たちの姿が胸に刺さる作品となっている。
【2025年8月21日付、歌ネット注目度ランキング】
1位 空/BE:FIRST2位 歩め/平野莉玖3位 Love Like This/藤井風4位 ときはなて!/はしメロ5位 Hachiko/藤井風6位 故障した車/SARD UNDERGROUND7位 告白/粗品8位 ENEMY/TWICE9位 Topping/ILLIT10位 THIS IS ME:I/ME:I