King & Prince「この道を選択してきてよかった」ミッキーマウスとのコラボ秘話と“全てを誇りに思えた時間”【インタビュー前編】 | NewsCafe

King & Prince「この道を選択してきてよかった」ミッキーマウスとのコラボ秘話と“全てを誇りに思えた時間”【インタビュー前編】

芸能 モデルプレス/ent/wide/show3
インタビューに応じたKing & Prince/永瀬廉、高橋海人(C)モデルプレス
【モデルプレス=2025/07/31】King & Princeがこの度、誰もが知る永遠のエンターテイナー・ミッキーマウスとの夢のコラボレーションを実現させた。幼い頃から親しんできた存在と一緒に作り上げた楽曲に込めた想い、さらには「シンデレラガール」との運命のリンクも?今回のインタビューでは、そんな制作裏話をたっぷりと明かしてくれた。【前編】

【写真】キンプリ、ミッキーとの貴重“ベストフレンド”3ショット

◆ミッキーマウス×King & Princeが夢のコラボ

今回のスペシャルコラボは、ミッキーのスクリーンデビュー100周年に向けたキックオフ企画として実現。King & Princeが歌うミッキーの新オフィシャルテーマソング「What We Got ~奇跡はきみと~」(デジタル配信中、8月6日にCDリリース)は永瀬廉&高橋海人(※「高」は正式には「はしごだか」)自身で日本語訳詞も手がけた。

8月1日には、ディズニープラスにてスペシャル番組「King & Prince: What We Got ~奇跡はきみと~」も世界同時独占配信。制作の裏側に密着したメイキングや2人のインタビュー、さらに「What We Got ~奇跡はきみと~」のミュージックビデオフルバージョン(※6日にリリースされるCDの初回盤Aにも収録)など、貴重な映像が存分に収められている。

なお7月10日に開催された「King & Prince LIVE TOUR 24-25 ~Re:ERA~ in DOME」東京ドーム公演初日にはミッキーがサプライズ出演し、会場からは溢れんばかりの歓声が。ミッキーが日本人アーティストのコンサートに出演するのは世界初となり、ベストフレンド3人で息の合った生パフォーマンスを披露した。

◆King & Prince、ミッキーマウスとのコラボ決定に驚き「嘘でしょ?」

― 今回のミッキーとのコラボ決定のお話は、お二人で一緒に聞かれたのでしょうか?最初にどのような会話をされましたか?

高橋:一緒だったよね。

永瀬:うん、2人一緒にいて、マネージャーさんとの打ち合わせみたいな場で聞いて…なんか逆に即答してないよね?嘘だと思ってたから(笑)。

高橋:「嘘でしょ?」みたいな。1回考える時間あったよね(笑)。

永瀬:そうそうそうそう。「…なわけ!」みたいなね(笑)。

高橋:ちゃんと咀嚼してからお受けしないとなと思ってました(笑)。

永瀬:本当の話だとわかってからは、まだ具体的な内容は全く知らない状態でしたが、「やります、やらせてください」とお答えしました。

高橋:世界中にたくさんのアーティストがいる中で、自分たちを選んでもらえた。それが後からじわじわと「本当に嬉しいな」という気持ちに変わっていきました。

◆King & Prince「シンデレラガール」からコラボの匂わせ?

― 今回は訳詞もお二人が担当されていますが、オファーの段階からそれも聞いていたのでしょうか?

高橋:最初は本当に「ミッキーとコラボして曲を作ろう」という感じでした。

永瀬:そうそう。

高橋:そこから少し時間が経って、僕たちがKing & Princeの曲を作ったり歌詞を書いたりしているのを知っていただいて、「そしたら訳詞にも参加してみませんか」とお話をいただきました。

永瀬:もう「ぜひ。僕たちの歌詞でできれば」と。

― 二つ返事だったんですね。訳詞に向けて準備したことや、どのように作っていったかもお聞きしたいです。

永瀬:まずは直訳で日本語にしたバージョンを送ってもらって、でも「What We Got」という英語の部分は残したいと思っていて。残すところは残しつつ、どこを日本語にしていくか話し合っていきました。

高橋:最初はKing & Princeが持っている性格と、ミッキーが持っているみんなに与える力、その二つのどういうところが結び合うのかという話し合いからしました。自分たちも「シンデレラガール」という曲でデビューして、「みんなを明るく幸せにする力や魔法を表す言葉が割と身近にあるね」というところから、共存するパワーワードは残しつつ、あとは廉の伝えたいことと自分の伝えたいことを上手く擦り合わせて歌詞に乗せていく感じでした。

永瀬:(そう考えると)デビュー曲から匂わせみたいなのしてたね。

高橋:だいぶ長い匂わせだった(笑)。

永瀬:7年間ためてきましたから(笑)。

― お二人が具体的にこの曲に込めたかった気持ちやメッセージとは?

永瀬:ミッキーはワールドワイドで夢や希望を与えたり明るい気持ちにさせたりしているイメージがあったので、せっかくミッキーとやるなら歌詞も「世界の端まで照らすSong」とか「奇跡」「魔法」を入れたいと思いました。普通の人にとってはなかなか現実的じゃない言葉も「ミッキーと一緒だったら全然届くよね」みたいな気持ちになったので、ディズニーらしいファンタジックなワードや、壮大な意味を持つ言葉も散りばめました。

高橋:僕はミッキーとベストフレンドという関係性になれたので、そこから“友達”というところを掘り下げたいなと思って。「奇跡」という言葉がたくさん出てくるんですけど、僕にとって「奇跡」の解釈は「たまたま起きるもの」ではなくて「友達と一緒にいる一瞬一瞬の積み重ねで起きるもの」だなと。だから儚い感覚で表現される一瞬一瞬というものをすごく大事なものとして扱えたらいいなと思って、それを歌詞に落とし込みました。

◆音色一つ一つにこだわった「What We Got ~奇跡はきみと~」

― この楽曲を聴くと自然と楽しい気持ちになりますが、そのハッピー感を出すために歌唱する際に意識したことを教えてください。

永瀬:やっぱ跳ねるようにじゃない?

高橋:確かに。

永瀬:体を動かして歌うと自然と楽しくなったりいい気持ちになったりして、聴いている方も明るい気持ちになると思うので、そういうところが大事なのかなと思います。

高橋:廉が言ったように、歌ったときにインパクトのある破裂音や子音を歌詞を書くときに散りばめて、リズム感が出るように譜割りもちょっと調整させてもらっていて。それが効いていたのかなと思うとめっちゃ嬉しいなって。

あとはやっぱり、本当に自然と、僕も廉もミッキーと作品を作ることにずっとワクワクしていて。それがずっと脳裏にあったことでハッピーなムードを作り出せたと思うし、ただ歌うだけじゃなくて想像して歌うことで幅が広がる。それがこの曲においてはめちゃくちゃ自然と出ていたのかなと思います。

― King & Princeさんの楽曲にもハッピーな雰囲気のものはたくさんありますが、この楽曲はコラボならではのディズニー感も感じます。

永瀬:そうですね!

高橋:ところどころディズニーの持っているマジカルでハッピーな感じの音色も入れて、特に間奏とかはめっちゃ詰め込んで。

永瀬:間奏詰め込んだね。

高橋:「これディズニーっぽい」「これはディズニーっぽくない」みたいに判断しながらどんどん足していったので、リスペクトも含めてディズニー感溢れる楽曲になっています。

― そういう音の一つ一つからお二人で選ばれたんですね。

高橋:そうですね。

永瀬:「この音、でかすぎるからいらないかもね」みたいな。

高橋:「これ強めたい」とか。あとバネがビヨーンってなる音とか、めちゃくちゃディズニーの想像力が膨らむ感じ。ああいう音を意識して足していったり。

― なんだかトゥーンタウンで鳴っている音みたいだなと感じました。

高橋:それめっちゃ意識しました!

◆King & Prince、完成したMVに興奮

― お二人は今日初めてMVをご覧になったとのことですが、完成したものを観ていかがでしたか?

高橋:何回も「ヤバいヤバい」ってなったよね(笑)。

永瀬:ぶち上がったというか(笑)。完成までちょっと時間があってずっと楽しみにしていて、ハードルもその分上がっていたんですけど、そのハードルをさくっと飛び越えてきたぐらいよかったですし、嬉しかったです。みんな可愛かったですね。ベストフレンドたちと一緒でしたが、我々King & Princeも(可愛さでは)ちょっと負けてないなって。

高橋:(笑)

永瀬:本当にお互いがお互いのいいところを引き出したMVだなと思いました。

高橋:僕、まだ自分の顔ちゃんと観れていないんです。MV全体とミッキーの表情と…ほかの部分にたくさん集中して観ちゃって。でもこのMVは何回も観ても楽しいだろうなと思いました。ミッキーだけじゃなくてミッキーのフレンズとも一緒に踊れたし、一緒の世界で踊っている空間を観て、自分たちがちっちゃいときから会いたいなと思っていたみんなに会えたという感動が今めちゃくちゃあります。

◆ミッキーマウスが2人に与えた影響とは

― 改めて、幼少期からこれまでミッキーがお二人に与えてきた影響についてもお伺いしたいと思います。

永瀬・高橋:影響か…(悩む)。

― 気付いたらいる存在ですよね。

永瀬:そうなんですよね!気付いたら近くで寄り添ってくれている存在で記憶から消えることもない。特に小学生の頃なんか、朝は「ミッキーマウス クラブハウス」を観てから学校に行っていて、意図せず気付いたら観る習慣になっていたり。だから気付いたらミッキーがいて、「今日も1日頑張るか」「小学校行ってやるかぁ~」みたいな。

高橋:「行ってやるかぁ~」(笑)?

永瀬:「しゃあない、行ってやるか」みたいな(笑)。

高橋:「仕方ねえ、ミッキーもやってくれたし」みたいな(笑)?

永瀬:そうそうそう(笑)。そんな感じで本当に活力になっていたので。だから僕だけじゃなくてみんな、自分でも気付かないうちに元気の源になっている存在だなと。

高橋:僕もちっちゃいときからミッキーの作品をはじめとするディズニー作品を観て育ってきたんですけど、ちっちゃい子が想像力を持つきっかけとして、結構ディズニーが大きいんじゃないかなと思って。ある作品では空を飛んで、ある作品では水中で人魚たちが喋って…「自分がもしその世界にいたら」というところで想像力を広げて、自分の人間性みたいなものも広げていく。ミッキーはそこのキングというか(笑)、みんなの円の中心にいる。今改めてやっぱりすごい存在だなって思いますね。

◆東京ドーム公演のミッキーサプライズ出演秘話

― そんなミッキーと東京ドームでの夢の競演まで実現しましたが、そのときのお気持ちはいかがでしたか?

永瀬:震えましたね。結構前から「ライブにも来てほしいな~」という話し合いをしていて、でも「やっぱりちょっと難しいかもな」みたいになった時期もあったりして。共演できると決まったときから、本当に楽しみでした。やっぱ俺らも嬉しいし、ファンもめっちゃ嬉しいだろうなと思って。そしたら本番は案の定すごい歓声でした。嫉妬しちゃうぐらい。だから改めてそこでもミッキーのすごさを感じましたし、一緒にステージ立って歌って踊れたのも、リハできたのも嬉しかったです。

― 高橋さんはいかがですか?

高橋:人生における選択が今までいっぱいあったんですけど、「この道を選択してきてよかった」と改めて思えた瞬間でした。だってミッキーと一緒にドームのステージに立って1曲披露できる人生だと思わないじゃないですか。「あ、本当にこの選択してきてよかったな」と思いましたし、頑張ってきた自分たちも、応援してくれたファンも、その全てを誇りに思える時間でした。

◆ミッキーにおすすめしたいKing & Princeの楽曲

― MVでは、ミッキーとお二人がレコードショップで出会って友達になるというストーリーも素敵ですよね。もしミッキーにKing & Princeの楽曲を1曲おすすめするとしたら、どの曲を選びますか?

高橋:「HEART」を「ミニーちゃんと一緒に聴いてね」って。

永瀬:なるほど!

高橋:「話をしようよ」とかもいいよね。

永瀬:そうね。俺は…「Magic Touch」とか。めっちゃ低音サウンドなんですけど、そういう曲をミッキーがやったらどうなるのか気になります。

★後編では、互いの存在に救われたこと、2人だからこその奇跡、モデルプレス恒例の質問である“夢を叶える秘訣”などを語ってくれた。

(modelpress編集部)

◆永瀬廉(ながせ・れん)プロフィール

生年月日:1999年1月23日
出身:東京都
血液型:O型

◆高橋海人(たかはし・かいと)プロフィール

生年月日:1999年4月3日
出身:神奈川県
血液型:A型

【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》

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