村山彩希、男性俳優だらけの現場は「怖かった」AKB48卒業後の心境・舞台単独初主演への思い語る | NewsCafe

村山彩希、男性俳優だらけの現場は「怖かった」AKB48卒業後の心境・舞台単独初主演への思い語る

芸能 モデルプレス/ent/wide/show
つかこうへい戦後80年に問う 革命ミュージカル『新・幕末純情伝』稽古場公開取材会に出席した村山彩希(C)モデルプレス
【モデルプレス=2025/07/30】2025年6月にAKB48を卒業した村山彩希が7月30日、舞台単独初主演となる「つかこうへい戦後80年に問う 革命ミュージカル『新・幕末純情伝』」(2025年8月8日〜8月24日/紀伊國屋ホール)の稽古場公開取材会に出席。グループを卒業し、新たな環境の中で活動する心境を語った。

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◆村山彩希、初挑戦の殺陣は「苦労だらけ」

取材会では、3つの場面が公開され、沖田総司を演じる村山は歌唱に加えて殺陣も披露。シーン公開の後、質疑応答が行われ、稽古の手応えを尋ねられると「総司が男前なのですが、男口調だったり態度というところでは今までのAKBのときには出してこなかった自分かなと思います」といい、怒りの感情などを初めて露骨に出したそうで「こんなに怒りの感情をさらけ出して初めてこんなに褒められたなというのが今回の稽古場でした」と振り返った。

初挑戦となる殺陣については「苦労だらけです」と語った村山。殺陣稽古の初日を楽しみにしていたそうだが、他の俳優たちが殺陣の経験があることを目の当たりにし「スタートラインが違うということに気づいた瞬間に心が折れて帰りたくなりました」と回顧。周りのメンバーから「でも、次の日からは振れるようになってたからね。誰よりも先に稽古場に入って振ってて。木刀と武光も持って帰ったんですよね」と声を掛けられると「はい。お家に持って帰って振り回していたのですが、寝室のドアに刺した瞬間に『賃貸だ』と思って、そこからはスタジオを借りるようにして」と苦笑いを浮かべた。

元櫻坂46の菅井友香が舞台「新・幕末純情伝」(2023)で沖田総司役を演じたが、その映像をはじめ同作の映像を色々と観たという村山。「『色々な総司がいていいんだな』というのが感想だったので、そこからはあえて観るのをやめて、自分が総司に似ているところなどを探したりして『自分らしくあろう』ということを意識しました」と役作りの過程を明かした。

◆村山彩希、男性俳優だらけの現場は「怖かった」

AKB48時代とは180度変わって‟周りが男性俳優ばかり”という中で舞台に立つことになるが「私が人見知りということもあり、環境も色々変わったので、本当に最初は怖かったです」と回顧。稽古場でも「話しかけていいのかな」と感じていたものの、稽古を重ねるうちに言葉を交わしアドバイスをもらうようになったそう。「『頼っていいんだな』と変わっていって、今では、頼って、助けられています」と声を弾ませた。

そんな村山の印象を尋ねられるた周りのメンバーたちは「本番を観て頂いたらわかるのですが、一番男前でかっこいいです」、「引っ張ってくれているすばらしい座長だと思います」、「座長としてどっしりと構えて、ストイックにやっている姿に僕たちは『ついていこう』、『総司のために』という気持ちになっています」と絶賛の声をあげた。

質疑応答の最後には「生のステージというものを大事にしてずっと生きてきました。個人的な話でいいますと、AKB48劇場ではなくなって他のステージで頑張るという形にはなるのですが、他の環境に来て新しい出会いがあって、こんなに刺激を受けることはなかなかないなと思います」と話し「ステージで伝えることが今の私にできることだと思いますし、私ができるキャストのみなさんへの恩返しだと思っています」などと、AKB48卒業後に新たな環境に飛び込んだ心境を言葉にした。

◆村山彩希主演「新・幕末純情伝」

劇作家・つかこうへいの名作「幕末純情伝」は、新撰組の沖田総司が実は女だったというユニークな着想のもと、1989年8月に PARCO劇場にて幕を上げた。『新・幕末純情伝』は初の“ミュージカル”として上演され、幕末の混沌の中で、ひとりの少女が“女であること”を武器に時代を駆け抜ける壮絶で痛切な愛と革命の物語が描かれる。(modelpress編集部)

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