「DOPE」莉子役・平澤宏々路、中村倫也の能力羨望タブレット菓子携帯で「違法薬物なんだって自分に刷り込みました」徹底した役作りの裏側

【モデルプレス＝2025/07/25】女優の平澤宏々路（ひろさわ・こころ／17）が、TBS系金曜ドラマ「DOPE 麻薬取締部特捜課」に、薬物保持の疑いを持たれる女子大学生・莉子役として出演。モデルプレスでは、平澤にインタビューを実施し、徹底した役作りや共演者に感銘を受けたことなどを語ってもらった。

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◆高橋海人＆中村倫也W主演「DOPE 麻薬取締部特捜課」

King ＆ Princeの高橋海人（※「高」は正式には「はしごだか」）と俳優の中村倫也がW主演を務める今作は、熱き人間ドラマと本格アクションシーンが織りなす、新時代の麻取アクション・エンターテインメント。舞台は謎に包まれた新型ドラッグ【DOPE】が蔓延している近未来の日本で、突然特捜課に異動することになった新人の麻薬取締官・才木優人を高橋、常識はずれで型破りな言動が目立つ才木の教育係・陣内鉄平を中村が演じる。平澤は、特捜課の課長・葛城康介（三浦誠己）の娘・莉子を熱演。一般的な女子大学生でありながらDOPEを所持している罪に問われる、難しい役どころだ。

◆平澤宏々路「莉子みたいになりたい」憧れ語る

― 「DOPE 麻薬取締部特捜課」で重要な役柄を演じられますが、出演が決定した際のお気持ちはいかがでしたか？

平澤：台本をいただいて自分の役どころを知ったときに、この莉子という役を任せていただけたことが素直に嬉しかったです！任せていただいたからには、期待に応えられるようにこの役に真剣に向き合おうと思いました。

― 今作の役作りで意識したことを教えてください。また、役とご自身に共通点はありましたか？

平澤：今回、初めての大学生役なので、街中で大学生くらいの方を観察してなるべく自然に見えるように研究していました（笑）。共通点はあんまりない気がしています。ただ、莉子みたいになりたいなと思います！自分の意志が強くて、目的のために最後まで行動出来る莉子には憧れる部分がたくさんあります！

◆平澤宏々路、徹底した役作り「交番の前を通るときに自然と緊張」

― 莉子は、父である葛城康介と少し距離のある年頃の女子大生であり、薬物を保持している疑惑をもたれるなど、難しい役柄だったかと思いますが、演じる上で苦労した点はありましたか？また、演じる中で壁にぶつかった時どなたかに相談しましたか？

平澤：苦労したのは薬物所持に対する罪悪感を自分に植え付けることですね。もちろん、実際に薬物を持ったことはないですし、違法だと知りながら薬物を持っている状態を自分の感覚に落とし込むのはかなり時間がかかりました。色んな記事や薬物を扱った映像作品を見て研究しましたが、どうしても感覚が掴めなくて撮影に入るまではタブレット菓子を小さなジッパーバッグにいれて「これは違法薬物なんだ」って自分に刷り込みました。

そしたらただのタブレット菓子なのに交番の前を通るときに自然と緊張したり、周りを警戒しながら歩くようになったりと変化があって不思議な気持ちになりました。撮影前に、監督と「莉子がどのくらい薬物について詳しいのか」「理解しているのか」という部分を相談できて、認識を揃えられていたのが役作りをしていく中でかなり助かりました。

― 今作は、高橋さんや中村さんをはじめ、多くの作品で活躍する俳優の方々が出演されていますが、撮影中に話したことや現場での振る舞いや演技などで感銘を受けたことなどがあれば教えてください。

平澤：特捜課にお邪魔させていただいたときに、もう特捜課のチームとしての関係性がはっきりとできていて、現場でも皆さん自分のデスクや居場所を自然と確保されていたのが印象的でした。小物ひとつにしてもその役の物だなと感じられて、「そこに役が生きているな」と思いました。中村さんは、以前ご一緒させていただいたときもその場の空気を自分のものにして、役が過ごしやすくなる環境作りが素晴らしくて…いつかその能力を身につけたいです（笑）。

◆平澤宏々路の夢を叶える秘訣

― モデルプレス恒例の質問、“夢を叶える秘訣”についてもお伺いしたいです。2020年12月のインタビューでは「沢山夢を持つこと」とおっしゃっていましたが、そこからより一層活躍の場を広げられた今、「これも大事だな」と感じたことはありますか？

平澤：難しいですね…。でも、最近意識しているのは「夢を願望で終わらせず、実現させると信じて行動する」ですかね。「叶える秘訣？」ってなると思うんですけど、漠然と「こうしたい」「ああしたい」って思ってるときは、明確なルートが見えてこないんです。

これを「いつまでにやる」って現実的に考えると、じゃあ「そのためにやる事はなんだろう」とか「今できることはこれかな」っていうのが浮かんでくるし、それを着実にこなしていけば、叶わないものはあまりないんじゃないかなと思います！私は負けず嫌いなので、自分で決めたルールや約束を少しでも破るのが嫌で…明確なやる事リストができているとそれを「どんどんこなしたい！！」って思えて頑張れます（笑）。

◆平澤宏々路（ひらさわ・こころ）プロフィール

2007年9月21日生まれ。東京都出身。2009年CMにてデビュー。2011年、NHK「風をあつめて」にてドラマデビュー。主な出演作にスタジオジブリ作品「アーヤと魔女」、Prime Video「仮面ライダーBLACK SUN」、NTVドラマ「高杉さん家のおべんとう」、映画「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」など。現在放送中のTBSドラマ「DOPE 麻薬取締部特捜課」に出演中。2026年には映画「終点のあの子」が公開予定。

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