【モデルプレス=2025/06/25】俳優の横浜流星が、6月28日発売の雑誌『Oggi』8月号(小学館)に登場する。【写真】横浜流星、サプライズ登場の大物俳優とハグ◆横浜流星、ストイックな仕事論語るNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』で演じる一本気で情に厚い、江戸のメディア王・蔦重のイメージから一転、ファッション誌で魅せるのは、最新ファッションに身を包みクールに他を圧倒する大人の色気。『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』に続き、現在公開中の映画『国宝』では、上方歌舞伎役者役を好演。脂が乗った俳優、横浜の仕事論について聞いている。昨年は、映画『正体』で、「第48回日本アカデミー賞」最優秀主演男優賞と、時代劇、現代劇を問わず立て続けに話題作に出演してきた横浜。そんな横浜が、たびたび口にするフレーズが、「一作一作、すべてを代表作と言えるように」。映画『国宝』もその気持ちは変わらず、目指したのは本物の歌舞伎役者。「李相日監督からそう言われ、約1年の練習期間を経て死に物狂いで臨みました。ヒントだけを与えて答えは自分で探すというのが監督のやり方。本番の3か月は、暗い闇の中に立たされ、光を必死に探すような、孤独な作業の連続でした」と話した。演じる歌舞伎役者・俊介のパーソナリティも演技を難しくしたという。「表面的には自分に甘く弱い人間。それでいて(ライバルの)喜久雄の前では葛藤や劣等感、心の揺れを隠したりもする。自分自身とは正反対の人物であることも、難しさがありました」とコメント。納得のいかない場面では撮り直しを申し出、常に自らを律し続けたと言う横浜。「僕のやり方は、先に答えが見えなくても、きっと光が差すだろうと信じて進む。子供のころから空手で自分を律することを身をもって学んだし、あれほどきつい経験はないと思えるから」と語った。幼少期から極真空手に打ち込み、中学3年生の時に国際大会で世界一になったその経験が、ストイックなまでの姿勢を支えているという。一作一作を代表作にするー。とはいえ、キャリアを重ねるごとに高まる期待と重責ゆえに、高い壁に挑むことも度々。一方で、「つらさ・難しさの向こう側にある『芝居こそ、人生に捧げるに値するもの』という思いを再確認することになりました」とも語る。インタビューに答える姿はとにかく穏やかで丁寧。一方で撮影になるとすぐさまプロモードにスイッチ。ポーズを決めるしなやか所作は映画のワンシーンを見ているかのよう。仕事を離れているつもりでも、つい仕事と結びつけて考えてしまうという横浜。「やっぱり、芝居以外は何もいらないんです」と旬な俳優はまさに求道者さながらだった。なお今号の表紙は、女優の飯豊まりえが務める。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】