【モデルプレス=2025/06/25】女優の今田美桜が主演を務める連続テレビ小説「あんぱん」(NHK総合・毎週月~土あさ8時~ほか)の第63話が、6月25日に放送された。主人公・若松のぶ(今田)と幼なじみ・柳井嵩(北村匠海)の4年ぶりの再会が描かれ、反響が寄せられている。<※ネタバレあり>【写真】「あんぱん」のぶ&嵩の4年ぶり再会シーン◆今田美桜ヒロイン朝ドラ「あんぱん」朝ドラ第112作目となる本作は、国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかしと妻・小松暢がモデル。何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどり着くまでの人生を描いた愛と勇気の物語。主人公ののぶを今田、のちにのぶの夫となる嵩を北村が演じる。◆「あんぱん」のぶ(今田美桜)&嵩(北村匠海)、4年ぶりに再会する夫・次郎(中島歩)を肺病で亡くし、悲しみに暮れるのぶ。嵩も戦争で弟・千尋(中沢元紀)を失い、最後に会った千尋が行きたいと言っていたシーソーのある空き地を訪れた。それから、のぶと嵩が4年ぶりに再会。のぶの祖父・釜次(吉田鋼太郎)から事情を聞いたという嵩に、のぶは教師を辞めたことを話し、子どもたちに取り返しのつかないことをしてしまったと後悔を口に。そして、自分は生きていていいのだろうかと涙を流した。隣に座って静かにのぶの話を聞いていた嵩は「死んでいい命なんて…ひとつもない。どうすればよかったのか…。僕もそればかり考えてたけど、わからない。この先もずっとそれを自分に問いかけることしかできないんじゃないかな。新しい世の中になっても、問い続けるしかないよ」と話す。そして「正しい戦争なんか…。あるわけがないんだ。そんなのまやかしだよ。そのまやかしの正義で、敵も味方も…仲間も大勢死んだ。千尋も…」と続け「最後にあいつが言った言葉がずっと耳に残ってる。『この戦争さえなかったら、わしは愛する人のために生きたい』」とのぶに千尋が願っていたことを伝えた。その言葉を聞いて涙するのぶ。嵩は「だから正義なんか信じちゃいけないんだ。そんなもの簡単にひっくり返るんだから。でも、もし逆転しない正義があるとしたら、全ての人を喜ばせる正義。僕はそれを見つけたい。千尋のために、そうすることしか僕にはできないと思って。何年かかっても、何十年かかってもみんなを喜ばせたいんだ」と語る。「そう思ったら…。うん。生きる希望が沸いた。絶望なんかしてられないって。だから生きるんだ。千尋の分もみんなの分も。のぶちゃんも生きてくれ。次郎さんの分も、のぶちゃんが大好きな子どもたちのためにも」とのぶを励ました。◆「あんぱん」のぶ(今田美桜)&嵩(北村匠海)の再会シーンに反響集まる焼け野原で静かに語り合う2人の再会シーンに、視聴者からは「余韻の残る素敵なシーンだった」「千尋くんも隣にいる気がした」「朝から涙が止まらない」「逆転しない正義か。アンパンマン誕生へと繋がる回だった」「ついにアンパンマンへの道が見えてきた」と反響が寄せられている。(modelpress編集部)情報:NHK【Not Sponsored 記事】