【眠れない日本人】約51%が「不眠症」疑い!?「寝る前のスマホをやめる」よりも前にまずすべきことは | NewsCafe

【眠れない日本人】約51%が「不眠症」疑い!?「寝る前のスマホをやめる」よりも前にまずすべきことは

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【眠れない日本人】約51%が「不眠症」疑い!?「寝る前のスマホをやめる」よりも前にまずすべきことは

バランスの良い食事、規則正しい生活、適度な運動……キレイになるために必要とは分かってはいるけれど、「続かない」「そもそも忙しくてムリ」という人も多いのでは。

そこでオトナサローネでは、「健康博覧会2025」に足を運んで来ました。中でも注目したのが、nishikawaの日本睡眠科学研究所が登壇したセミナー『最高の睡眠とは~美と健康につながる最新のエビデンス~』。なんと、眠っているうちに美しさと健康が手に入るそうです! お話をされていた日本睡眠科学研究所に、詳しく解説していただきました。

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▶睡眠を「可視化」できる!?

睡眠アプリなどを駆使。まず最初に自分の睡眠を「可視化」することが大事

睡眠の質を高めるには、寝具を見直すだけでなく生活習慣や寝室環境を整えることも重要です。ただ、今の自分の睡眠環境がいいのか、悪いのかの判断もとても難しいですね。

「自分に合った快眠を目指すためには、睡眠状態を可視化しセルフチェックすることが有効。そこで、スマートウォッチやスマートフォンアプリなどを活用してみませんか。nishikawaの睡眠アプリ「goomo」もあるので、ぜひ試してみてください」

「“よい睡眠”と“新しい1日”をつなぐスマホアプリ」として、日本睡眠科学研究所が蓄積した長年の知見から導き出した、睡眠スコアやアドバイスを提供。スマートアラーム機能、GPS機能を用いた行動アシスト、カーテンや照明と連動する家電連携、遠く離れた家族の睡眠と連携する見守り機能などを導入している。また、『[エアーコネクテッド]SXマットレス』と連携することにより、自律神経バランスや無呼吸リスクの測定などができ、より高精度の睡眠データ測定が可能に。

▶就寝中は肌のバリア機能が落ちる!?

寝ている間の肌ダメージの原因となる3つのポイント

また、寝ている間は肌のダメージを受けやすいという驚きのエビデンスも。大阪医科薬科大学皮膚科学教室の森脇真一先生と日本睡眠科学研究所では、日頃から肌と睡眠に対する研究を進めているんだとか。

「外側からのアプローチについて解説しましょう。日中に比べて、夜寝ている間は肌のバリア機能が落ちやすくなります。寝ている間に受けるダメージから肌を守ることに着目し、特に気をつけたい3つのポイントをご紹介します」

ポイント1 圧力
「横向きで寝ると、頬に枕が当たって圧力が集中しやすくなります。肌は刺激を受けるとメラニンが生成され、さらに継続的に圧力を受けると、ターンオーバーが正常に行われずメラニンが蓄積しやすくなり、シミになるといわれています」

ポイント2 摩擦

「人は、一晩で20~30回寝返りを打つといわれています。寝返りは、体温調節や血液循環を悪くさせないために必要ですが、寝返りをすると肌に寝具との摩擦が生じることも。皮膚の表面に目に見えない小さな傷が付き、この傷から皮膚内部の水分が蒸発し肌荒れの原因になります」

ポイント3 乾燥

「睡眠中は一晩でコップ1杯程度の汗をかくと言われており、乾燥しやすい状態になっています。肌の乾燥はバリア機能の低下をもたらすため、ダメージにつながります」

枕との摩擦や圧力がシミの原因になっているなんて驚きです。となると枕カバーの素材も重要になってきますね。

▶「寝ているだけで」肌が潤う!?

枕、パジャマはこだわって選ぶ時代。コスメティックナイトウェアにすると、寝ている間に肌が潤う(※1)ってホント?

肌ダメージの3つのポイントを知ったところで、睡眠環境を見直すためには、どうしたら?

「寝室環境や寝具の見直しが効果的です。例えば枕は、後頭部・首・肩をバランスよく支えてくれるタイプを選ぶと、寝つきや眠りの深さも変わりやすいです。また、部屋着で眠る人がいるかもしれませんが、パジャマに着替えることも大切。その行為そのものが、『眠りの時間だよ』というスイッチの切り替えにつながります。

近年は、機能性パジャマも注目されるようになりました。疲労回復、血流促進などメーカーによってさまざまで、nishikawaでも美容睡眠®ブランド「newmine」でコスメティックナイトウェアを取り扱っています。着るだけで、スキンケア(※1)できる保湿(※1)効果が期待できるでしょう」

繊維にビタミンE(※2)が練り込まれた生地を採用。体温や摩擦に反応して放出されるビタミンE(※2)が角層まで浸透する。また、伸縮性の高い生地で動きやすさをつくる「X-Back」、手の甲までしっかり保湿(※1)ができるように伸ばして使用できる手首部分の2重構造など、こだわりの機能を搭載。

数々の実験結果に基づいて、眠っているうちに美と健康を手に入れることは「夢みたいな話」ではなく、「現実の話」に近づいてきています。睡眠の質、環境、アイテムを整えて、「眠る」ことを美と健康ケアの一つとして取り入れてみてください。高い高級美容液を買うより、上質な睡眠習慣の方が、きっと皆さんのお役に立つに違いありません。

※1 肌や髪に触れる部分

※2 酢酸トコフェロール(うるおい成分)

【解説】

西川(株)日本睡眠科学研究所

nishikawaは創業 1566 年、今年459年目を迎える寝具メーカーで、 約40 年前から社内に「日本睡眠科学研究所」を作り、研究を進めている。正しい方法で良い睡眠をとることで、各種ホルモンの変化、肌質の改善、腸内環境の変化など、健康美容において様々な効果があることが証明されている。


《OTONA SALONE》

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