【モデルプレス=2025/06/09】女優の北川景子が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『あなたを奪ったその日から』(毎週月曜よる10時~)より、梨々子役を演じる平祐奈、玖村役を演じるSnow Manの阿部亮平のコメントが公開された。【写真】平祐奈&スノ阿部亮平、緊迫感溢れる対峙シーン◆北川景子主演「あなたを奪ったその日から」本作は、食品事故で子どもを失った母親・中越紘海(北川)が、事故を起こした惣菜店の社長・結城旭(大森南朋)に憎しみを抱くなか、図らずも旭の次女・萌子(倉田瑛茉)を誘拐することから始まる、11年に及ぶ母の復讐と親子愛の壮大なストーリー。◆玖村(阿部亮平)&梨々子(平祐奈)の関係性は?第7話では、旭と紘海が働く『スイッチバック』が関西に進出することになり、デベロッパー企業の会長とその家族を別荘でもてなすことに。そこで、紘海の愛娘の死を思い起こさせるような子どもの誤嚥(ごえん)トラブルが起き、それによって紘海と旭の距離が縮まる様子が描かれた。一方で、恋人との関係がうまくいっていない様子の梨々子は、何かを吹っ切るかのように母・江身子(鶴田真由)のスナックでやけ酒をあおり、さらに、その優しさにつけ込んで玖村に迎えに来させるという、清々しいほどのワガママっぷりを披露。そんななか、初めて江身子と顔を合わせた玖村が「りりちゃんのお母さんですか?」と問いかけるシーンが放送されると、Xでは瞬く間に「りりちゃん」がトレンド入り。自分を社会的に抹殺した相手を“ちゃん”づけで呼ぶ玖村の心理にSNSはざわつき、「りりちゃん呼びはなかなか衝撃」「り、りりちゃん??クソ親子から格上げされてる」「今夜もハラハラドキドキ、ムカついたり、あっという間の1時間だった…一番驚いたのは玖村くんのりりちゃん呼びだけど…」などと、驚きの声が相次いだ。そんな玖村について、阿部は「梨々子には誰か他の人がいて、その人がダメだったから呼ばれる、そんな存在です」と、やや自虐的にコメント。しかし、平がすかさず、「でも、梨々子は玖村さんだけにはすべてを見せることができるというか、わりと、本音に近い思いを素直に話せてしまう、そういう間柄ですね」とフォローした。第8話では、そんな不思議な関係の梨々子と玖村が、事態を急転させるトリガーとなる。紘海が10年にわたって隠し通してきた“嘘”に少しずつほころびが生まれ始める第8話。その見どころについて平は、「玖村先生には梨々子が悪いことをしてしまったんですけど、“人生終了”したのは、玖村先生だけなのか…ほんとうの家族とは…など、家族愛の話も描かれていきます。梨々子もすごく強がっていたけど、やっと弱音を吐く場面も出てきます」と、梨々子の新たな一面が見られることを示唆。一方の阿部は、「このあとの物語も、すごい展開が待っています。あらためて、親子愛、家族愛の美しさ、素晴らしさみたいなものが感じられると思いますので、ぜひお楽しみに。また、僕が演じる玖村がどうなるのか…こちらもぜひ注目していただきたいです」とコメントした。(modelpress編集部)◆平祐奈&阿部亮平コメント全文Q.ドラマは7話まで放送が進み、最初は家庭教師と教え子だったお2人の関係も少しずつ変化していきます。それぞれ、これまで演じてみての感想をお願いします。平:梨々子は、母親が幼い頃に家を出ていってしまって、いろんなことがあって…、父親とも素直に向き合えない。物事をまっすぐには考えられない人物なのですが、8話ではさらに、“闇”に入っていくかなと思います。今回の役は、私としては初めてに近い役で、とてもやりがいはあるのですが、梨々子役に向き合うのは、取り憑かれたように重くて、しんどい時があります。現場はとっても明るくて楽しいんですけど、家に帰ると、ずーんと倒れこんじゃう時もあるくらいです(笑)阿部:そんな、闇に落ちていく梨々子に振り回される、玖村を演じる阿部でございます(笑)。平:かわいそうに…阿部:梨々子には誰か他の人がいて、その人がダメだったから呼ばれる、そんな存在です。平:でも、梨々子は、玖村さんだけには、すべてを見せることができるというか、わりと、本音に近い思いを素直に話せてしまう、そういう間柄ですね。阿部:たしかに、変な絆があったりしますね。僕も演じがいという意味では同じで、家庭教師時代より、一回人生終了したというか、すべてを諦めた、やさぐれた後半の玖村のほうが、演じる上では、とてもやりがいを感じています。Q.初共演かと思いますが、お互いの印象を教えてください。平:真面目な、誠実なお兄さんのイメージだったのですけど…そのまんまでした(笑)。物知りだから、クイズ番組に一緒に出演させていただいても、すごく安心できましたし、何を聞いても答えてくださるので、現場でもすごく心強い存在でした。阿部:クイズ番組では、僕が自身満々に答えていって、みんなに頼ってもらって、もし間違えたら、みんなにいろいろ言われようというスタンスでいったんですけど…平:完璧に答えてましたね。阿部:ありがとうございます。平さんの印象は…すごく芯のある女性という印象はあったんですけど、梨々子の悪女っぷりの演技を見ると、すごく豹変して(笑)。平:えーー(笑)阿部:役として振り切られているというか、でもカットがかかると、いつもの平さんに戻るのが驚きましたね。Q.好きなシーンを教えて下さい。阿部:紘海さんがタイナスに入る、面接の時のシーンですかね。絶対にすごいシーンになるなと、台本の段階から思っていました。平:私はやっぱり、3歳の萌子、倉田瑛茉ちゃんが出ているシーンがすごくホッコリして印象的です。年月が経っても梨々子の頭の中には、ずっと小さい萌子がいるので、その意味でも、瑛茉ちゃんのシーンを見れば見るほど、切なくもなるし、でもほっこりします。Q. 撮影現場ではどんなお話しをすることが多いですか?平:私は大森さんと健康の話をすることが多いです。大森さんも花粉症らしいんですけど、腸内環境を整える話とか、健康食品の話だったり…とても良いハーブティーを紹介してくださいました。筒井さんとも一緒に話しています。阿部:筒井さん、健康の話、信じなさそうだけど(笑)平:筒井さんも、健康情報取り入れられてます(笑)。阿部:僕が、景子さんとお話ししていて、印象的だったのは、まだ景子さんが第1話を見る前に、旦那さんのDAIGOさんが先に1話を見られたようで、旦那さんが『1話の玖村がすごくよかったよー』って言ってたよって伝えてくださって。それを聞いてうれしかったですね。Q.8話の見どころ・視聴者へのメッセージをお願いします!平:玖村先生には、梨々子が悪いことをしてしまったんですけど…“人生終了”したのは、玖村先生だけなのか…ほんとうの家族とは…など、家族愛の話も描かれていきます。梨々子もすごく強がっていたけど、やっと弱音を吐く場面も出てきます。私は、台本を読んで、次が気になってしょうがなくて、止まらなくて、一気に読んでしまいました。最後まで見逃さないでほしいなと思います。阿部:一気読みできない視聴者さん、気になるだろうなと…すごくかわいそうって、思うときがあります。このあとの物語も、すごい展開が待っています。あらためて、親子愛、家族愛の美しさ、素晴らしさみたいなものが感じられると思いますので、ぜひ楽しみにしていただけたらなというのと…僕が演じる“人生終了”した玖村が、どうなるのか…こちらもぜひ注目していただきたいと思います。◆第8話あらすじ旭(大森南朋)が隠ぺいしている真実を明らかにするため、被害者の母として取材に応じてほしいと砂羽(仁村紗和)に頼まれた紘海(北川景子)。砂羽は、事件から時が経った今なお旭を追及する理由を紘海だけに明かすが、それでも、旭のことを知るうちに彼を100%悪人だと思えなくなっていた紘海は、葛藤する。一方、ひょんなことから梨々子(平祐奈)と食事をすることになった玖村(阿部亮平)は、先日接待があった葉山で撮影したという写真を見せられる。すると、そこには見覚えのある一人の女性が。その人物が旭の部下の“中越さん”だと教えられた玖村は、その正体が気になり、ある場所を訪ねる。そんななか、近頃帰りが遅くなり、メイクをするようになった娘を怪訝(けげん)に思っていた紘海は、美海(一色香澄)が駅員の柊(小林虎之介)と親しくなったことを知り、そのことで2人は大喧嘩に。美海は家を出て行ってしまう。時を同じくして、旭の元には梨々子が倒れ、病院に運ばれたという知らせが入る。しかも、旭の心配をよそに、梨々子は誰にも会いたくないという。奇しくも、両家で起きた出来事は紘海と旭の距離を縮めることになり、それがきっかけで旭が抱えている苦しみを知ってしまった紘海は、これ以上旭のそばにはいられないと、あることを決意して…。【Not Sponsored 記事】