KEY TO LIT井上瑞稀“令和の問題児”で主演にキャスティング 演出家が起用理由明かす【W3 ワンダースリー】 | NewsCafe

KEY TO LIT井上瑞稀“令和の問題児”で主演にキャスティング 演出家が起用理由明かす【W3 ワンダースリー】

芸能 モデルプレス/ent/wide/show
“問題児”で主演にキャスティングされた井上瑞稀(C)モデルプレス
【モデルプレス=2025/06/07】KEY TO LIT(キテレツ)の井上瑞稀とウォーリー木下氏が6日、都内で開催された舞台「W3 ワンダースリー」の囲み取材に、平間壮一、永田崇人、松田るか、相葉裕樹、彩吹真央、中村まこと、成河とともに出席。ウォーリー氏が、井上を今作の主演に起用した理由を明かす場面があった。

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◆井上瑞稀“令和の問題児”で主演にキャスティングされる

本作で井上が演じる星真一は、日本の田舎にある小川村に住む漫画を描くことが好きな少年。自身の役柄について問われると「自分の気持ちや夢みたいなものを発信するのが得意じゃなかったりするのですが、それがいろんな人との出会いや繋がりを通して、真一がどう成長していくのかも、ぜひ皆さんに楽しんでいただけたらなと思います」と伝えた。

また、本作制作にあたり、脚本の福田響志氏と食事に行ったという井上。その際に「ウォーリーさんとは『ルーザーヴィル』(2023)以来の2度目なんですけど、真一という役が原作とはまた違うベクトルの問題児で。現代の内側にこもるような真一に変わっていて」とした上で「真一を描くってなった時に、割と早い段階でウォーリーさんが『こういう問題児にするなら井上瑞稀がいいんじゃないか』という提案をしてくれたみたいで」と口に。「だから、“問題児キャスティング”されてるんですよ(笑)。“令和の問題児キャスティング”されていて。それどうなんだっていう…」と疑問を明かした。

これについてウォーリー氏は「2年前に一緒に作品をやった時、1回も喋んなかった。本当にずっと何か書いてる。『何考えてるんだろう』って逆に興味を持って僕の方から話しかけるぐらいで。でも、劇場に入ってから急激に焦ってきたのか、めっちゃ声出しし始めて(笑)。『この子こんな二面性あるんだ』って。普段は多分本当に何も喋んないけど、めちゃくちゃいろんなことを考えていて、でもめちゃくちゃいろんなこと考えていることを爆破させる瞬間を劇場まで待ってたんだ。みたいな」と井上の姿に興味を持ったと話した。

続けて「だから、まさに今回の役を考える時のモチーフになっているくらい。『瑞稀が真一をやるならこういうことを言ったらどうだろう』と考えて、もちろん響志くんと相談しながらですが」と井上の姿がモチーフになっていると告白した。

これについて、記者から「問題児の認識はあるか?」と投げかけられた井上は「確かに僕、本当に喋るの苦手なので…今回のワークショップの時もたくさんいろんな方に話しかけていただきながらだったので、すごく助かりましたね」とにっこり。また、歌もある中で、ミュージカル経験もあるキャストからアドバイスをもらったかという問いには「たくさん(アドバイスを)いただいています。テンポの取り方とか、想像の膨らませ方みたいなものをすごくたくさんお話していて、楽しいです!」と語っていた。

◆井上瑞稀主演舞台「W3 ワンダースリー」

1965年~1966年まで「週刊少年サンデー」(小学館)に連載された手塚治虫氏原作の本作は、誕生してから2025年で60周年を迎える名作。戦争、温暖化、食糧危機、地震やエネルギー不足など、自然と共存する上での多くの課題を抱えた地球で、手塚氏の目を通して“豊かさ”とは、“悪”とは、“正義”とは、を問いかける。(modelpress編集部)

◆公演詳細

・東京公演
日程:2025年6月7日(土)~29日(日)
会場:THEATER MILANO-Za

・兵庫公演
日程:2025年7月4日(金)~6日(日)
会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール

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《モデルプレス》

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