【モデルプレス=2025/05/29】俳優の梅沢富美男が、7月5日スタートの東海テレビ・フジテレビ系全国ネット土ドラ「浅草ラスボスおばあちゃん」(毎週土曜23時40分~/全11話)で、全国放送の連続ドラマ初主演を務めることが決定した。【写真】梅沢富美男、新鮮な金髪ショット◆梅沢富美男主演「浅草ラスボスおばあちゃん」本作は、「いい歳して」なんて言わせない、75歳で職を失った松子が便利屋を起業しクセの強い若者だらけのシェアハウスで第2の青春に挑む痛快リスタート物語。ラスボスおばあちゃん・松子が、困っている人からの依頼に、時に奇抜に、時に破天荒に見える言動で驚かせながら、いつも相手と同じ目線に立って失敗や空回りも繰り返しながら、全力、キュート、ハートフルに解決。松子自身も、老後の孤独や人生の意味と向き合い、進化していく物語である。そんな好奇心旺盛な松子に振り回されるシェアハウスの住人たち…完璧主義で真面目な区役所職員の30代女性、動画クリエイターの20代女性、人力車の車夫の大輔、韓国人留学生など。松子との出会いを通じて若者たちが少しずつ変わっていく。SNS時代の若者たちが直面する、コミュニケーションの希薄化、キャリアへの迷いといった社会的問題を、人生経験豊かなおばあちゃん・松子が、柔軟な視点で、時に厳しく、解決に導いていく。◆梅沢富美男、75歳の自由奔放な“おばあちゃん”に梅沢が演じるのは、浅草のアパートで50年以上、ひとり暮らしをしてきた庶民派の女性・日向松子(75)。仲間の竹子、梅子とは腐れ縁だが、家族はいない。浅草には多くの人脈があり、街の裏も表もよく知るが、実は岐阜・飛騨高山の出身。20代の頃に訳あって家を出てから、浅草のアパートで暮らしてきた。アパートの住人たちは松子を温かく受け入れてくれた。家族のように醤油の貸し借りができる、長屋のような居心地の良い場所だったが、老朽化が進み取り壊しが決定。いつのまにか住人は松子だけに…。「50年以上、笑った思い出も泣いた思い出も全部ここにある」。古くなり見放されたアパートと今の自分を重ね合わせ、思い出のある場所から出ていくことに抵抗していたが、高齢者の孤独死が増える社会で「最期をひとりで迎える」かもしれないことに、心の奥に孤独感も抱えている。“ラスボスおばあちゃん”役を演じることについて梅沢は「今までいろいろなドラマに出演させていただきましたが、この歳になって初めて、全国放送連ドラの主役オファーをいただけるとは思ってもみませんでした。それもまさかのおばあちゃん役!」と驚きを明かし、「舞台が僕にゆかりの深い浅草ということで、二つ返事でお受けすることにしました」と快諾したという。作品については「見たらなんだか元気をもらえる。そんなドラマになっています」と紹介し、「是非週の終わりにこのドラマを見て浮世の憂さを晴らしてください」とメッセージを寄せた。(modelpress編集部)◆梅沢富美男コメント全文ラスボスおばあちゃん・日向松子を演じます梅沢富美男です。今までいろいろなドラマに出演させていただきましたが、この歳になって初めて、全国放送連ドラの主役オファーをいただけるとは思ってもみませんでした。それもまさかのおばあちゃん役!そして舞台が僕にゆかりの深い浅草ということで、二つ返事でお受けすることにしました。下町浅草を舞台に古き良き昭和の人情芝居を彷彿とさせるような、今の若者にはおせっかいともとられかねないけどなんか憎めない、そんなパワフルな松子おばあちゃんがまわりを巻き込んで大活躍します。登場人物もみんな個性的な愛すべきキャラクターばかりでこれからの撮影がとても楽しみでなりません。見たらなんだか元気をもらえる。そんなドラマになっています。是非週の終わりにこのドラマを見て浮世の憂さを晴らしてください。◆東海テレビ 鵜澤龍臣プロデューサー コメント経験豊富な人生の先輩が、ためになる教訓を説きながら世の中の不条理をバッサバッサとぶった斬る!…このドラマはそんなヒーロー、いやヒロインものとは一味違います。「困っている人の最後の砦になりたい」。世の中に冷たく年寄り扱いされ、75歳で便利屋を立ち上げたラスボスおばあちゃん・松子は、上から目線ではなく、常に若者たちと同じ目線に立って様々な問題に立ち向かいます。その中で、松子自身もパワフルに、時に怒り、時に笑いながら常に進化していく…そこがこのドラマの見どころです。松子おばあちゃんを演じるのは、女形として活躍してきた梅沢富美男さん。艶やかな美女を中心に、幅広い女性を演じられてきた梅沢さんが放つ圧倒的なエネルギーと、チャーミングな演技があってこそ実現できたキャラクターです。「ばばあだって初めてばばあをやってんだ」「あんたの言ういい歳って何歳のことだい?いい歳なら自由に生きた方がいいじゃないか」いつも勝ち気でポジティブだけど、ちょっと孤独を感じ、最期まで社会とつながっていたい松子の言葉は、多くの世代の胸に刺さります。「歳を重ねること」が少しだけ楽しみになる、そんな人間味あふれるヒューマンドラマをぜひお楽しみください!◆第1話ストーリー浅草の古びたアパートで50年以上、ひとり暮らしの松子(梅沢富美男)は、夏の暑さにも負けず、今日もマイペースに生きている。一方、区役所のまちづくり課に勤める几帳面で融通の利かない職員・森野礼は、老朽化したアパートから松子をやんわり退去させるミッションを上司から押し付けられる。そんな中、松子が長年働いてきた定食屋さんが、ターゲットを若い世代にすえたカフェへとリニューアルする方針を固める。「高齢者はお呼びでない空気」をひしひしと感じた松子は、引退を決意する。それでも松子は、行きつけのバーで同年代の仲間、竹子と梅子には本音と愚痴をこぼす。年齢を理由に居場所を奪われることへの怒りと寂しさともどかしさ…。「一生懸命生きてきたのに、なんだか泣けてくるね」そんな松子を励ます竹子と梅子。「松子にしかできないことがあるんだって。昔から浅草の町じゃ、困ったときの松子だったじゃないの」「そんなの仕事になんないだろ……いや、なるかも」筆を取った松子は新たな事業の屋号を書く――その名も「便利屋ラスボスおばあちゃん」。松子は竹子、梅子と共に、仲見世でチラシを配って盛大に便利屋の街頭宣伝へ。観光客らからも注目を浴び、本人たちは大いに手ごたえを感じ、世間の「おばあちゃん」へのニーズを感じ取る。「いい歳だからこそ、自由に生きたいんだよ!」礼が現れ、制止に入るが、松子は毅然と言い放つ。一方、区が取り組む魅力発信プロジェクトの一環で、中国のドラマプロデューサーが浅草へ視察に来ることに。礼は上司から“おもてなし”として、浅草の行列店の入手困難なカステラを用意するよう指示される。礼が困っていると松子が現れ、便利屋の最初の仕事として、カステラを買いに行くことを申し出る。「店の先代とは仲良しだった」と自信満々に意気込む松子だったが――。【Not Sponsored 記事】