5月20日に放送された日本テレビ系『THE DANCE DAY』にて、King & Prince・高橋海人やNAOTO(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)ら総勢16人のダンサーがコラボパフォーマンスを披露する企画が行われ、大きな注目を集めた。本記事では、昨年から引き続き話題を呼んだ同企画の魅力を深堀りしながら、特にSNSで話題を呼んだ場面などを紹介したい。
【関連】SKY-HI手掛ける『D.U.N.K.』が始動!BE:FIRSTら人気グループが名を連ねる大型プロジェクトが早くも話題に
『THE DANCE DAY』とは、プロ・アマ不問、年齢制限なしで“一番楽しませたチームが勝ち”というルールの元、2022年より開催されているダンス日本一決定戦。昨年5月27日に前回の決勝大会が行われた際には、番組とSKY-HIが手掛けるダンス&ボーカルプロジェクト「D.U.N.K.」とのスペシャルコラボとして、さまざまなダンサーによる事務所の垣根を越えたメドレーが披露され、大会を盛り上げた。そんな人気企画が、今年は全16人が参加するというパワーアップを遂げて帰ってきた形だ。
近年、グループや事務所の垣根を超えたコラボレーションがさまざまな音楽番組などで行われて人気を集めているが、『THE DANCE DAY』のパフォーマンスの特色としては、ダンス大会である本編の流れを汲み、参加者に各グループの実力派ダンサーらが名を連ねていることではないだろうか。昨年から引き続き出演している RAN(ME:I)や松井利樹(BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE)といった勢いのある若手はもちろん、今年は国内外のアーティスト500曲以上の振付を手がけたダンスパフォーマンスグループ・s**t kingzのkazukiとshoji、EXILEと三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのパフォーマーとして活躍するNAOTO、同大会の審査員も務めるTAKAHIROなど、長きに渡って国内のダンスシーンに影響を与えてきたメンバーが加わることで、パフォーマンスにより深みが増した印象だ。
今回の放送で特に注目を集めたのが、コラボパフォーマンスの1曲目として披露された、NAOTO・高橋・kazuki・shoji・宮近海斗(Travis Japan)・ユンホ(東方神起)・RIEHATAによる、マイケル・ジャクソンの「Beat It」のパフォーマンスだろう。1曲目にふさわしいスキルフルなパフォーマンスに、SNS上からは、「何度でも観たくなる」「最強豪華アベンジャーズ」「みんな上手いから目が足りない!」などと絶賛の声が相次いでいた。また、今年はME:Iの「Click」やILLITの「Magnetic」がセットリストに組み込まれていることも大きな特徴と言えるだろう。さらに、この2曲のパフォーマンスはRANとIROHA(ILLIT)を含む男女混合チームが担当しており、意外性のあるコラボレーションとなった。
番組の公式Instagramでは、普段異なるグループで活躍する出演者らが和気あいあいと交流する姿が公開されていたほか、リハーサル直後に宮近が、「楽しいです。いろんな方と踊れて、ダンスで交流できるっていうのは。ダンスやっててよかったなって思う瞬間」としみじみ語る場面もあり、彼らにとっても貴重な体験となったことがうかがえる。垣根を越えて共に踊ることで新たな化学反応を生んだダンスコラボレーション。今年の盛り上がりを経て、次回以降の『THE DANCE DAY』のスペシャルステージがどのような展開を見せるのか注目だ。
※高橋海人の「高」ははしごだか