【モデルプレス=2025/04/20】4月19日、新しい都市型フェス「CENTRAL MUSIC&ENTERTAINMENT FESTIVAL 2025」(以下「CENTRAL」)の台北公演が開催され、新しい学校のリーダーズ・キタニタツヤ・櫻坂46・HANA・J.Sheonの全5組が出演。2200枚のチケットは完売し、会場は満員の観客で埋め尽くされた。
オープニングアクトは台北出身の新世代R&Bアーティスト、J.Shoen。ステージに登場すると、自身の原点であるデビューシングル「You’ll never know」をメロウに響かせる。家族と共にニューヨークで暮らした経験もある彼が紡ぎ出すのはメロディアスなR&B。中華圏のグラミー賞とも呼ばれる金曲奨の最優秀中国語男性歌手賞にノミネートされた実力を大いに発揮し、心に染み入る歌声とメロディーに 会場の視線を一気に集める。
「LFG 卡一下」では、ミディアムアップテンポなリズムに身体を揺すらすオーディエンスたち。「『CENTRAL』に招待されてうれしい」と語るJ.Shoen。最後に歌ったのは「Ballad 輸情歌」。中華圏のインディ音楽アワード・金音創作獎(Golden Indie Music Awards)で最優秀R&Bソング賞(最佳節奏藍調歌曲獎)に輝いたこの曲で、続くステージへと場を温めた。
4月2日にメジャーデビューを果たしたばかりながら、早くも海外初ステージに登場したのは、オーディション番組「No No Girls」から誕生した7人組のガールズグループHANA。この日は、「Drop」からスタートした。パワフルなダンスと力強い歌声、堂々たるパフォーマンスで会場を沸かせる。続いて「Tiger」では椅子を使ったダンスパフォーマンスを披露。会場もグルーヴに包まれる。MCでは力強いダンスとは一転、1人1人自己紹介しながら、小籠包や地瓜球(さつまいもボール)など台北で印象的だった食べ物の話も飛び出すかわいい一面も。
チャイムが鳴り響くと会場も準備は万端、手拍子で迎えたのは新しい学校のリーダーズ(ATARASHII GAKKO!)だ。「Change」のイントロが流れると、あちこちから歓声が上がる。彼女たちがZepp New Taipeiのステージに立つのは昨年のWorld Tour Partに続き2度目。勝手知ったるステージと言わんばかりに縦横無尽に動き回る。ホウキを片手に「Arigato」を熱唱すると、ファンたちは両手を上に挙げて右へ左へ。「こんにちは!」と日本語や中国語、それに英語も交えて巧みにコール&レスポンス。会場を巻き込むのが上手な彼女たちのペースに巻き込まれ誰もが声を上げ、身体を揺らす。