【モデルプレス=2025/04/10】三宅健が10日、都内で開催された写真展「KEN MIYAKE PHOTO EXHIBITION “THE iDOL”」囲み取材に出席。行列に並んで撮影をしたが全く気付かれなかったことを明かした。【写真】三宅健らTOBEメンバー、ハワイでの貴重ショット◆三宅健、渋谷で気づかれず同展は、“虚像とリアルの狭間”をテーマに、デビュー以降第一線を走り続ける三宅の原点である「アイドル」を再解釈し、三宅のアーティストとしての新たな魅力を探った写真集「THE iDOL 三宅 健 写真集」の刊行を記念して開催。写真集収録の撮り下ろし作品に加えて未公開カットも展示され、写真集とはまた異なる形で、“虚像とリアルの狭間”を存分に味わうことができる。本展のテーマについて三宅は「“虚像とリアルの狭間”というテーマは、僕の『悲しいほどにア・イ・ド・ル』という楽曲の歌詞の中にもある一節でもある」と説明。そして「アイドルにおける消費と生産性みたいなことの両面性を、“虚像とリアルの狭間”をテーマにすることで定義できないかなという思いがありました」と続けた。三宅の印象に残っているのは、複数の犬と一緒に写ったカットだそう。「ワンちゃんがたくさんいるカットなんですけど、これはたまたまここでワンコを散歩させている方々がいて、『一緒に撮影させてもらえませんか』って言った」と撮影の経緯を明かし、「こんな不可思議な格好をした人を、快く飼い主さんも受け入れてくれて、この子たち(犬)もとっても行儀良く写真に収まってくれた」と感謝した。また、開催を控える写真集のお渡し会について聞かれると「コンサートで(ファンと)会ったりはするんですけど、本当に数秒かもしれないんですけど、本当に間近で目と目を合わせて、面と向かって会うってことはなかなかない」とコメント。「限られた時間と限られた人数しかできないかもしれないんですけど、僕としてはとっても、ここ最近の中で1番楽しみにしていたことです」と期待を口にした。撮影地については「低予算でやっていますので(笑)」と前置きし、「ほとんど(カメラマンの)小見山峻くんの地元だったり実家。畳の部屋だとかは彼の実家なんです。もともとおじいちゃんが住んでいたお家をお借りして撮影させてもらったりしました」と告白。渋谷PARCO前で人々の行列にまぎれて撮影したカットに関しては「渋谷PARCOの床に寝そべるという撮影をしていたんですけど、たまたま長蛇の列を見つけたんで、『そこに並んで撮っちゃえ』って言って撮ったんですけど、誰も僕のことに気付いてなくて。(人々は)目的が違うので。違うことに並んでいらっしゃったので、全く気付かないまま、この撮影に成功することができました」と明かし、「ほとんどの人が携帯見てるんじゃないですか。だから気付かれなかった」と振り返った。◆三宅健にとってアイドルとは?三宅にとってアイドルとは、という質問には「よく聞かれるんですけど、難しいんですよね」と悩みつつ、「自分にとっては普遍的でかけがえのないもの」と回答。さらに「いつの時代もアイドルっていう人たちは、ストーリーを生み出してきた存在なんじゃないかなと思っていますね」と語った。写真集と写真展に対する自己採点を求められると「今回の写真展と写真集は僕だけの作品であるわけではなくて、カメラマンのお2人の作品でもあるし、スタイリストのTEPPEIくんの作品でもあるし、僕の作品でもある。みんなでチームとして作ったものなので100点満点を付けたいですね」と回答。最後には、自身のYouTubeチャンネルで共演したお笑い芸人・やす子ちゃんに対してメッセージはあるかと聞かれると、カメラに向かって「やす子ちゃん、写真展やってるから見に来てね。5月の6日までやってるから。ゴールデンウィーク中だからお客さんが多くて大変だったりしたら、言ってもらえればオープン前に見れるようにするので、来てください」と笑顔で呼びかけていた。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】