【モデルプレス=2025/03/25】全国の大学生・大学院生を対象とした次世代を担うアナウンサーを発掘するコンテスト「第5回学生アナウンス大賞」にて、関西大学2年の森田心愛(もりた・ここあ)さんがグランプリを受賞。表彰式後のインタビューでは、受賞の心境や理想のアナウンサー像、さらには夢を叶える秘訣について聞いた。【写真】次世代アナウンサーの候補がズラリ集結◆森田心愛さん「驚きと嬉しさでいっぱい」― グランプリ受賞おめでとうございます。表彰式では涙ぐむ姿もありましたが、落ち着いた今の心境を教えてください。また思い出して(泣きそう)…。今日1日でファイナリストの方々とお話しする機会があり、皆さんアナウンサーという夢に向かってすごく頑張っていることが伝わりました。その中で自分が選んでいただけると思っていなかったので、驚きと嬉しさでいっぱいです。― 今日は壇上で1分間スピーチもありました。どのような準備をしてきましたか?ほかの方は分からないですが、私はアナウンススクールに今月やっと入って、まだ授業を受けたことがないんです。― それでグランプリはすごいですね!今年、福娘(第73代 今宮戎神社福娘)にもなりまして、何かこう、私に運がついているのかな、なんて思っております(笑)。― 今日に向けて、1人でどうやって準備・練習してきたんですか?過去の受賞者の方のコメントや、それこそモデルプレスさんの記事を拝見して、何回も何回もエントリーシートを書き直しました。― 発声も素晴らしかったですが、スピーチはどうやって?ひたすら練習をしてきました!小学生の頃からアナウンサーになりたくて、昔少し朗読を習っていたことがあったのでそれを思い出しながら練習していました。◆森田心愛さん、アナウンサーを目指した出来事― 改めてアナウンサーを目指したきっかけを教えてください。小学1年生の時に、全校生徒の前で自分で書いた作文を読む機会があったんです。その時、校長先生がすごく私の声を気に入ってくださって、国語の授業で音読をするたびに、いつも聞きに来てくれていたみたいなんです。その話を聞いて、子どもながらにアナウンサーになりたいと思うようになり、少し朗読を習い始めたり、アナウンサーという夢ができたりしました。― その後「アナウンス大賞」を受けるまでに、何かやってきたことはありますか?アナウンサーになりたいと思ったのは小学生の頃だったのですが、最近まで何も行動せずに過ごしてきてしまっていました。放送コンテストを見て「こんなにも素敵な声を出せる方がいるのに、私がなれるわけない」と思い、少しずつアナウンサーになりたいっていう夢を周りに言わないようにしていたんです。でも、就活を迎えるにあたって自分を見つめ直した時に「やっぱり私はアナウンサーになりたい!」と気づいて今回応募しました。◆森田心愛さん、防災士の資格を取得― 今日のスピーチでもお話ししていましたが、防災士の資格を取得されたんですよね。実は(授賞式の)の3日前に合格通知が届いたんです。この舞台で「防災士です」と言えてすごく嬉しいです― 憧れの人・尊敬されている方がいれば教えてください。芦田愛菜さんです。名言を見るのがすごく好きで、芦田さんの素敵な言葉選びをされていますし、その言葉に心を動かされています。私も言葉選びで誰かの心を動かせるようなアナウンサーを目指しています。◆森田心愛さんが悲しみを乗り越えた方法― モデルプレスの読者の中には今、さまざまな不安を抱えている読者がいます。そういった読者へ向けて、これまでの人生の中で「悲しみを乗り越えたエピソード」を教えてください。中学時代に友人関係でとても悩んだ時、周りの方に支えてもらいました。私は1人で抱え込めないタイプで、すぐに誰かに相談してアドバイスをもらうようにしていたので、1人で抱え込まないこと、周りの人の助けを借りるということは、辛い時を乗り越えるのに絶対必要だと私は思っています。― 今回、どなたかにも相談しましたか?はい!姉弟すごく仲が良くて、何か辛いことがあったら部屋に行って「ちょっと聞いてほしい話があるんだけど」って話しています。スピーチの練習は聞いてもらってはないんですけど「アナウンサーを受けようと思っている」という相談をしていました。◆森田心愛さんの夢を叶える秘訣― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、「夢を叶える秘訣」を教えてください。小学1年生の頃から夢を見ていたのに、今日まで何もアナウンサーに向かって挑戦できなかったことをすごく悔やんでいます。ですが「学生アナウンス大賞」で1歩踏み出したことで、こうやって素敵な賞をいただき、夢に1歩近づけたような気がしています。なので、挑戦すること、そのために少しの勇気を出してみることが夢を叶えるために必要なことなのかなと思います。― 最後に、今後どのようなアナウンサーになりたいかを教えてください。私自身、親近感のあるアナウンサーはすごく素敵だなと思っています。なので、私はそれに加えて、防災士の資格を取得したので災害にも特化して、よりたくさんの正確な情報を伝えられるようなアナウンサーになりたいと思っています。― ありがとうございました。◆「第5回学生アナウンス大賞」「学生アナウンス大賞」は、フジテレビが運営するアナウンススクール「アナトレ」、「めざましテレビ」、女性ファッション誌「CanCam」、ニュースメディア「モデルプレス」の全面協力のもと、全国の大学生に“アナウンサー”という仕事に触れるチャンスと、アナウンサーを目指すきっかけをつくるべく2021年より発足。今回のMCは「第1回学生アナウンス大賞」のファイナリストであったフジテレビアナウンサーの東中健が務めた。同コンテストはこれまで東中のほか、渡邉結衣(日本テレビ)、瀧口麻衣(日本テレビ)、中根舞美(テレビ東京)、高橋大悟(※「高」は正式には「はしごだか」/テレビ東京)、大仁田美咲(ABC朝日放送)、友廣南実(CBC)、檜垣すみれ(FBS福岡放送)など、数多くの放送局のアナウンサーやアナウンス職内定者を輩出している。(modelpress編集部)◆「第5回学生アナウンス大賞」ファイナリスト一覧前川百花(まえかわ・ももか)さん/東京大学2年大河原紳太郎(おおかわら・しんたろう)さん/慶應義塾大学2年濵野碧(はまの・あおい)さん/成城大学2年北川花音(きたがわ・かのん)さん/龍谷大学1年高山胡桃(たかやま・くるみ)さん/近畿大学3年古姓寛樹(ふるしょう・かんじゅ)さん/慶應義塾大学2年花田愛実(はなだ・めぐみ)さん/甲南女子大学2年森田心愛(もりた・ここあ)さん/関西大学2年内藤茉子(ないとう・まこ)さん/慶應義塾大学2年【Not Sponsored 記事】