「クジャクのダンス」“春生役”リリー・フランキー、印象に残っているシーンは広瀬すずとの屋台ラーメン「結構時間を掛けて撮影した」【インタビュー】 | NewsCafe

「クジャクのダンス」“春生役”リリー・フランキー、印象に残っているシーンは広瀬すずとの屋台ラーメン「結構時間を掛けて撮影した」【インタビュー】

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リリー・フランキー「クジャクのダンス、誰が見た?」(C)TBS
【モデルプレス=2025/03/14】女優の広瀬すずが主演を務めるTBS系金曜ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」(毎週金曜よる10時~)に出演しているリリー・フランキー(61)。第8話の放送を前に、役への思いや、印象に残っているシーンを語った。

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◆広瀬すず主演「クジャクのダンス、誰が見た?」

本作は、浅見理都の同名漫画を原作に、クリスマスイブの夜に元警察官の父親を殺された山下心麦(広瀬)が、遺された手紙を手がかりに真相に迫るヒューマンクライムサスペンス。父が遺した手紙には“冤罪”の文字が書かれており、事件の真相に迫るとき、現在と過去の2つの事件が複雑に交錯していく。

リリーは心麦の父親・山下春生を演じる。3月7日に放送された第7話で過去に林川一家6人が殺害された東賀山事件で生き残っていた林川歌と心麦が同一人物だと明かされた。春生はどんな思いで心麦とここまで接してきたのか。父親を演じたリリーが感じた思いとは。

◆「クジャクのダンス」リリー・フランキー、春生としての思い

― どんな思いで春生は心麦を育てていたと思いますか?

リリー:春生さんは本当に愛情深いですよね。第1話を見た(弁護士・松風義輝役の)松山ケンイチさんから「心麦に対するお父さんが本当に優しく見えた」と言ってもらえたんです。春生さんと、奥さんの静香(仙道敦子)さんの2人が歌を引き取ってから、すごく愛情深く育てたんだろうなと。だから、春生さんを信じて突き進む純真な性格を持つ心麦が育ったのかなと思います。そんな心麦はすずさんだけでなく登場するときの設定年齢に応じた子役の方が演じてくれているんです。春生さんとして、どの(年齢の)心麦と一緒にいても同じ感情を持つようにしています。

― ここまでの放送で印象に残っているシーンはありますか?

リリー:やはりすずさんと屋台でラーメンを食べるシーンですかね。すずさんのクランクインでもありましたし、結構時間を掛けて撮影したのですごく記憶に残っています。ここまでの放送ですずさんと同じシーンがほぼなかったので、オンエアで「そうか、こんなに心麦はお父さんに愛情を持ってくれているんだな」と実感することもあります。

そういえば、先日イギリス・ロンドンにいたときに、どうしても放送が気になって日本語で『クジャクのダンス、誰が見た?』で検索しても出てこなくて…。そのとき、スタッフパーカーに入っている「Who saw the peacock dance in the jungle?」を思い出して、無事に現地で4話を見ることができました。

― 「信じること」が本作のテーマですが、リリーさんが何かを信じるときに大切にしていることは?

リリー:自分のことすら信じられないから、ほとんどのことを信じていないんでしょうね。そうやって警戒心が強くても、知らないうちに信じていることもあるんです。信じることって、何なんですかね?

◆「クジャクのダンス」リリー・フランキー、視聴者へメッセージ

― 視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

リリー:これまでこういったエンターテインメント系のサスペンス作品に参加する機会が少なかったので、演じていてとても新鮮な気持ちでいっぱいです。まさか自分が演じる役が亡くなったことをきっかけに物語が進むような作品だとは思いませんでしたが(笑)。視聴者の皆さんも犯人考察をしてくださっていますよね。その考察を聞いてみると、僕たちが楽屋で話していたり、1人でぼーっと妄想していることとは違う視点を持っていて、とても面白いなと思います。犯人が分からないまま進んでいますが、実はいろんな家族の話が描かれています。そういったところにハマったのか、僕の友人の中学生の息子も夢中になって見てくれているようです。そうやって皆さんの日常の中で「クジャクのダンス、誰が見た?」が少しでも話題になっていたら、テレビドラマとしての役割は果たせているのかなと思います。

(modelpress編集部)

◆「クジャクのダンス、誰が見た?」第8話あらすじ

自分が東賀山事件の生き残りである林川歌だと知った心麦(広瀬すず)は、刑事・赤沢(藤本隆宏)に一連の事件の見直しを求める。

一方、法律事務所の松風(松山ケンイチ)と波佐見(森崎ウィン)、鳴川(間宮啓行)は赤沢を疑い始めていた。松風は赤沢に繋がるツテを求め、心麦の後押しもあって、母親(宮崎美子)へ会いに福岡へ。

そんな中、神井(磯村勇斗)は東賀山事件の鍵を握る最後の人物に辿り着いていた。

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《モデルプレス》

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