【モデルプレス=2025/03/07】小日向文世、戸田恵子、King & Princeの高橋海人(※「高」は正式には「はしごだか」)、山田杏奈、石井ふく子プロデューサーが5日、山田洋次×石井ふく子 TBS系ドラマ特別企画「わが家は楽し」(13日よる9時~)の制作発表会見に出席。小日向と戸田が、高橋の撮影秘話を明かす場面があった。【写真】キンプリ高橋海人が涙「こんな無力感は、なかなかない」◆小日向文世&戸田恵子、撮影秘話明かす本作で高橋が演じるのは、主演の小日向演じる平山幸之助の長男・和夫。本作を観た司会者から「和夫って結構いいやつですよね」と聞かれると、高橋は「そうなんですよね。未熟ではあるんですけど、すごく純粋でまっすぐなところが、愛されやすいのかなというか。悪く言うと、なめられやすいというか(笑)。それはもう視聴者の皆さんもそうだと思うんですけど、なめていると、気づいたら愛しく思っちゃっているみたいな、そういう魅力を持っていたなという風に思います」と役柄の魅力を語った。これに対し、司会者から「なめてはいないですよね?」と水を向けられた小日向は「全然!」と言いつつも「現場で、海人くんがいつも山田(洋次)さんにダメ出しをされていて(笑)。あの山田さんのねちっこさというか。それを現場でずっと諦めずにいる山田さん。それに対して、ずっと答えている(高橋)。『違うんだよ、君』って。その会話がものすごく面白くて、随分現場的に僕は和ましていただきました(笑)」と本作の監督を務める山田氏との撮影秘話を口に。これに高橋は「そうなんですよ。本読みのタイミングの時に、すごく1つ1つのセリフにダメ出しをいただいて、多分自分が持っていったもの全てだったと思うんですけど『なるほど』という…」と撮影時を回顧。「これは全然違うな。でも、その1回1回、自分の挫かれた心から、どうにか山田さんを認めさせたいなっていう気持ちに変わって。もう何言われても立ち向かうというか、現場からしたら子供のライオンみたいな感じに見えてたかもしれないんですけど、その立ち向かっていく姿勢っていうのは、すごく自分の中でも生かされるなっていう風に思っていました」と振り返った。高橋の母親・史枝役の戸田は「このドラマの撮影をしながらも、海人くんは歌のお仕事もあるし、パフォーマンスしなければいけない日々で。そんな中でドラマをやってる姿はもう本当に凛々しくてね」と高橋を称賛。「もちろん私たちも大変だったので、本当にみんなして自然と家族になって、手を取り合ってっていう感じはあったので、めげていたかもしれないけれども、次の日は『また頑張ってやる』と(いう気持ちで)全員がもう向かっていくという感じでした」と話した。また、高橋は「自分の撮影日数は8日間。絶対多分これからも忘れないと思う(笑)。本当に1分全てに捧げていた気がします」といい、「すごく濃くて、忘れられないような、宝物のような時間でした」としみじみと語った。◆石井ふく子プロデューサー、高橋海人を激励さらに、石井プロデューサーは「山田さんがそばにいて立ち上がると、何をするか分からないので。またその後ろから立ち上がって『あんまりいじらないでね』って怒られてました(笑)」と告白。続けて「でも、一生懸命にやってくださった結果が、今日の皆さんに記者会見ができる状況になったと思います。高橋くんも頑張ったね」と高橋に激励を送り、高橋は「ありがとうございます」と笑顔で返答した。石井氏の言葉を聞いた高橋は「山田さんは基本的にスタジオのセットの前で見られていて。先生が立ってこちらに歩いてきて。みんなで『自分じゃないか』って視線が誰に向かってるかを話し合っていたの思い出しました(笑)」と口に。これに小日向は「僕は大体海人じゃないかと思っていました(笑)」と明かし、会場の笑いを誘った。◆小日向文世主演「わが家は楽し」同作は石井氏がプロデューサーを務め、山田氏のオリジナル脚本で今の家族を、夫婦の絆を、笑いと涙と哀愁をもって描く珠玉のホームドラマ。仕事一筋で生きてきた平山家の父・平山幸之助役は小日向。その妻・史枝役を戸田、長男・和夫役を高橋、長女・遥役を桜井ユキ、和夫の恋人・美鈴役を山田、遥の夫・雄太役はえなりかずきが演じる。(modelpress編集部)【Not Sponsored 記事】
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