今年1月、13thシングル『卒業写真だけが知ってる』の活動をもって日向坂46から卒業することを発表した佐々木久美。4月5日~6日に横浜スタジアムにて開催される『6回目のひな誕祭』の2日目には、彼女の卒業セレモニーが行われることも決定しており、少しずつ旅立ちの時が近づいている。そこで本記事では、グループをまとめ上げてきた佐々木の功績を紹介しつつ、メンバーやファンからも愛される魅力に迫りたい。
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日向坂46の1期生である佐々木はグループのキャプテンを務めており、長きに渡ってメンバーを牽引してきた中心的な存在。トーク力にも定評があり、バラエティ番組などでの活躍が目立った。2023年には2ndアルバム『脈打つ感情』のリード曲「君は0から1になれ」でセンターも経験。さらに2024年からはテレビ東京系列のスポーツニュース「スポーツ リアライブ~SPORTS Real&Live~」土曜日の担当MCを務めており、グループ内外でのマルチな活躍が光るメンバーの1人だ。
そんな佐々木は、1月6日に更新した自身のブログの中で、グループから卒業することを発表。卒業を決断した理由については、「グループも後輩たちも頼もしいほど成長し、もう大丈夫だなって、自分がグループの中にいるというより、おひさまと共に見守っていきたいな、そんな気持ちになったのが全てです」と明かし、「残りの時間で教えてあげられることは全部教えたい、私にできることは全部全力で」とも意気込んでいた。なお、卒業発表の約2ヶ月前にあたる昨年11月7日には、グループの副キャプテンに3期生の高橋未来虹が就任しており、佐々木の卒業以降は高橋がグループを引っ張っていく存在となることが予想される。
1月7日、佐々木は日向坂46の公式YouTubeチャンネル『日向坂ちゃんねる』にて、同じタイミングで卒業を発表した同期の佐々木美玲、高瀬愛奈と共にライブ配信を実施した。この配信のアーカイブ動画のコメント欄には、「キャプテンが佐々木久美だったから今の日向坂がある」「久美ちゃんには本当に幸せな気持ちにさせてもらいました」「偉大なキャプテン」と佐々木の功績を讃える声も多く、ファンにとっても頼もしい存在だったことがうかがえる。また、後輩からの支持も厚いようで、4期生の平尾帆夏は自身のブログで、佐々木に悩みを相談したところ優しい言葉をかけてもらったことを明かし、「とても救われた」「久美さんがキャプテンのグループに入ることが出来て幸せだと前に四期生で話していました」とも綴っていた。佐々木はメンバーに慕われ、ファンからも愛される、心強いキャプテンだったようだ。
なお、佐々木は3月25日に1st写真集『めくる日々』を発売予定。自然豊かなマレーシアのランカウイ島と馴染み深い東京で撮影を敢行した、他では見せなかった魅力の詰まった写真集ということで、佐々木のまた違った一面が味わえそうだ。日向坂46を巣立っていくその日まで、“アイドル・佐々木久美”の姿を目に焼きつけていきたい。
※高橋の「高」ははしごだか